2014/10/03

Post #1276

路傍の花。見る者がいなくても、勝手に咲いている。
買い物に出て、近所の信号で信号待ちをしていると、その交差点の角にある葬儀場の柵の周りに、TV局のカメラが何台も並んでいた。スタッフも、ざっと十人以上はいたことだろう。
おそらく、先の御嶽山の噴火によって亡くなられた方の葬儀が行われているのだろう。

当たり前のことではあるが、人は誰しも死んでしまう。俺たちは、それをなるべく考えないようにして、死なない前提で今日も生きている。しかし、しかしですよ、人生というのはいつなんどき、不意に切断されてしまうかもしれない不確かなものなんだよなぁ。

今日、俺が生きていて、あの日御嶽山に登ったその人は、死んでしまった。
思えば、それは不思議なことに感じる。
生きているということは、何とも不確かで頼りないもんだ。

俺たちは誰しも、その生の不確かさには抗うことはできないんだが、唯一できるのは、今やれることは、いま精一杯やっておくということに尽きるな。

そんなわけで、今日もフィルム2本、26カットプリントした。
出来はまぁまぁだ。悪くない。
しかし、その悪くないってのが俺にしか理解できないんだろうなぁと思うと、少し寂しい。

写真は、気の合った仲間とワイワイいいながら見るのが愉しいものなのだ。

さて、明日からしばらく旅行に出かけるんだ。
カバンの中には例によって、ぎっしりみっしりとフィルムが詰まっている。
コダック、イルフォード、アグファ、ロモグラフィー、とにかく手に入るフィルムをかき集めたんだ。
いまどき旅先じゃ、どうやったってモノクロフィルムなんて手に入らないだろうからな。
俺としては、肉眼レフでもイイんだが、それじゃ楽しみが長続きしないだろう。

今度はネパールだ。途中、トランジットで香港にも立ち寄るんだ。
なかなか良いタイミングじゃないかね?
そんなわけで、しばらく店主不在につき、ブログはおやすみしようかとも思ったんだが、しばらく更新しないと、君たちに忘れ去れてしまいかねないから、毎日写真だけはお送りすることにしよう。
どうせ、そう面白い写真じゃないんだろうけどね。

読者諸君、失礼する。今回は象にでも乗ってこようと画策しているんだ。

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