2012/05/23

Post #542 たまには朝からお送りしよう

Osaka
たまには朝からお贈りしようとは言いながら、写真は夜ってのはないよなぁと、自分でもいささか呆れている。まぁ、イイじゃないの。細かいこと気にしなさんな。どうせ、写真と本文にはいつだって何の脈絡もないんだから。あまり細かいことを気にしてるようじゃ、大物にはなれないぜ。やはり大物になるには、4億円の取引とかでも、秘書に任せっきりで、細かいことは俺は知らんとか言ってのけるようなざっくり感が必要だ。もっとも、時代はすでにそんな大物を求めてはいない。何事にもアカウンタビリティー、つまり説明できることが求められる堅苦しいご時世だ。
閑話休題
今夜は仕事が入っているんだ。まぁある意味やっつけ仕事だ。だからこんな朝っぱらから、性懲りもなく駄文を書き散らしているって訳だ。付き合わされる方は堪らないことだろう。
で、グデグデ寝床で惰眠を貪っていたら、お客から電話があった。今日打合せして、明日の日中、他の人の代打で仕事をしてくれないかと打診されたんだ。待て待て、俺は今この瞬間まで眠っていたんだぜ。こんな時に、経営判断を迫られるなんて・・・、いやぁ、まいったなぁ。
しかし、安請け合いは禁物だ。というか、そんな代打の仕事を、夜勤明けの寝ぼけ眼でこなすわけにはいかないだろう。仕事をやるからには、責任を持って取り組みたいからな。それに、野球じゃないんだ、代打なんて気が進まないぜ。今日の明日のなんて、まるで蕎麦屋の出前だ。
俺は寝起きの回らない頭で、今夜の仕事が朝までみっちりかかり、朝の仕事のとっかかりに間に合わない可能性があると答えて断ったんだ。いくら俺がフリーランスとはいえ、さすがに今日の明日では厳しい。第一、そんな安請け合いしても自分がシンドイだけだ。
そんなシンドイ思いをするくらいなら、家でプリントでもしていた方が、人生が充実するってもんじゃないか?
こんな調子で、仕事を断っていたら、最近どうにもヒマになってきた。しばらくの間、まとまった仕事は無い見通しだ。俺の商売、こんなことはしばしばある。フリーランスになったばかりの頃は、かなり不安になってうろたえたりもしたが、いちいちうろたえても始まらない。運気も下がるというもんだ。
こんな時は、どっしりと構えて、プリントでもするのがイイだろう。
そんな時もないと、人生はあっという間に終わってしまう。なにしろ、俺が地球に来てからもう43年と5か月が経っている。これが車なら、とっくに5回くらいは廃車になっているだろう。縄文時代の日本人の平均儒教は30歳だったそうだ。120年まで生きられるという本が流行っているらしいが、冗談じゃない。人生は短いんだ。ジミヘンブライアン・ジョーンズシド・ヴィシャスを見てみろ。みんな早死にしてるじゃないか。光陰矢のごとしだ。少年老い易く学成り難しだ。それどころか、俺はいつの間にかかなりご立派な中年だ。中年死に易く道楽成り難しだ。棺桶に半分足を足を突っ込んでいると言っても過言ではない。誰にも知られない、俺と君たちだけが知っている、俺の写真の道を、静かに一歩一歩進んでいかなければならない。たとえその先に、何もないという不毛な道のりだとしても、自分の存在を証しだてるためだけに、進めていかなければならないんだ。
まるで、イメージの荒野の中を、独り彷徨っているようなものだな。
いや、ひとりじゃないか、いつもこれを読んでくれている君たちがいるじゃないか。いつも暇を持て余すと、思うんだ。ガンガン写真を撮って、しこしこプリントするのもいいけれど、出来ることなら、君たちともっと写真について話し合いたいものだって。何故って、写真ってのはお互いに見せ合ったり、それを肴にして語り合ったりした方が面白いもんだからね。なに、人生所詮暇潰し、俺の好物ひつまぶしってところで、ヒマを潰すのも独りじゃなかなか手に余るときもあるってことさ。
あぁ、なんだかんだ言って、今日も中年の愚痴のようになってしまった。

君たちの感想を、俺はいつも待っているんだ。一部の人を除いて、なかなか反響は無いけれどね。
なにしろ写真を趣味にしてるような人は、どこかシャイな人が多いようだ。シャイじゃなかったら、きっと写真なんか撮るよりも、女の子と合コンしてみたり、友達とバーベキューでもして盛り上がったり、ジャンジャンバリバリ営業してみたりして、写真なんかに興味を持つヒマもないことだろう。それが真っ当な人生だ。今はやりのリア充だ。
俺もかつてはシャイな若者だったんだけれど、今や厚かましくてイカれた中年だと誤解されている。しかし、本音のところでは、なかなかにシャイなつもりなんですがね。含羞というんですか、厚かましさの中に秘めた恥じらいというのを感じ取ってほしいな。いや、まぁそんなことは置いといて、正直なところ、俺はいつも君たちとじかに顔を合わせて、写真について、くだらない人生について、ああだこうだと語り合う日が来ることを、夢に見ているんだ。大丈夫、自分で言うのもなんだけど、意外と常識人だから。酔っ払って、隣の席のキレーなお姉さんにちょっかいを出したりして、君を困らせるようなことはしやしないさ。

読者諸君、失礼する。遊んで暮らしていたいけれど、遊んでばかりもいられないのさ。今日はこれから溜まりに溜まった伝票の作成でもしておくか。これをやっておかないと、精神衛生上よくないんだ。床についても、心穏やかに眠れないんだ。もちろん、道楽にも差し障るんでね。

0 件のコメント:

コメントを投稿