2011/06/02

Post #202 コソ泥たちが争っている

今日は予定の仕事が雨で中止になってしまったので、久々にのんびりさせてもらったぜ。
友人と談笑したり、14枚プリントしたりね。出来の方は、う~む、イマイチかもしれんな。これはいい感じに焼けたぞ、なんて思って水洗して明るいところで見てみると、俺の紙が一本、印画紙の上にのっていたようで、白い筋が画面に走っていたりしたしな。これは放射能の影響だろう。どうにも最近抜け毛が多い気がするぜ。まぁ、昨日髪を切ったら、連れ合いには少し若く見えるようになったと言われまんざらでもないんだが…。頼むぜ、吉田所長、俺の髪の毛の為にも、早く原発をなんとかしてくれよ。ただでさえ、日本の男たちの最大の関心事は薄毛だといっても過言じゃない。男は自分の髪の毛の事、女は自分の体重の事、そんなことばかり気にしている。それがこの日本の国だ。
正確には、3月11日まで、俺達国民の最大の関心事は、そんなくだらない事だった。おかげで、政治家の連中は、国民を小ばかにしたような政策を何十年も続けてきたんだ。いわゆる愚民政治という奴さ。
Paris
俺がそんな有意義に人生を送っている間に、国会ではとんだ茶番が繰り広げられていた。
菅内閣に対する不信任案が、自民党の馬鹿連中によって提出され、採決が行われた。
民主党議員の大量造反が予想されていたが、造反者はたったの二人。大差で否決された。
とろくさいわ。
日本人は民度は高いが、その政治のレベルは残念なほどに低いと、世界中から笑われちまったことだろう。
世間では菅内閣に対する批判キャンペーン展開中だ。
俺が思うに、この未曽有の大災害に加え、人類史上最悪レベルの放射能災害だ。誰がやったとしても、うまくはいかないだろう。もちろん、それが自民党の谷垣総裁でも、小沢一郎でも。それどころか、かつての麻生が総理だったら、被災地に行ってはくだらないジョークを飛ばして国中の顰蹙を買っただろうってことも想像に難くないぜ。
にもかかわらず、2チャンネルから週刊誌、そして大新聞に至るまで、国を挙げての反菅キャンペーンだ。
何か臭い。
ここまでみんなして菅総理の事をバッシングするのを見ていると、なんだか俺の反骨精神がうずくぜ。猛烈に菅総理を応援したくなるじゃないか。別に菅に対して好意を持っているわけではないが、大政翼賛会かよ、お前らって言いたくなるほどの、猛烈な反菅キャンペーンだからね、俺の反骨精神にボーボー火がつくぜ。むしろ、お前ら、菅が総理じゃ都合が悪いことがあるのかよって思えてくるんだ。

俺が思うに、菅は市民運動家から総理になった初めての政治家だ。
きっと、経済界や官僚、そしてヤクザとのしがらみが少ないんだろう。日本の政治が、政官業の鉄壁のトライアングルに、闇の実働部門たるヤクザを加えた利益集団によって動かされてきたのは、国民みんなが知っている。奴らは堅固な利益集団として、善良な市民をカモにして、長年にわたってやり放題だったんだ。それが秘密だと思っているのは、当の本人たちだけだろう。
そんな小汚いしがらみの少ない菅だからこそ、浜岡原子力発電所運転停止の決断を下せたんだろう。俺はこれは英断だと思うけど、自民党のクソ連中は、相変わらず文句たらたらだ。よっぽど、うまい汁を吸ってきたんだろう。
これに対する東電を筆頭とする電気連合会や、経済界のプレッシャーを受けて、自民党はこの時期に、そう、よりによってこの国が戦後経験したことのないほどの災害に直面したこの時期に、内閣不信任案を提出したんじゃないかって、思えてくるくらいさ。
冗談じゃないぜ、コソ泥どもめ!
国民はとっくにそんな茶番を非常識なものだとお見通しだと信じたい。
結果的に、国民の激しい反発が報道されることによって、今回の不信任案は否決になったのだろうと信じたい。
けれど、報道を見る限りでは、菅総理が今回の震災復興と原発事故の終息にある一定のめどがついた時点で退陣するという、まぁ、どうにでもとれるような約束をしたことで、小沢が満足したというのが実情らしい。
くだらないぜ。昨日も言ったが、奴らの目はどこについてやがるんだ?奴らの耳は、国民の声をきくためにはついてないんじゃないのか?奴らの目は自分たちに献金してくれる大旦那さんの方を向いている。奴らの耳は、経団連とアメリカのほうを向いている。いつだってそうだ。
俺には国民をだましている詐欺師やコソ泥たちが、利益を巡って争いあってるようにしか見えないぜ。

俺がブログをはじめて、こんなくだらない話題にふれたことはない。俺は世間の事なんかよりも、自分自身に浮かれて夢中になっていたいんだ。しかし、あえて言わせてもらおうか?
Paris
俺は、政治家が、人々から尊敬されるような国に住みたいと願っている。
俺は、政治家が、人々から恐れられたり軽蔑されたりしない国に住みたいと願っている。
俺は、政治家になっても何にもメリットがないような、当たり前の世界に住みたいと願っている。
俺は、政治家の倅が政治家になるのが当たり前じゃないような社会に住みたいと願っている。
俺は、サラリーマンやうどん屋の倅が、志だけを頼りに政治に携わっていくような社会に住みたいと願っている。
俺は、政治家が国民の幸福のために、自らの身命を顧みず働く国に住みたいと願っている。
俺は、市民が政治家共の醜い諍いのことなど気にもしなくても、社会が円滑に回って行くような国に住みたいと願っている。
この地球のどこかに、そんな国があるのかどうか知らない。
どこの国だって、政治家はみんなコソ泥と詐欺師たちばかりだ。
しかし、そんな夢を一人一人が持ち、その夢を見ながら、国民の権利を行使していけば、つまり、よりましな奴に投票していけば、いつかはそんな国になると信じている。

読者諸君、今日は不愉快な話ですまない。しかし、どうかこの機会に一度よく考えてみてくれ。自分には関係ないなんて言うなよ、水臭いぜ。古代ギリシャの都市国家では、指導者がくじ引きで選ばれた時代もあったんだぜ。だから市民は、国家の問題について、常に自分ならこうするだろうという見識を持つ事が当然だと考えていたんだよ。そう、批判するのは簡単だけれど、自分が明日、くじで指導者に選ばれたとき、何もできないようでは困っちまうからな。
どうにも俺は、この国の政治風土に嫌気がさしている。
世界中どこでも、味噌カツや味噌煮込みうどんやきしめんが食えて、赤だしの味噌汁が飲めるんなら、とっくにこの国から逃げ出しているだろうよ。しかし、そんな国は日本しかない。厳密に言えば、俺の住む愛知県だけだがね。ならば、コソ泥連中の国民を舐めきった今日の振る舞いを忘れることなく、よりましな国になるように、国民の権利を行使し続けていくしかないんだ。
読者諸君、失礼する。バカバカしくってやっていられないぜ。

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