2013/03/21

Post #759 ばれない嘘をついておくれよ

Osaka
女の人の嘘には、時折驚かされます。

けれども、出来ることなら、女の人の嘘には寛大でありたいと思っています。
男の嘘には、同じ男として、許し難い憤りが迸ります。
一度裏切った奴を、二度と信用する気はありません。
おかげで、めっきり友達が少なくなって、寂しい中年になってしまいました。

それに比べて、女の人の嘘によって、世の中の『もののあはれ』が紡がれていくような気がします。
まぁ、それを言葉通りに信じてしまう男に非があるのかもしれません。

けれど、出来ることなら、死ぬまでばれないような嘘をついて欲しいと思います。

すぐに、馬脚を現すような嘘は、どうにもやりきれなくっていけません。
騙されたふりをするのも、おっくうなものです。
そして、どうしてそんな嘘をつかねばならなかったのだろうと、その人の境遇や生き様や、人間性について、どこか悲しい答えの出ない疑問を、随分と長い間持ち続けることになります。
ばれないウソは、そんなゴルディアンノットのような解けそうで解けない疑問を生じさせることもなく、お幸せな夢を見せてくれるでしょう。

なに、完全無欠でなくったってイイんです。
僕がこの世からいなくなるまでの、ほんの短い間、ばれないでいてくれたらいいんです。
どうせ人生は、不確かな未来と、あやふやになってゆく過去のはざま、捕まえようとするとするりと過去に過ぎ去ってしまう現在の連続体。どこか幻めいたものなんですから。

もちろん、写真の女性と、今日の文章の内容は、まったく関係ありません。
私の周りには、私に嘘をついてまで、私から何かを搾り取ろうとする女の人はいないからです。
何故って、私はすこぶる稼ぎが悪いからね。

それはそうと、今日David Bowieの10年ぶりのアルバム、The Next Dayを買ってしまいました。
10年ぶりのアルバムで、もう引退したと諦めていた人々は、奇跡を目にしたかのように喜ぶ一方、10年も沈黙していながら、変わり映えしないじゃないかという批判的な意見もあるようです。
そのどちらにもくみせず、純粋にCD屋で試聴してみて、気になって買った私ですが、これはこれでなかなかに素敵なアルバムだと思うけどね。
まぁ、David Bowie以外の何ものでもないってカンジだし。
だいたい、スゲー奴はいつだってマンネリなもんだと思うよ。

読者諸君、失礼する。

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