2014/08/24

Post #1236

Osaka
今日は忙しいのさ。
日曜日だからではないんだぜ、仕事が山場なんだ。大忙しなんだ。
夜勤で今朝も朝帰りだったのに、睡眠や休息もそこそこに、出撃しなけりゃならないんだ。
至極くだらない中年の身辺雑記を垂れ流している暇なんてどこにもない。

仕方ない。
君たちはあまりに具体的過ぎて、イマジネーションを働かせる余地もない大阪のストレートな看板でも見て、抽象思考の苦手な日本人について、思いを馳せていただくことにしよう。

イカだよイカ。

そういえば、むかし西ドイツのツァイス・イコン(カール・ツァイスの今は亡きカメラ部門だよ)からイカレックスというカメラが出ていたな。(ああ、このダジャレ感覚、日本人にしか通じないよな。英語でイカって言ったって、イカレックスとのあいだに、なんら音韻の響きあいが生じないんだからなぁ。)
正確には1956年に経営不振のフォクトレンダーの全株式を取得したカール・ツァイス財団のもと66年に設立された、ツァイス・イコン・フォクトレンダーから発売された中級一眼レフですわ。
フォクトレンダーのウルトロンF1.8や、ツァイスのテッサーF2.8が標準レンズとしてラインナップされていたわけです。

なんとなく名前的には、コンタレックスの廉価版のような位置づけだったんだろうけど、レンズマウントにはまったく互換性もないし、決して悪いカメラではなかったんだけど、コンタレックスが良すぎるもんだから、あからさまにグレードダウンという雰囲気が付きまとっていたっけな。中古市場でも不人気なのかあまり見かけなかったなぁ。まぁいうなれば、君たち、コンタレックスが買えないのなら、こっちの安物で我慢してくださいよ、ってな感じだ。なんかそんなこと言われたら、頑張ってコンタレックス買おうって無理したくなるのが人情だよな。

イカレックスのイカってのは、ツァイス・イコンのカメラ部門の元になった、1920年代のドイツの四つのカメラメーカー(エネルマン、ゲルツ、コンテッサ・ネッテル、そしてイカ)の一つの名前から取られているんだけどね。この合併は、日本で言ったらニコンとキャノンとオリンパスとリコーあたりが合併するようんもんだった。当時のオールスターチームだ。
このカール・ツァイス主導のカメラメーカーの大合併には、第一次世界大戦と、それに続くドイツのハイパーインフレが深くかかわっているんだが、そんなトリビアな話題に興味のある読者などいないだろうから、ちょいと匂わせておいて割愛するよ。知りたかったら、連絡してくれ。君だけにそっと教えよう。どんな出来事も、歴史の大きな潮流からは逃れて存在することはできないのだ。

というわけで、読者諸君、失礼する。俺が好きなイカは、イカの姿フライのイカか裂きイカだ。イカ焼きは苦手だぜ。ましてやイカそうめんなんて・・・。

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