2015/01/06

Post #1371

Budapest,Hungary
先日言ってた『梁塵秘抄』で、もう一つ好きな今様をあげてみようかな。

『われを頼めて来ぬ男 
 角三つ生ひたる鬼になれ さて人に疎まれよ
 霜雪霰降る水田の鳥となれ さて足冷たかれ
 池の浮草となりねかし と揺りかう揺り揺られ歩け』

俺は手足が異様に冷たい。寒い時期に歩いていると、足の指先の感覚がなくなってくるほどだ。
そっからすると、冬の凍えるような水田に佇む鳥の足の冷たさを、毎日のように味わっているわけだ。
また、この年になるまで、しっくりする仕事に恵まれず、浮草のように漂ってきた。
これもその心細さは実感できるな。

けれど、残念ながら没頭の『われを頼めて来ぬ男』つまり、女性をして、わたしを頼みに思わせておきながら、訪ねても来ない男ってのだけは、ついぞ女性にそんなふうに思われたことがないので、そんな自分が少し侘しいもんだ。
女の人にそんなふうに思われなくても、はなっから『人に疎まれ』てるんじゃないかって思えるぜ。

男として、ロマンに欠けるなぁ・・。

仕方ないわな。こう長いこと社会の底辺を転げまわってるようじゃね。

読者諸君、失礼する。さてと、県税事務所でも行ってきますかねぇ・・・。

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