2014/07/01

Post #1182

Jogjakarta.Indonesia
集団的自衛権行使容認に関する閣議決定が行われた。
憮然とするぜ。どうせ、アメリカの戦争の下請けになるだけさ。
この国では、立憲主義も風前の灯だ。三権分立だって怪しいもんだぜ。中国政府のことを人権無視だとかいって、批判するのはやめた方がイイ。なにせこの国家の体たらくときたら、五十歩百歩さ。いまに言論の自由だってなくなっちまうさ。いや、思ってることを言っただけで、隣の奴らから八分にされちまうんだろう。


心底うんざりしきった俺は、忌野清志郎の歌った『善良な市民』という歌を思い出して、ひとりで口ずさんでいる。
きっと君は知らないだろう。古い歌だし、ヒット曲でもないからな。
けど、俺は大好きな歌なんだ。
こんな歌だ。

『泥棒が 憲法改正の論議をしてる
 コソ泥が 選挙制度改革で揉めてる
 でも 善良な市民は 参加させてもらえず
 また 間違った人を選ぶ

 泥棒が 建設会社に饅頭を貰ってる
 金屏風の影で ヤクザと取引してる
 でも 善良な市民は ゴールデン・ウィークに
 ディズニーランドで 遊ぶしかない

 泥棒が 国際貢献をしたがっている
 大義名分を掲げ また 二枚舌を使う
 でも 善良な市民は 見知らぬ土地で
 弾に当たって 死んじまうだけさ

  お日様が また昇る 
  泥棒にも 市民にも照らしてる
  神様は いったい何をしてる
  物を売りさばいて そう 金儲けしてる

 善良な市民は 小さな家で
 疲れ果てて 眠るだけさ

 善良な市民は 新しいビールを飲んで
 プロ野球に 熱中するだけさ
 競馬で大穴を 狙うだけさ
 飯代を 切り詰めたりして
 Jリーグを 観に行くだけさ

 それが善良な市民の生き方さ
 善良な市民の生き方さ
 善良な市民の皆さんの暮らし
 市民の市民たる生き方さ

 どうせ 何処かで 死んじまうだけさ
 弾に当たって 死んじまうだけさ』

もう、20年以上前の歌なのに、日本はちっとも変っていない。
いや、じわじわと悪くなっている。俺にはそう思えるよ。君はどう思ってるんだ?

アメリカは安倍内閣の決定を歓迎しているという。よかったな、安倍ちゃん。靖国参拝でダウンした好感度が、ごり押しの憲法解釈変更で回復することだろう。
まぁ、俺はアメリカのポチになる気はさらさらないぜ。
その一方で、日本海にミサイルを発射した北朝鮮に対しては、拉致被害者に関する交渉を進めるために、ほとんどスルーだ。
TVのニュースで映し出される若いサラリーマンは、『自分たちが国を守っていかなければならないんだ』と、屈託なく話す。
じゃ、君はいざとなったら、見知らぬ土地で、見知らぬ人々に引き金を引いたりする覚悟があるのかい?弾に当たって死ぬことだって、フツーの世界なんだぜ。

君もついこの間見たんじゃないのかい?
ISISの民兵が、イラクの正規軍捕虜の兵士たちを、地面に丸太のように転がして撃ち殺すさまを。その直前の怯えた表情の、屈強な男の姿を。
この21世紀、軍隊が闘う相手はたいていテロ組織だ。そして、戦争は一発の銃弾から始まって、始まってしまった時には出口なんか見えない、泥沼の戦いになるのは明白だ。
地面に転がされてる哀れな男たちは、俺や君たち自身の明日の姿かもしれないんだぜ?

その覚悟はあるのかい?

憲法の解釈を変えた奴らは、自分が戦場に行って、弾に当たって死ぬことなんかない。
弾に当たって死ぬのは、何時だって善良な市民の皆さんだ。俺や君みたいね。
そして、自分は安全なところにいて、机上の空論と詭弁を積み重ね、善良な市民を死地に追いやろうとしている奴等を選んで、その凶暴なまでの権力を与えたのは、俺たち善良な市民の皆さんに他ならないところが、不愉快を通り越して、笑えてくるってものさ。

読者諸君、失礼いたす。君は知ってるかい?戦争ってのは、究極、他国の軍隊を使って、自国の国民を殺傷する行為なんだぜ。

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