2013/09/20

Post #943

Praha,Czech
心躍るのは、美しい後姿の女性を見つけた時。

スポーツカーのような曲線美。

もしも乗ることが出来たなら、俺の人生をどこか遠くに、猛スピードで連れて行ってくれそうな素敵なボディーだ。

何としても手に入れたいと思うからこそ、シャッターをきる。

はてさて、こんな俺、

女子高生のスカートのなかを撮っては、日々逮捕される不埒な輩と、

いったいいかほどの違いがあるというのかね?

少しばかり、洗練されているだけか?

欲望に芸術みたいな衣をつけて、カラリと揚げて、口当たりよくすりゃ、オイラの写真は一丁上がりさ。

写真にはどこか、窃盗のような後ろめたさがあるものさ。

他人の家のベランダに干された、女物の色鮮やかな下着を盗み見るような背徳感。

そんな俺を、非情なあのオマワリ達に突き出したりはしないでおくれ。

奴らは洒落や冗談はおろか、道楽芸術なんて世迷いごとを理解してくれるとも思えない。

心に姦淫せるものは、姦淫したのも同じこと。

えぇい、心なんて厄介なモノ、もういい加減、どこかに棄ててしまいたいもんだ。

たとえば公園のトイレとか。

隔週火曜日の不燃ごみの日とか。

眼玉そのものになって、写真を撮っていたいもんだ。

けど、心が無かったら、何を見てもぐっと来ないのだろうか?

それはそれで味気ないものさ。

心無い身で、味気ない人生の残りを、どう生きていったもんかねぇ。

読者諸君、失礼する。

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