2013/07/24

Post #885

Dubrovnik,Croatia
アドリア海の真珠と言われるクロアチアのドブロブニクにまで出向いて、撮ってるモノはいつもと同じようなこの手の写真ばかりなんだから、俺も救われないって気がするぜ。

俺が愛してやまないモノは、やはりニンゲンだと痛感する。
その一方で嫌悪してやまないモノもこれまたニンゲンだとも思う。

まったく善良なニンゲンいないし、全てが邪悪な存在のニンゲンもいない。
虐げられていた者が、立場が変われば、自分自身が他者の存在を平気で圧殺出来たりもするのが人間だ。
俺が今回訪れたドブロブニクは、旧ユーゴスラビアの内戦の際には、長らく非武装地帯だったこともあり、セルビア人などから包囲され、猛烈な放火にさらされた。今、観光客や飲食店や土産物店の客引きでごった返す大通りは、その当時、ネコの子一匹歩いておらず、世界遺産にも指定された街並みは、炎上し、荒廃しきっていた。
しかし、クロアチア人が一方的に被害者であった訳ではない。
クロアチア人の住む地域から、昨日まで隣人として暮らしていたセルビア人を迫害し、追放し、レイプし、殺戮して民族浄化したのだ。それはセルビア人とて同じようなモノで、人間の存在っていうものに対して、絶望的な感想を抱かせるってもんさ。
もちろん、クロアチアの例だけ出して貶めるつもりは毛頭ない。ナチスに迫害されたユダヤ人が、今度はパレスチナ人を圧殺していることもまた、現在進行形の歴史だ。
旧日本軍が、中国で虐殺したとか、朝鮮人を性奴隷としたとか、未だに隣国との大きなわだかまりになっておりますが、俺にいわせりゃ、ニンゲンなんてそんなもんさ、ってところで、なにも大騒ぎするほどのことじゃねぇ。どこの民族だって、多かれ少なかれやってることだ。
まぁ言うなれば、黒歴史だ。ニンゲンという生き物のどうしょうもない性さね。
俺達の歴史は、言うなれば毎日が黒歴史の積み重ねだってことさ。
だからこそ、俺は憲法9条を変えることには反対なんだ。つまり、俺にとって国家の交戦権を認めない憲法9条ってのは、ニンゲンの持つ獣性を抑え込めうる未来性を持ったものだってことなのさ。なにしろニンゲンってのは、縛りがないと何をしでかすか、分かったもんじゃねぇからね。
だから、一時の権力者の嗜好や世論の盛り上がりだけで、軽々しく変えて欲しくはないもんだね。

朝から好き放題放言した。読者諸君、失礼する。
今日は雨も降って過ごしやすい。夕方仕事に出かけるまでに、ちょいとプリントでもするかな。

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