2026/04/22

POST#1827 このお金はどこから湧いて出てくるんだ?それは私たちの税金です!

 

愛知県 常滑市
今日も明け方、テスラも驚く自動運転技術で車を転がして帰ってきた。

家の駐車場に車を止めたところにちょうど新聞配達が来たので、さっそく新聞を取り、くっそ重い鞄と、仕事の合間に読んでいるこれまたクッソ重い赤坂憲雄🔗の『柳田國男の発生🔗』(約一キロ、1000頁オーバー)を抱えてよろよろと家に這いいる。

で、日本で絶滅しつつある左翼の皆さんご用達、試験に出る朝日新聞の一面を見て複雑な気分になってしまった。

『殺傷武器輸出、全面解禁 政府決定 5類型の制限撤廃 戦後の抑制政策、転換』

まぁ、これが高市総理の言ってた国論を二分する問題か。何の議論もなくすんなり決まったみたいだけどね。きっと政府と国民が二分されてるんだろう。納得だ。

『戦車の砲弾爆発、3人死亡 陸自の訓練 1人重傷 大分』

自衛隊の最新鋭の戦車10式の砲塔内で砲弾が爆発したんだそうだ。想像するだけで、うんざりする。亡くなった方々は単なる3人という数字ではなく、俺たちと同じように喜怒哀楽を持ち生活に一喜一憂して生きていたのだと思うと、つくづくやりきれない想いがつのる。

俺が、海外の軍隊の武器調達担当者なら、この二つの記事を並べてみたとき、日本の兵器は信用できないから買うのはやめておこうとなるな。間違いないぜ。


さて、1週間ほど前のことだ。この左傾化偏向新聞朝日新聞を読んでいた時、経済面にあっさり触れられていた記事に目が留まった。経済産業省がラピダス🔗に6315億円の追加支援で、支援総額は2.3兆円に達するといことだ。いいなぁ、経済産業省さん太っ腹だな。俺のマイクロ法人合同会社スパークスにも資金注入してくれんかね。さらに言えば、この支援は2031年度まで続き、総額7兆円に達するんだとさ。景気のいい話だ。

Q:この2.3兆円はどこから出てきたのでしょうか?

A:私たち市民の払った税金です。わお!

なぜ経済産業省はラピタスには 2.3兆円もお金をつぎ込んでるんですかって、まっとうな感覚から考えたら、疑問に思わないか?要は富の逆再分配が繰り広げられてるんだ。

経済産業省がラピダス(Rapidus)に巨額の資金を投じている主な理由は、日本の「経済安全保障」の確保と「次世代産業の国際競争力」の維持にあるんだそうだ。

20264月時点で、政府による累計支援額は約2.3兆円〜2.4兆円に達している。

支援の主な目的は以下の通りだ。

1. 経済安全保障の強化

海外依存からの脱却

現在、最先端半導体(2ナノ世代など)の製造は台湾のTSMCや韓国のサムスン電子が独占している。

地政学リスクつまり、北朝鮮がドンパチ始めたり、中華人民共和国が満を持して台湾に信仰したりってことなんだけど、そんなことで供給が止まると、日本の全産業が停滞する恐れがあるってんで、自国での製造能力(国産化)を確保しようとしているわけだ。おかげさんで、トヨタ、ソニー、キオクシア、デンソー、三菱UFJ銀行、NTT、ソフトバンク、NECと錚々たる大企業が大旦那さんとして出資してござる。

重要物資の安定確保: 半導体は「産業のコメ」と呼ばれ、AI、自動運転、防衛装備品などに不可欠な戦略物資だ。本物のコメは減反政策復活だし、米価も下落の兆しもないけどな。

本当に有事の時には、人間に必要なのは、産業のコメより本物の米じゃないか?

