2011/10/20

Post #341 Fetishism

本来、性的な対象でないものに性的な興奮を覚えることを『Fetishism』というのだが、俺はよく、俺の写真を見た人から、足フェチだと指摘される。
ふむ、俺は苦笑いしながらいつも思うのさ。『当たらずも遠からずだ』ってね。
足フェチじゃないと思うんだよ。むしろ俺はストッキングとかタイツとかに対する嗜好性があると思うんだ。俺の中では、それは女性の象徴のようなものだからだ。
いやいや、だからって干して女性のストッキングを盗んだり、夜道で女性を襲って掃いているストッキングや網タイツを無理やりに脱がせてしまうようなことは、無い。それは犯罪だ。ただでさえ、国家権力の走狗オマワリどもから職務質問を受けやすい独特のオーラを放っている俺のこった、そんな変態じみた犯罪行為をしていたら、一年の半分は刑務所入りだろう。一年のうちの半分は、何かしら故障して、ディーラーの修理工場に入っていたと言われる昔のジャガーみたいだ。人生の楽しみが半減だ。
しかし、問題としては写真をずらりと並べてみると、やはりそんな性的な嗜好がうかがえるような傾向にあるのは否めんことだ。
あ、そうそう、誤解が無いように言っておくと、男がストッキングやタイツを穿いていたとしても、決してぐっとしないから。中世のフランスの貴族とかのように、イイおっさんが白いタイツとかはいて俺の前にしゃしゃり出てきやがったら、きっと俺は、不快感のあまり吐き気を催すだろう。もしくはローリングソバットをお見舞いしてやるぜ。
やはり、ストッキングやタイツが女性のはくものだという点が重要なんだろう。中身もそれなりに重要なんだ。しかし、それなりだ。やはり目が行ってしまうのは、黒くて少し透けてるようなストッキングや、厚手でも光沢があったり、目を引くような柄がプリントされているタイツだったり、少し肉付きの良いももやふくらはぎに食い込むようにまとわりついている網タイツだったりするわけだ。
うむ、これではますます変態だと勘違いされてしまうわ。まいったなぁ・・・。
Amsterdam
俺のような好青年が、いやむしろすでに好中年か、寂しいことだ、何故にそんな性的な志向性を持つようになってしまったのか。疑問は尽きない。ここはひとつ、よく考えてみよう。
精神分析学の開祖・フロイトは、フェティシズムの原因の大半は、幼児期のトラウマにあると考えていた。ふむ、幼児期にねぇ。俺は自分の記憶の海に潜り、普段は表面に上がってこんような、そう深層海底水のような記憶を漁ってみる。あった、あった。ありましたよ。
この地球にやってきて間もない子供の頃、俺は私立のカトリック系の幼稚園に通っていた。キリスト教に関することは、この幼稚園時代に学んだことが、基礎になっている。毎月貰っていた旧約聖書や新約聖書の内容を翻案した絵本の図柄を、今でもはっきりと覚えている。神の命令に逆らったヨナが、クジラから吐き出されるシーンなんか今でもはっきり覚えている。
この頃、冬になると俺はタイツをはかされていた。俺はそれが嫌で嫌でイヤでしてね。何故ってすでに幼稚園の年中さんくらいで、タイツなんかは女の子のはくもんだっていう堅固な認識があった訳だ。しかし、はかされてしまった。それが俺の、まだ生みたて卵のように新鮮な心に、トラウマとなってしまったんだろう。
幼い子供をお持ちの読者諸君、もしくは今後子供を授かる可能性のある読者諸君。子供を育てるときには、くれぐれも変なトラウマを植え付けないように、心掛けてくれたまえ。
今日はいささか疲れているんだ。俺はそろそろ休ませていただくぜ。なんせ、明日も朝から男の仕事が俺を待っているんだ。失礼させてもらうぜ。

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