2014/08/22

Post #1234

Zagreb,Croatia
先日、久しぶりに父親にあった。
父には俺を含めて4人の息子がいる。ドストエフスキーのカラマーゾフの兄弟に出てくる、老カラマーゾフのようなものさ。身持ちの悪いのは同じだが、老カラマーゾフほど羽振りがイイ訳ではない。むしろ、永年にわたって、事業でこしらえた借金に苦しんでいる。昔はかなり羽振りが良かったもんだが、日本経済の失速と歩調を合わせて、没落したのだ。そして、アベノミクスとやらでどこかで景気がよくなったのは、まるで火星かどっかの話で、どうにもならないところにきている。
崖っぷちだよ。
その父が離れて暮らしている弟たちに会いたいと言い出した。金の無心でもされるかとおののいた愚弟どもは、俺に泣きついて来やがった。普段は電話すらしてこないというのに。まぁそんなもんだ。今さら腹もたたないさ。
もともと俺は、親父には資産を処分し、勝てる見込みのないギャンブルのような商売をたたんで、年齢相応に暮らして欲しいと考えていた。
なにしろ、もう75歳だ。あと何年かで、地球からおさらばするのは目に見えている。
俺は、仕事を終えて家に帰ると、さっさとシャワーを浴びて、同じ町内に住む親父に会いに行った。
さて、こっからはまた長い話になりそうなので、明日にしよう。
読者諸君、失礼する。まぁ、どっちにしろ、君たちには他人事なんだけど、できの悪い私小説でも読むような感じで読んでくれればエエんじゃないかな。

0 件のコメント:

コメントを投稿