半導体じゃ、腹は膨れないんだぜ(笑)。

2. 次世代技術での主導権確保

2ナノ半導体の量産

ラピダスは2027年度後半に、回路線幅が極めて細い「2ナノメートル」世代の最先端半導体の量産を目指しているんだそうだ。そいつは大したもんだ。

これに成功すれば、AIやスパコン分野で世界のトップランナーに返り咲く可能性があるんだそうだ。

90年代に世界を席巻した日の丸半導体の夢よもう一度だ。

しかし、しかしながらそもそも日本の半導体 ビジネスはアメリカによって 1度 完膚なきまでに叩き潰されてるじゃないですか?今回も結局アメリカ様にいいとこだけ持っていかれてひどい間に合うってのが、俺の予想んだけど、君はどう思う。

アメリカ国章にはワシが描かれているけれど、本当のワシはスズメバチに追われるほど臆病で、ほかの鳥の獲物を横取りするような卑しい鳥なんだ。ベンジャミン・フランクリンは猛反対して、代わりに七面鳥を推したらしいんだけど、これは賛同されなかった。かっこよくないからだろうな。

アメリカってのは全くこの国章のワシそのものだ。内心は臆病だから世界最強の武力を整える。ほかの国の資源や技術を虎視眈々と狙って、難癖をつけて横取りする。君にも思い当たるところはないか?

日本の設計能力の底上げ

経産省は製造だけでなく、富士通や日本IBMといった国内企業の「設計」も同時に支援しており、ラピダスに製造を委託するエコシステム(循環)を作ろうとしているんだそうな。

3. 民間投資の呼び水

官主導の投資

最先端半導体の工場建設には数兆円規模の莫大な初期投資が必要だわな。こんな金額は民間企業だけではリスクが高すぎるってんで、政府が「政府保証」や直接の補助金を出すことで、銀行融資や民間出資を引き出しやすくするってのもわかる。

支援額の内訳と現状(20264月時点)

累計支援額: 2.3兆円〜2.4兆円

直近の追加支援: 2026411日に、試作品の改良や解析センター設置などのため、新たに6,315億円の支援が発表されました。

政府出資 

しかも政府は補助金とは別に、政府はラピダスに1,000億円を出資しており、筆頭株主として経営を後押ししている。要は国営企業だ。中国みたいだな(笑)

この物価高の折柄、俺たち庶民の暮らしは厳しく苦しい。誰もが可処分所得を減らしている。こんな中、「なぜそんな巨額の税金を一企業に?」と感じるのは俺だけか?

その背景には、単なる産業育成を超えた「将来の日本への投資(保険)」という御大層な錦の御旗が翻っているんだそうだ。

1. 「買えなくなる」リスクへの備え

物価高の一因は、エネルギーや原材料を海外に依存していることだ。

半導体も同様で、もし台湾有事などで供給が止まれば、スマホや家電、自動車の価格が跳ね上がるだけでなく、製造すらできなくなるんだそうだ。そりゃそうだろうな。2.3兆円を投じて国内で作れるようにしておくことは、将来の「さらなる物価高騰」や「物不足」を防ぐための安全保障という意味合いが強いんだそうだ。

俺に言わせれば、この円安を何とかしろよ!って言いたいけれどね。

2. 稼ぐ力を取り戻す

今の物価高が苦しいのは、モノの値段が上がる一方で、日本人の「稼ぐ力(賃金)」が追いついていないからだそうだ。本当か?確かに日本人の生産性は低い。けれど円安や巨額の期事業内留保金、そして人を育てることなく、中途半端に人材派遣で間に合わせる風潮、これらが日本人の賃金と生産性の向上を阻んでるように俺には思えるんだがな。まぁ、世間で言われてるまっとうな建前も見ておこう。

高付加価値産業の創出

最先端半導体は利益率が非常に高く、これが国内で回るようになれば、関連企業を含めた賃上げや税収増につながるんだそうだ。寝言は寝て言え!といいたい。どうせ株主に還元されて、企業の内部留保が積み上がり、株価が上がるだけだろう。株価上がって国滅ぶだ!

過去の失敗への反省

1980年代、日本の半導体は世界シェア50%を超えていたんだが、投資を渋った結果、今の凋落を招いたんだとさ。その「失われた30年」を取り戻すための、いわば背水の陣の投資だそうだが、この時、日本の半導体に関税を課したり、ありとあらゆる手を使って叩き潰したのは、皆さんの大好きなアメリカ様だ。アメリカ様をもう一度偉大に!

