2015/01/15

Post #1380

Paris
髪を切りに行って、まじまじ鏡を見ていると、ここんところずいぶん痩せてしまった。
体重計にのっているわけではないので、どれくらいってのは解からないけれど、首や顎がすっきり削ぎ落としたようになっている。頬にいたっては、光の当たり具合によってはげっそりしているようにすら見えることだろう。そういえばここんところ、腰回りもかなりすっきりしていたっけ。
今度の法事の時に、スーツを着るのが楽しみだ。

別にダイエットとかしてるわけじゃない。
悩みがあるわけでもない。

飯を食わないだけのことなんだ。
仕事の時間が不規則なんで、朝家に帰って、かみさんが作っておいてくれた夕食?をレンジで温め食べると、次の日の朝まで、ほんの少ししか食べない。時には何も食べないことすらあるほどだ。
もともと、食い物に執着するタイプではないので、何かを無性に食いたいってこともない。
何か口にしなけりゃと思い、コンビニに行ったりしても、何も食いたいものがなくて困惑するんだ。
仕方なく、カップヌードルとかを、ガソリンを給油するように食べていると、かみさんにもっとましなものを食べるようにと叱られる。

そのかみさんも、今日は出張でいない。
俺はヤルときはヤル男だし、食事も自分で作れるんだけど、誰かに食べてもらわないと作る気がしない。自分に関するその辺のことは、はっきり言ってどうでもイイといったルーズな男なんだ。そもそも、なにか食べたいって欲が希薄だから、スーパーに買い物に行っても、なにも思い浮かばない。
くわえて、外には冷たい冬の雨が降り続いている。体の芯まで冷え切ってしまいそうだ。そんな冷たい雨の降る暗がりの中を、俺は傘もささずに仕事に出かけるんだ。傘ぐらいさせばいいようなもんだけどな。

しかし、朝、家に帰っても誰もいないしんと冷えた部屋というのは、どうにも寂しいものだな。俺にはお世話にしてくれる人が必要なんだ。手のかかる老いぼれなのさ。
誰か、こんな俺を温めてくれないか?手も足も氷のように冷え切っているのさ。そして心の奥もね。

読者諸君、失礼する。今夜も漢の仕事が待っているのさ。

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