2013/01/30

Post #712 仕事のオファーは次々来るが・・・

Paris
今日は朝から歯医者に行き、虫歯をガリガリと削りまくり、勢い余って美容院に行って髪も切ってきた。過重な労働で毛先が傷みまくって、髪が絡まってしょうがなかったんだ。よく人からはメドゥーサみたいな頭になってますよと言われるぜ。仕方ないだろう、オフクロゆずりのくせ毛なんだから。
で、そのあと金策に走り回って金を工面してきた。葬式代の負担分も払わなけりゃいけないし、仕事の資金繰りだって必要だ。
なんせ忙しいくせに赤字なんだからな!おかしなもんだぜ。
そんな火の車で高速道路を突っ走ってるような暮らしぶりのくせに、次から次に仕事を頼みたいって電話が入ってくる。OK、二つ返事でやって差し上げたいんだが、如何せん、俺の身体は一つしかない。ここ一週間で、ざっくり5、6件の仕事をお断りしてるんだ。痛恨だ!
いくら俺が、伊賀忍者の末裔(これは、マジ!俺の先祖は伊賀出身の服部氏で、俺の推理ではバリバリの忍者だ。その証拠に、俺は天井裏に潜んで仕事をするのが得意なんだ。水の上を歩くのは、ちょっと無理だけどね。)だからといっても、影分身とかで同時にふたつの現場をこなすことはできない。そんなことしたら、チャクラを使い果たして、マジで死んじまうってばよ!まったく、ナルトじゃないんだぜ、俺は。
俺の仕事は、言うなれば先着順なんだ。このために割のいい仕事を逃してしまうこともある。残念だ。残念きわまる。そんな訳で、儲けは薄い。そこいらのオヤジの禿げ頭ほどにも薄い。シャビシャビだ。俺の稼ぎは水で薄められていくのさ。税務署に書類を持って行っても、こっぱずかしいったらないぜ。
俺の働くクレージーな業界では、仕事の繁忙期はいつも重なる。一挙に波が来て、一挙に波が引く。冗談じゃないぜ。年間を通して仕事が平均的にあって欲しいもんだが、俺の都合では物事は動かない。悲しいことだ。

閑話休題

昨日税務署に行って、税務署の担当者と話をしていたら、税務署のおっさん、『自民党に代わったから、これから景気よくなるんじゃないですか』とほざきよった。
ナイーブだ。この東海神州日本国ではナイーブは繊細なとか意味でつかわれることが多いが、本来はむしろ世間知らずの間抜けみたいなニュアンスだ。もちろん、俺が使うナイーブは、本来の意味だ。
一度下がった単価は、もう上がらない。いくら景気が良くなってもね。そして、アベノミクスとやらで円が安くなり、いくら企業が儲かっても、労働者に分配しないことには、景気は絶対に上向かない。企業栄えて、国民飢えるだ。そして、仮に給料が増えたところで、年金や医療、それから育児などの公共福祉を充実させて、国民の心に巣食う漠然とした将来の不安を取り除いていかなければ、不安で不安で、おちおち金なんか使えっこないってことだ。
ガソリンも上がる、海外からの輸入食料品の価格も上がる。そして消費税も上がるし、今月からは、震災復興税ってことで、所得税額が微妙に上がっている。労働者諸君、給与明細を見直してみ給え。源泉所得税額が、微妙に変わっていることに気が付いているだろうか?その一方で、弱い立場の人々への福祉は切りつめられる。その理由は、非正規労働の蔓延で、所得水準が下がってしまったために、生活保護のほうが割が良くなってしまったからだという。どうにもおかしな世の中だ。
これで、所得が上がらなかったら、直ぐにこの経済政策は行き詰るはずだ。そうなったら、またぼくちゃん総理は、体調不良で降板か?俺の業界では、倒れるまで仕事しろ、倒れたら這ってでも仕事しろと言われるんだがな。
円安だ、日経平均1万円突破だとか言って、浮かれていられるのは今のうちだけだぜ。俺は実際に金をこの手に握ってからじゃないと、信用しないぜ、いつだって。
公共事業って、相も変わらずゼネコンにばかり金を落としてどうするつもりだろう?確かに、末端の労働者の中には、特に建築関係、仕事が終わるとすぐにパチンコ屋に行ったり、キャバクラ、オッパブ、風俗に繰り出す連中も多い。現に、俺がついこの間まで出張していた静岡のキャバクラは、連日名古屋から仕事に来た職人で大盛況だったと聞いているんだ。何といっても、自分が一日に稼ぐカネよりもたくさん使ってくれるような連中が現場にはゴロゴロいやがるからなぁ。他人事ながら心配になってくるぜ。しかし、それが景気刺激なのか?
土建屋建築屋だけが商売じゃない。ギャンブルと水商売だけが商売じゃない。もっと幅広い層に恩恵がいきわたるような政策を、誰か考えてくれんもんかね。いつまでも20世紀前半に発明されたケインズ流の景気刺激策では、すっかり産業構造の変わってしまったこの21世紀、上手くはいかないんじゃないのかい?いったいぜんたい、エコノミストやらおえらい経済学者さんたちは、この未曽有の危機的な状況に、何をしてるんだ?毒にも薬にもならん事をTVで垂れ流して、小遣い稼ぎしてるようにしか見えないぜ。
結局、自分自身しか頼りに出来ないってことだな。頑張って働くしかなさそうだのう、頑張りたくないけど。
読者諸君、失礼する。俺は自分のことも心配だけど、母子家庭の人々や、仕事にありつけない若者たち、身寄りもなく年老い働くこともできない人たちの事が、とても心配だ。植木等みたいに言ってみたいぜ。金の無い奴ぁ、俺んとこ来い。俺もないけど何とかなるさってね。 

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