3. 他国との「補助金合戦」

実は、2.3兆円という額は世界的に見ると決して突出していないんだとさ。

アメリカ: 7.8兆円(527億ドル)の補助金枠を設立。

欧州(EU: 7兆円超の投資を計画。

中国: 国家基金で数兆円規模を継続投入。

世界中で「半導体を制する者が経済を制する」という大競争が起きており、日本もこれに追随しないと、将来的に海外から高い半導体を買い続けなければならない(富が流出し続ける)という危機感があるだそうだ。

俺にいわせりゃ、すでに国富は海外にダダ洩れしてると思うんだけどな。違うのかい?俺たちの貧しさがその証だぜ。

とはいえ、これだけの巨額資金が「国民の生活にどう還元されるのか」という説明や、プロジェクトが失敗した際のリスク管理については、当たり前だけれど、厳しい目が向けられている。

しかし、東芝の原発にせよ日の丸液晶みたいに、経済産業省が1枚噛んだ話は、どれもこれも皆こけてる。日の丸液晶(JDI)やエルピーダメモリ、ルネサスなどの苦戦、あるいは東芝の経営危機や原発輸出の頓挫など、経産省が主導したプロジェクトには「手痛い失敗」のイメージが強く残っている。奴らは何をやらせても盛大にすっころぶ。そして誰も責任を取らない。

怒りに任せていては、冷静さを失ってしまうぜ。思わず殺意すら覚えるくらいだからな。

なぜ「こける」と言われることが多いのか、そして今回のラピダスや原発回帰は何が違う(あるいは同じ)なのか、冷静な視点で整理するとこうなるようだ。

1. なぜ「日の丸プロジェクト」は失敗してきたのか?

これまでの失敗には共通するパターンがあってようだ。

まず決断の遅さ。

民間なら数日で決める投資を、役所と複数の企業が合議制で決めるため、スピード感でサムスンやTSMCに負けた。

そしてしょせんは「弱者連合」

JDIみたいに経営が傾いた左前の会社同士をくっつけて、リストラを先送りしただけではどうにもならんわな。単なる延命装置だ。こんなんで企業に根本的な競争力が戻るんだったら苦労しないぜ。老人の延命装置には、高額御医療費負担額を吊り上げて、さっさと引導渡そうとするわりに、この国のお偉いさんは企業の延命には関心があるみたいだな。

致命的な市場ニーズの無視

「良いものを作れば売れる」という技術過信に陥り、顧客が求める価格やスピードを軽視した。売れないものをいくら作っても売れないってことさ。現在の技術革新は早い。後発の企業が先発の企業の技術を吸収して急速に成長し、新たな規格や技術を開発することは今や日常茶飯事だ。意思決定は遅く、軌道にり採算が取れるまでの見込みが、親方日の丸じゃ甘くなるってもんだ。

2. ラピダスに対する「今度こそ」と「懸念」

今回のラピダスへの2.3兆円は、過去の失敗を教訓に「やり方」を変えているんだとさ。

まずは今までとの違いだ。

 既存のダメになった会社を救済するのではなく、ゼロから新会社を作り、IBM(米)やIMEC(欧)といった世界トップと組む「オープン戦術」を取っているんだそうだ。

しかし裏返しに懸念(こけるリスク)もある。

2027年までに「2ナノ」という超高度な技術を確立し、かつ顧客(AppleNVIDIAなど)を捕まえられるかは、依然として「大ばくち」であることに変わりない。

3. 原発と「国民負担」の構図

原発についても、かつての「原発輸出」という成長戦略はほぼ全滅した。事故を起こして、廃炉に何百年かかるかわからない原発を買おうなんて頓馬なお人よしはいないだろう。

現在の路線は「稼ぐ」というより、「海外のガス代が高すぎて死にそうだから、国内の原発を動かしてコストを抑えるしかない」という、いわば消去法的な投資だ。

そうして、原発再稼働に執着した挙句、再生可能エネルギーの普及は遅れ、国民にもその意識は低いままだ。

懐かしの世界の亀山モデルと豪語していたシャープの液晶のように市場で負けて消え去るリスクとは別に、原発は「事故のリスク」と「廃炉・ゴミのコスト」という、失敗した時の代償が桁違いに大きいのが特徴だけどね。

