2011/05/23

Post #192 時はいま、百花繚乱

どうにも一日中しゃっきりしないぜ。降り続く雨のせいもあるだろう。しかし、本当の原因は分かっている。オーバーワークだ。俺の魂の無限の力に比べて、肉体が脆弱なのか?いや、ロクに眠りもせずに働いて、朝の6時に拘束をブッ飛ばして帰ってきたと思ったら、午前中にはもう次の仕事の打ち合わせだ。もう、6月の中盤までほとんど休みなしで仕事が詰まってしまっているからな。
なかなかプリントだってできやしないぜ。だから、待ってておくれよ。傑作力作揃いなんだ。君たちにぜひとも見て欲しいのさ。
それじゃ、今日の一発目、行くぜ!
Amsterdam
君たちが見てくれる事で、俺の写真は初めて完成するっていっても過言じゃないんだ。
俺はかつて、人間がどうして存在しているかっていう、哲学的なジョークみたいな話をきいたことがある。それはこんなんだ。
『宇宙は認識する者がいないと、存在していることにならない。ゆえにこそ、自らの存在を認識する知性としての生命を生み出し、十分な認識能力を保有するところまで進化させた。』
原子物理学なんかをやっている人は、人間の予想や思考が結果に影響すると、真剣に感じていたという話も聞いたことがある。もしかしたら、人間の存在ってのは、そんなところに意義があるのかもしれない。
まぁ、そこまで大げさな話じゃないんだが、どれだけ俺が自分の写真に自惚れていても、親愛なる読者の皆様に、見てもらわなけりゃ、何も意味がない。そう、つまり、女のいない世界のように意味がないのさ。(ふふふ‥、ここんところには、少しジェームス・ブラウンへのリスペクトをスパイスさせてもたっらぜ。君にはそっと教えておこう、名曲Man's Man's Man's Worldだ。)
そこで、もう一発行くかい?
Amsterdam
昨日は結局、兵庫県の加古川という歴史のある静かな街で仕事だったので、仕事の前のひと時、川から吹いてくる心地よい風に吹かれながら、ブラブラ写真を撮って歩いたんだ。
日本全国、地方都市では人々は車がないと生活できないんで、昔ながらの商店街などは、ゴーストタウンのように寂れている。閉じたシャッターやほこりをかぶった古臭いマネキンの間を、風だけがわたっていく。時折、おばーさんが通り、子供が自転車で走り抜けるくらいだ。
寂しすぎる。
しかし、寂しくとも路地には様々な花が、ひっそりと咲き誇っている。そこに住んでいる人々が育てているモノだろう。西日によってますますセピア色に染まったような街並みに、花々だけが鮮やかに映えている。
季節は今、百花繚乱だ。

読者諸君、また明日会おう。君たちの街にも、花は咲いているだろうか?

2 件のコメント:

  1. 日々のお仕事お疲れ様です。
    それにしても過密労働されているようで心配です。
    本文中にもあるように、sparksさんの写真を拝見して
    ボクの一日は終わります。
    撮り手とオーディエンスとの共同作業ですから
    お体は大事にしてください。

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  2. こんばんは、Kentifold さん。そしてご心配いただき恐縮です。ありがとうございます。私、実は店舗屋の端くれでございましまして、夜討ち朝駆け日常茶飯事の因果な稼業であります。
    私のお客さんも同業者連中も、みんなこんな有り様で、困った業界です。
    とはいえ、馬鹿正直にやってたんじゃ、死んでしまいますので、けっこうこう見えて、抜けるところは抜いているんです。昼まで寝ていたり、食後にシェスタと洒落こんだり。とにかく、眠る食べる、これさえきちんとやっておけば、なんとかなるもんです。といいつつ、休みになると寝込んでしまったりするのは、歳のせいかもしれません。
    まぁ、強がりはさておき、本当にありがとうございます。痛み入ります。これからも力を込めたり、てを抜いたりしながら続けていきます。よろしくお付きあいください。
    ありがとうございます。

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