2014/12/03

Post #1337

Boudhanath,Nepal
まずは昨日のプリントから一枚。

世界最大級のストゥーパ、つまり仏舎利塔ボダナートのストゥーパだ。
お釈迦様の遺骨が納められているのだ。そこに行くと、すごい磁場のようなエネルギーを感じる。
高さ36メートル。そこはチベット仏教徒の聖地で、このストゥーパの周りには、おびただしいチベット系住民や少なからぬチベットからの亡命者が住んでいる。彼らは朝に夕べに、この巨大なストゥーパの周りを時計回りに108回巡り、仏に帰依を示す。こうして人々が巡ることで、コイルのように精神的な磁場が強化されているんじゃないかとも思える。

ストゥーパの四方には、世界の果てまで、因果を見通す仏の目が描かれている。
1ドル札の裏に描かれた『プロビデンスの目』にも似ていなく無いが、あちらは監視し、こちらは慈悲の目を注ぐ。一神教世界と多神教世界の相違が感じられる。

鳩は日差しを避けてそのドーム状の屋根に蝟集している。
人々は、仏に祈り、また、仏の膝元で憩う。


俺は、写真になんかにとんと興味のない絶対的多数の人々に対して、自分の行為がどういった意味を持ちうるのか、ふと考えてしまうんだ。ぐるぐるぐるぐる…、考えてしまうんだ。
しかし、考えても仕方ない。どうせ、何の意味もない。くだらないTVを見ていた方が、その人たちのためかもしれない。俺は、そんなのほんとはお構いなしで、自分の愉楽に耽っていればいいのかもしれない。

読者諸君、失礼する。今から腹ごしらえをして、プリントでもするさ。

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