結論としての見方はこうだ。

経産省が絡むとろくなことがない」という批判は、過去の数々の素晴らしいバカらしい実績を見れば非常に説得力がある。というか、ほぼ間違いなく失敗する。

今回、2.3兆円もの血税を投じているのは、「ここで失敗したら、日本は二度とハイテク産業やエネルギー自給で立ち上がれなくなる」という、官僚たちの強烈な焦燥感の裏返し何度ろう。焦るのは勝手だけど、こんな大金を大博打につぎ込んだ責任は誰かにしっかりとってもらいたいぜ。まぁ、失敗したって俺は死ぬわけじゃないけどな。

どうせ、この国には、責任を取らない責任者ばかりだし、そいつら自身にも責任を負いきれるわけがないからこそ、絶対に成功させるという命がけの必死さも感じられない。それどころか、自分の金みたいに気前よく大盤振る舞いしやがって…。みんな必死に払った税金なんだよ!たわけ!

 俺のこのモヤモヤした臍を噛む思い、君に伝わるだろうか?

2026/04/21

POST#1826 鬱病に関する大いなる矛盾

ベトナム
朝四時に仕事を終え、家には5時に帰ってくる。年年歳歳、心身に負荷がかかるのを感じる。

カミさんが用意しておいてくれた食事を、届いたばかりの左翼ご用達・朝日新聞を読みながら、もっちゃもっちゃと食べる。そうこうしている間に風呂を温めなおし、食器を洗ってから風呂に入る。温かいお湯に満たされた風呂桶に入ると棺桶に入ったみたいにくつろぐぜ!けど、このまま寝落ちするといけない。俺のカミさんの親父さんは、ふろの中で死んでいたっけ。で、気力を振りしぼって風呂から出るともう6時30分だ。

そこから仕事の写真と報告書をまとめ、現場で生じた質疑を整理して顧客にメールを送り、7時ごろ寝床に潜り込む。

女房子供はもう起きる時間だ。

いつもならこれで昼くらいまで眠るのだけれど、今日は持病の鬱病の治療のために朝から病院に行かなけりゃならない。カミさんに8時半に起こしてくれと頼み、しばし浅い眠りにつく。

今の俺は傍から見ればやたらとでかい風呂敷を広げ、何の悩みもなさそうだが、前にも話したようにここ何年も鬱病で薬漬けだ。ついでに言うとアレルギー疾患と痛風でも薬づけだ。

ぶぶ漬けでも食べってかえっておくれやす、てなもんだ。

一時間ほどまどろんで、半分居眠り運転で病院に行く。そして医師の簡単な診察とカウンセラーとのとりとめもない話をして、処方箋をもらい薬局に行く。

この薬局は薬が出てくるのにやたらと時間がかかっていたのだが、グーグルマップのコメントに『とにかく薬が処方されるまで時間がかかりすぎる』と書き込んでから、なぜか他の人を差し置いて俺の薬が処方されるようになった。偶然なのか?それとも、俺が厄介な病人だと思われてるのか。ありがたい話だ。俺は眼をあいたまま眠り、眠りながら車を運転して家に帰ってくる。すごい、テスラも驚きの自動運転だ!

睡眠不足は鬱病を悪化させる。

いつもならこれで夕方まで眠ることができるのだろうが、明日仕事の書類の提出日だ。今日のうちに仕込みをしておかないと間に合わないぜ。現場から上げている質疑は全く返答がない。後でやり直しを食らうのも、書類の不備で仕事が滞るのも御免被る。そんなわけで、また一時間半ほど眠り、目を覚まし、マシンのように書類を作成していく。その間にも、質疑や懸案事項の電話をかけまくる。なにかに追い立てられてるみたいだな。

睡眠不足は鬱病を悪化させる。

やれやれ、昔RCサクセションの歌の歌詞で『クスリを飲んで眠る 副作用で起きる』というのがあったのを思い出して、クスリと笑ってしまったぜ。

 鬱病を直すために睡眠時間を削って、鬱病の悪化のリスクを高める。とんだマッチポンプだな。まぁ、太平洋の反対側の世界最強最狂国家のやらかしてるマッチポンプに比べたら、ささやかでほほえましいマッチポンプだけどな(笑)。

2026/04/20

POST#1825 左にどんどん行ってみろ、するといつのまにか右にぶつかるんだぜ

芍薬 私の好きな花

ここ何回か、日本の右派政党を俎上に載せ、『日米合同委員会』の存在を喧伝したのは、まずは国内の似非右派の虚を暴きたかったからなんだ。奴らは一皮むけばアメリカの走狗でリバタリアンなんだよ。

いわゆる「保守」や「右派」を自称しながら、その実態は米国の軍事・経済戦略に追従し、新自由主義的な弱肉強食(リバタリアン的発想)を加速させている人々。彼らの「偽物のナショナリズム」を解体しない限り、真の独立自尊などあり得ないだろう?

