2013/07/13

Post #874 皆様に好かれそうな写真

Dubrovnik,Croatia
ヘルシンキでトランジットのついでに一泊し、クロアチアのドブロブニクとザグレブ、ハンガリーのブダペスト、チェコのプラハと遊び歩いてきた。我ながら、呑気なものだ。
その内容は、おいおいお話しするだろう。いつものモノクロ写真と言ったら、いったい何時になることやら。
帰ってきてからのあまりの暑さと湿気に、とてもプリントなんてできっこないと断念したのだ。まとめて届けてもらった新聞には、連日熱中症で搬送とか書いてある。
まったく命懸けでプリントなんかできるもんじゃねえっての。

こういう写真を載せると、きっと皆様カワイイと悶絶してくれるんだろうな。

俺自身は退屈だけど。

ネコ⇒カワイイっていう思考のショートカットを辿ってしまうことで、抜け落ちてしまうものは多々ある。と俺には思える。
別に、ネコだけに限った話ではない。
俺達には、目に見えるモノに対して、文化的なコードが後天的に備わっているので、何を見ても大抵の場合、思考のショートカットが起きる。
そして、思考のショートカットが起こるとき、そこに写っている写真の内容は、単なる記号と化して、意識の流れの中に埋没してしまうんだと思う。
それは、ぶっちゃけて言っちまえば、まぁ風呂屋の書き割りと同じだ。

けれど、出来ることならば、一本の木が写っている写真を見て、これはいったい何だ?と思えるような写真が撮ってみたい。いや、決してそれは網膜的な刺激のデカい写真であってほしくない。当たり前の物事が、当たり前に写っているだけでいながら、なおかつ、俺達が普段目にしていながら、見えていない現実を、写真にしてみたい。
俺達の思考を揺さぶるような、いったいこれは何が写っているのだと、何故、この人はこれを撮ったのだ?と、混乱させ、考え込ませるような写真を夢想する。
一枚の写真を通じて、既成概念ではなく、その写真を見るニンゲン自身の思考が、既知の文化的なコードを離れて動き出すような写真を撮ってみたいものだ。そして、君たちに届けたいものだ。

そんな下らないことを考えながら、旅行していたわけさ。

読者諸君、失礼する。 

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