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| Patan,Nepal |
僕は自分はすばらしく幸せで、なかなかに面白い人生を送っていると思っている。生身の僕を見たならば、終始ゴキゲンで踊るような足取りで歩いていると君は驚くはずさ。
もっとも、そこそこに波乱万丈だった。ここまでいろいろ苦労もあったはずだけれど、思い返すとみんな笑い話にしか思えない。
所詮人生は、今、ここからだ。
悪いけれど、仕事だって面白くて仕方ないしね。
僕は正直いって今の自分に自信を持ってるんだ。
もっとも、その自信には根拠なんてありゃしないけれど。
けど、預金残高で左右されるような自信なんて、しょせん安っぽいメッキのようなものだろう?
僕は自分が幸せならば、自分の身の回りの人たちにも幸せでいてほしい。
限りある人生を、精一杯生きてほしい。
くだらないことに振り回されて、自分の幸せを見失ったりしないでいてほしい。
そう、どんな状況におかれていたって、幸せになることを諦めてほしくはないんだ。
その人たちに、僕ができることがなにかあるなら、喜んで力になるさ。
そして、自分の身近な大切な人たちが、幸せに暮らせるためには、この世の中がもっと平穏で、愉しいものであってほしい。自由で、平等で、人々が互いに尊重しあう世の中であってほしい。
けれど、現実はそうはいかない。
ニュースを見てみれば、くだらないことで人々は争っている。
多くの普通の人たちは、自分の力ではどうすることもできないとさめきっている。
あるいは、生き延びるために、何もかも捨ててさすらっている人々もいる。
生きていくのもやっとという状況の中でも、必死に生き抜こう、家族を幸せにしようともがいている人たちがいる。
どうしたものかな。
僕にいったい何ができるんだろう?
僕は自分のことで精一杯の、非力なニンゲンに過ぎないんだ。
自分の大切な人を、幸せな気分にしてあげることくらいしかできない、チンケな男なんだ。
けど、それもうまくいくときもあれば、まったく無力でどうしていいのかわからないときもある。
僕にはそれが、どうしようもなく悲しい。
読者諸君、失礼する。どうしたものかな?

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