彼らの「虚」を暴くポイントは、以下の3点に集約されるのではなかろうか。

1. 「対米追従」と「愛国」の矛盾

アメリカの走狗: 日本の富が米国債や兵器ローンとして吸い上げられることを容認しつつ「愛国」を唱える欺瞞。真の右派であれば、まず地位協定の改定や独自軍備などの「主権の完全回復」を最優先にするはずなんだけど、奴らはアメリカの虎の威を借る狐のように、対米従属を続けながら愛国の看板を揚げることで、自分たちの地位を守っているんだからね。

逆に言えば、アメリカとの安全保障条約がなくなったら、その存在意義を失うってことだ。

2. 「伝統」を隠れ家にしたリバタリアニズム

自助努力という名の棄民: 伝統や家族の絆を口にしながら、実際には弱者を切り捨て、セーフティネットを破壊する構造改革を支持する。これはかつて日本全国を歩きまわり、人々の暮らしをつぶさに記録してきた宮本常一が描いたような「共同体でしぶとく生き抜く日本人の互助精神」とは真逆の、冷酷な市場原理主義だ。その代わり、間違った経済政策による経済の混乱の責任をとる人間はいない。上に立つ『優秀』な皆さんは徹底して無責任で、自己責任と突き放されることも、梯子を外されることもない。

さすが、子供の頃に勉強ばかりして東大に入り、中央官庁に就職なさったような優秀な方は、責任の取り方が違う!何も責任なんて取らないんだもの(笑)!

3. 「プロイセンモデル」の亡霊

硬直した国家観: 明治以降の作られた「上からのナショナリズム」に固執し、古層にある「寛容でインクルーシブな日本のダイナミズム」を理解していない。彼らにとっての天皇は「統治の道具」であって、あなたの仰る「多様性を包摂するオーソリティ」ではありません。

この「似非右派」のメッキを剥がし、彼らが単なる「アメリカの利権の管理人」に過ぎないことを白日の下にさらす。それは、国民が「安逸な奴隷」から目覚めるための、不可欠な儀式(デトックス)になります。

俺自身が考えていることは、意外と一水会🔗に近いのかもしれない。一水会を持ち出すと、文脈がガチッと固まるようにも感じる。左に左にと進んでいったら、地球を一周して右の人と出会ったような感覚だ(笑)

一水会、特に木村三浩🔗氏らが掲げる「対米自立」と「戦後体制打破」の姿勢は、まさに俺の「似非右派(対米追従勢力)」への徹底的な批判と共通するものがある。

彼らは右派という枠組みにありながら、新自由主義的なリバタリアニズムを拒否し、イラクやロシア、中東諸国とも独自のパイプを持つなど、「米国中心の物差し」ではない世界観で動いている。それどころか、現代表の木村三浩氏は日本クルド交流連絡会顧問に就任しており、クルド人への差別に反対する活動を行っている。

俺自身が提唱するヴィジョンと一水会的リアリズムを重ねると、非常に強力なロードマップが見えてきそうだ。

「対米従属」の偽装解除

伝統や愛国を口にしながら、結局はワシントンの顔色を伺う政治家や言論人を「対米工作員」として指弾する。

「独自の正論」による国際連携

欧米のプロパガンダに染まらず、自国の生存権(核武装や永世中立)を法理に基づいて主張し、グローバルサウスや多極化勢力と手を結ぶ。

「天皇」を護憲や平和の象徴に閉じ込めない

かといって戦前の統帥権に戻すのでもなく、日本という共同体の「独立」を担保する、歴史的・精神的な最後の砦として再定義する。

リベラリストとしての「寛容・インクルージョン」を目的とし、一水会的な「対米自立・独自の国益追求」を手段(ツール)とする。この「左翼的理想と超右翼的リアリズムの融合」こそが、今の日本に最も欠けている、しかし唯一システムを揺るがし得る劇薬なんじゃないかな。デモをするだけで、平和になればいいけれど、世の中なかなか厳しいんだ。

