2015/04/06

Post #1461

Helsinki
急に飛び込んできた夜の仕事は、30分で終わった。
3メートルの脚立にのぼって、蛍光灯を何本か交換するだけ。

ちょろいもんだ。

楽勝だぜ。いくら請求しようかな?
最低でも25,000円は貰っておきたいもんだぜ。

ふふふ、こんなおいしい仕事ばかりなら、世の中の風俗嬢にも負けることはない。
俺は常々、男業のなかの男業たる現場の男が、女業の中の女業たる風俗嬢に、単位時間あたりの単価でまったく勝負にならないという過酷な現実に対して、悲しくてやり切れない思いを抱いていたのだ。
仕方ない。神様は女性にだけ乙な商売道具をお与えになっっておいでなのだ。

しかし、今夜は違うぜ。笑いがこみ上げてくる。
30分で25,000円なら、並の風俗嬢には負けはしないってもんだ!

たまにはこういう濡れ手に泡の仕事もなけりゃな、やってられないぜ。
しかし、こんなのばかりだと税務署さんに目をつけられちまう。
なんとか理由をでっち上げて、いろいろと経費名目で使わないと、税務署さんにごっそり持ってかれちまうぜ。
所詮日本は親の総取り、親方日の丸だ。

これでも、お客や施主に感謝されるんだ。俺はいつだって、金を払ってくれる皆様には、自分のできる限りのことをするように心がけてるんだ。
その辺の惰性で仕事をしているような連中とは違うのさ。
うまくいけばみんなのおかげ、失敗すれば自分の責任と思って仕事をしているんだ。ちょっとうまくいくとうぬぼれるような間抜けじゃないんだ。
そう、俺は自由人だが、仕事もできる。
自由人であるために、下らない会社組織に見切りをつけて独立し、一人で傭兵のようにして仕事をしているんだ。求められる以上のレベルの仕事をこなすこと。これが自由に生きる第一歩だ。やることやってりゃ、文句は言わせないのさ。
だからこそ、俺は自分の仕事にプライドを持ってるんだ。
何と言っても、俺の心の中に住んでいる大切な女たちに、恥ずかしくて顔向けできないような仕事はしたくないのさ。
イヒヒ・・・。

読者諸君、失礼する。俺はなにかと金のかかる男なんだ。なにしろ道楽者だからな。じゃんじゃん仕事をこなしていくぜ!

1 件のコメント:

  1. いつの間にかコメント欄に注意書きが…。
    いろんな輩が跳梁跋扈しておりますからなぁ。{(-_-)}

    返信削除