2012/03/29

Post #492 まるで刑務所から釈放されたような気分さ

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遂に、俺を長いこと拘束し続けていた名古屋の某百貨店のテナント工事が終わった、終わったんだ。これでゆったり眠れるってもんだ。今日やっと、俺の手掛けていた店がオープンしたんだ。
ざまぁみろ、この野郎。
しかし、俺自身、本当にここまでこぎつけるとは、思ってもいなかった。
業界の仲間内では、俺は死にそうになってるってもっぱらの噂になっていたぜ。冗談じゃない、どっこい生きてるぜ。ビンビンぴんぴんしてるぜ。獲れたてのエビみたいだ。そういってるくらいなら、香典でも持ってくるんだな。有難く、ぱぁっと遊ばしていただくぜ。
おかげで今日はぐっすりと眠らせて貰ったぜ。電話もならなけりゃ、ピンポンもならない。俺の家に訪ねてくるのは新聞の集金と、エホバの証人くらいだ。新聞の集金は、昨日の昼間やってきやがった。だから今日は安心して眠れるぜ。昨日の俺は貴重な睡眠時間を阻害されて、怒り狂った。このオバサンは、必ず、絶対に、俺が仕事の合間に貴重な睡眠を堪能している時にやってくる。ほうぼうで居留守をつかわれるのか、何度でもピンポンを押し続ける。扉を開けたところに、若くてキレーなおねーちゃんがいるんなら、それはそれで楽しみもあるってもんだが、ムフフ・・・、皺くちゃの田舎くさいオバサンじゃねぇ・・・、気分も悪くなるってもんさ。だから、もう集金のオバサンの顔は二度と見たくない。さっそく俺は銀行引き落としの書類を取り寄せたぜ!
Bruxelles
しかし、今や俺は仕事という名の難行苦行から解放されたんだ。感慨深いぜ。約50日間、ほとんど休みもなく、昼もなく夜もなく、労働時間的に3か月分は働いただろう。儲けは一か月分っていう割の悪さだけどな。とにかく俺はマシンのように働き続けてたんだ。今日くらい昼間っからダラダラ眠らせてもらってもいいだろう。
まるで、刑務所から釈放されたような気分さ。
俺は自由だ。自由の味は本物さ。みんな俺について来いってカンジだ!
いや、誤解されるといけないが、俺は刑務所に入ったことはないぜ。こう見えても、正義の人なんだぜ。とはいえ、ほんの2,3日前に19キロのスピード違反で白バイのおまわりにとっ捕まったばかりなんだがな。俺が思うに、あれもまぁ、厄払いのようなもんさ。俺はいつもこんなことがあると、そう思い込むんだ。
自分を取り巻く災厄が、これによって払拭されるように感じるんだ。いや、そうでも思わないとやってられないだろう。なんだってものは考えようだ。嗤いたければ笑ってくれてもいいけれど、俺はしぶといニンゲンなんだ。ちょっとやそっとのことじゃへこたれたりしないぜ。まぁ、12,000円はなかなかに痛恨だったけどな。でも、運命の女神がいるんなら、言ってやりたいぜ。それっぽちの銭で、俺をへこまそうなんて、無理な相談だな。まぁ、この程度のことなら、これからもどんどん来るがいいさ。
なんだか俺は、生まれてこの方ずっと厄年だったような気がするぜ。
悪い星のもとに生まれてきたってことさ。
なに、構うもんか。俺の心の中には、何時だって懐かしくって力強いロックンロールが鳴ってるんだ。
だから、そんなつまらないことでイチイチ落ち込んでなんかいられないのさ。
さぁ、明日はプリントするぜ。暗室に引きこもりだ。
モロッコの写真をガンガンプリントするんだ。君たちにずっと見せたかったんだ。いや、何よりも俺自身が見たかったんだ。
消費税率の引き上げに文句を言って、亀井のオヤジさんがなんかグデグデ言ってるようだが、世間のつまらない出来事なんか、知ったことか!重要さがまったく違う。勝手にやっているがいいさ。俺のゲージュツはそんなレベルの低いもんじゃないんだ。
読者諸君、失礼する。明日に備えて、お風呂に入って眠りたいのさ。せいぜい楽しみにしててくれよ。

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