「似非右派」の虚を暴き、一水会的なエッジの効いた自立論をぶち上げてみたと想像してみよう。

その時、テレビのコメンテーターたちが真っ青になって「それは極論だ」と騒ぎ立てる姿が目に浮かびぜ。

俺が一水会を知ったのは、書店で手に取った先年物故した一水会顧問の鈴木邦男🔗の著書『天皇陛下の味方です🔗』でその主張に驚いたことからだ。一水会は、意外とリベラルだと感じます。右翼のはずなのに排外主義でもないことに驚いた、というか戦前の国士のような言説に感心したことに始まる。 

まさにそこが、一水会の極めてユニークで本質的な部分だ。

世間一般が抱く「右翼=排外主義、タカ派」というステレオタイプとは真逆の性質を持っている。その機関誌は『月間レコンキスタ』スペインがモロッコ人王朝から国土を奪還したレコンキスタに、日本をアメリカから取り返すという情熱を感じるが、行動くしているわけではない。

俺が感じた「一水会のリベラルさ」は、実は俺が構想する「天皇を核とした寛容な永世中立国」というヴィジョンと深く共鳴している。

1. 「対米自律」ゆえの多極化・共生

一水会が排外主義に走らないのは、敵を「近隣諸国や移民」ではなく、日本の主権を縛り続ける「米国の覇権システム(ワシントン体制)」に見定めているからだ。

米国一極支配に反対する立場から、ロシア、イラン、イラク、キューバなど、米国と対立する諸国とも対等に交流している。この「相手の主権を尊重する」姿勢は、極めてリベラルな国際協調主義の裏返しでもあるだろう。

2. 「マレビト」を受け入れる度量

彼らが掲げるナショナリズムは、血統主義的な排外主義ではなく、「日本の伝統や文化を尊び、共にこの国を自立させる意志があるか」という精神性に重きを置いている。

これは、俺が歴史に学んだ「奈良・平安初期の渡来人を包摂したダイナミズム」や、折口信夫の「マレビト」信仰に近い感覚だ。外からの力を拒絶せず、日本の「古層」に取り込んで豊かになろうとする、開かれたナショナリズムだ。先にも上げたように代表の木村氏は埼玉のクルド人差別を批判し、カウンター運動を行っている。

3. 反・新自由主義(反リバタリアン)

一水会は、市場原理ですべてを切り捨てるリバタリアニズムを強く批判している。

弱者を切り捨てる「似非右派」とは違い、日本人がしぶとく生き抜くための「共同体の維持」を重視しているのだ。この「互助」の精神は、宮本常一的な常民の知恵や、リベラルな社会保障の考え方とも親和性が高いものだろう。

一水会という「ツール」を通してみると、「核武装した強靭な国家」というハードウェアと、「排外主義に陥らない寛容なインクルージョン」というソフトウェアが、一気に現実的な色彩を帯び、矛盾なく共存できることが見えてくる。

この「リベラルなエッジを持つ真の右派」という存在を、今の日本人はまだ正しく認識できていない。俺はアナルコ・サンディカリズムをベースとした愛国者なんだけどね。

「愛国」とは、誰かを憎んだり排除したりすることではなく、「自分たちの足で立ち、誰の顔色も伺わず、世界中の多様な人々と対等に握手できる強さを持つことだ」というメッセージであるべきだ。本当に日本のことが好きだから、日本が誰かの操り人形であったり、不寛容で日本に庇護を求めてきた難民を、入館施設に何年も放り込んで飼い殺しどころか実際に殺してしまうなんて狭量なことをしてほしくない。

依存(属国)から自立(主権)へ。

誰かを叩くことで得る偽物のプライドではなく、自分たちの文化と技術への信頼。

弱いから群れて他者を排除するのではなく、強いからこそ異質な「マレビト」を迎え入れ、共に豊かになれるという器の大きさ。

この自立を物理的に担保するには、今のままでは難しいだろう。 しかしトランプ以降国際的な信用を自ら棄損し続け迷走を続けるアメリカという泥船に乗り続けているのは、安全保障上大いに問題があるんじゃないのか?