2012/10/15

Post #649 いいかげん休みが欲しいもんだ

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土日も祝日もひたすら仕事。
仕事が好きなんだと周囲から誤解されているが、決してそうではない。身体を使って、頭を使って、気を使って、ついでに経費を使って、クタクタになるまで働いている。太宰治の口ぶりをまねれば、百姓のクソ意地でやってるだけだ。
俺は常々、もっとクリエイティブな仕事がしたいと思ってるんだがね。そう、他人では代わりの利かないような仕事だよ。しかし、俺のような常識的な凡人では、なかなか難しいねぇ。
ねぇ君、なにかいい仕事はないもんかねぇ。
出来ることなら、くだらない会議や口うるさいだけで無能な上司とかいない方がイイ。満員電車に朝から家畜のように詰め込まれたり、渋滞の中、イライラと車を転がしたりしなくて済むようなのも大切だ。ヘアスタイルだの服装に関して、アピアランスだなんて言ってる方もよく意味のわかんねぇようなことでグタグタ言うのは以ての外さ。
うむ、ちょっとムシが良すぎるだろうか?
まぁ、イイ。それは高望みだってことは充分に分かった。せめて世間様並みに休みがほしいんだが、それって贅沢なんでしょうか?プリントだって読書だってしたいんだがね。なんてったって、43歳の秋は一度しかないんだからな。それに何より、俺の身体は限界ギリギリ悲鳴をあげているんだ。

世界でも最も豊かな国の一つである我が国だが、俺は常々、この豊かさが幸せにつながってるとは、あまり実感できないんだよね。
なにしろ資本主義だ。資本主義社会は人間の欲望を刺激して、さして必要もないようなものを、さも価値のあるもののよううに俺たちに吹き込み、それを買わせることで資本を流通させているというシステムだ。電通や博報堂がデカい顔してのさばっていられるのは、この素晴らしき資本主義社会の仕組みのおかげだ。何もかもが、この資本のシステムに吸収されていく。資本主義に染まってないのは北朝鮮のみなさんくらいのもんだろう。あそこはこの21世紀に、老子の言う『小国寡民』を地でいてるようなもんだ。
で、バリバリの資本主義者である俺達庶民は、新しい携帯電話、新しい洋服、新しいデジカメ、新しいTV、新しい車、新しい家、新しい家電、新しい家具に、新しい恋人といった具合に、欲望をフル回転させられて、それを満たすために、馬車馬のように追いまくられて働いているという寸法だ。
まるで、ネズミ車を回すハムスターのようだ。俺達の欲望が萎んでしまったら、この社会は一気に停滞してしまう。だから、俺達は24時間さまざまなメディアを通して、これでもかってくらい欲望を刺激されているんだ。満足してはいけない。底の抜けた柄杓で水を汲むようにして、はての無い欲望を追及してゆかねばならないんだ。
OK、だから俺達は消費者なんて人を小馬鹿にした呼び方でひとくくりにされたりするのさ。
そう、働き続けて、ストレスを溜め、何かを買ってストレスを解消する。しかし、欲望には限りがない。新しい欲望を満たすためには、まだまだガンガン働かなけりゃならないという素晴らしいシステムだ。資本主義万歳だ。

もう何だっていいさ。金が欲しくて働いて、眠るだけ。いい加減にこんな生活から脱却したいもんだ。
読者諸君、失礼する。ワークライフバランスというのは、本当に重要だ。そうは思わないかい?

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