2012/05/08

Post #527 イライライライラしてる昨夜からずっと

波長の合わない人間と仕事をしているのは、疲れるものだ。特に睡眠不足の時には、無性に腹が立ってしまう。イライライライラしっぱなしだ。
眉間にしわが刻まれ、目はやり場のない憤りで燃えている。口元は固く閉ざされ、下唇は切れて血が出そうになるほど前歯で噛みしめられている。正体不明の怒りにまかせてとんでもないことになるんじゃないかと、車の運転をするのが怖くなるほどだ。もし手元にバールのようなものがあったら、苦労して作ってきた現場を、ぐしゃぐしゃに叩き壊したりしかねない勢いだ。バールが無くてよかったぜ。けど、もしそうできたらどれだけすっきりすることだろう。きっと晴れやかに笑えるさ。しかし、そんなことは出来っこないのさ。大人だからな。二度と誰も俺に仕事を頼みには来なくなることだろう。だから、鬱屈はたまっていくばかりだ。マグマのように煮えたぎってる。
道行く人は、そんな俺の表情を見て、道を譲ってくれる。俺だって、何かに起こっているような手合いとぶつかったりして、厄介なことに巻き込まれたくはない。その気持ちはよくわかる。誰だって厄介ごとはゴメンだ。俺だってゴメン蒙る。
HomeTown
俺には休息が必要だ。
あてどなく街をぶらついてひねもす写真を撮ったり、真っ暗な暗室に引きこもって、毎度おなじみのつまらない写真をジャンジャンプリントしたりする、クリエイティブな時間が必要なんだ。なんてったって、つまらない写真を撮らせたら、なかなか俺ほどの奴はいないからな。
仕事の代わりはいくらでもいるだろう。けど、俺自身の代わりはどこにもいないんだぜ。
自分にしかできないことをやるのが、本当に意義のある人生ってもんじゃないのかね。それをロクにやらずに、今年は仕事ばかり続けてきた。息継ぎもせずに泳いでいるようなもんだ。イライラするのも無理はない。道楽の無い人生なんて、奴隷の人生さ。それでガンガン儲かって、笑いが止まらないほどもうかるんなら、話は別かもしれない。けど、そんなに儲かるんなら、三か月だけ働いて、あとは街をぶらついたり、飛行機に乗って旅行に行っては写真を撮りまくり、一転引き籠ってプリントを作りまくり、君に届けることに費やすことだろう。みんなから、印画紙の無駄と笑われながらね。
読者諸君、失礼する。もし君が、眉間にしわを寄せて、キビシー顔をして歩いている俺を見かけたら、怖がらずに声を掛けてくれないか?君に怒ってるわけじゃないんだから・・・。突然殴りつけたりしやしないさ。一緒にドトールコーヒーでも行かないかい?コーヒーくらいなら俺がおごるさ。

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