2026/04/23

POST#1828 神の見えざる手なんて嘘なんだよ

 

熊野新宮 大楠

朝、女房子供と入れ替わりに寝床に潜り込み、泥のように眠ったあとに目を覚ますと、『国家情報会議』と『国家情報局』の設置が、自民党、維新だけでなく、中毒改革連合、国民生活民主党、チームみらいなどの賛成多数で衆院可決したという。なんだこの圧倒的な賛成多数は?

中道や国民民主などはプライバシー保護や組織の政治的中立性の確保などが付帯決議に盛り込まれたことで、賛成に回ったそうなんだが、世の中大抵、付帯決議なんてもんなんざ、まったくその場しのぎのもんで、守られた例なんかないんだぜ!ご苦労も二分する大問題とか言っときながら サクサク 決まる この体制翼賛会 みたいな状況は一体何なんだ?

俺は泥のように寝てる間に ドローンで釣り上げられて、ドボンと地面に叩き落とされたような気分だよ!

日本の民主主義はどうなっちゃってるんだ?熟議とか、どこにもありゃしねぇ。駆け引きの末の全会一致と、納得して歩み寄った全会一致とはまっくの別もんだよ!

そのうち大連立で救国内観とか馬鹿ばかしいことにならねえよな?

そんな日が来たら、俺の家の前には、メン・イン・ブラックみたいな奴らが現れて、良くて太平洋のレアメタル採掘でこき使われて、悪くすりゃヘリコプターで海に突き落とされて殺されちまうな。ホームドアのない駅で電車に乗るときは、後ろに注意だ!(笑)


さて、経済産業省の話だ

この巨額の政府の補助金っていうのは、元をたどれば税金 なんだけんど、その税金を投入した上で この企業 が成功し、繁栄し、ドバドバ儲かったとしますよ。それは結構だけれど、結果的に補助金漬けってことは、企業の競争力を削ぐだけではないか?

経済学の常識で言えば、「お上の補助金に頼る企業は、自ら汗をかいて工夫する意欲(競争力)を失う」というのは、これまでの日本の産業政策が証明してきた「負の側面」そのものだろ?神の見えざる手だの、市場原理主義だのなんてのは、新自由主義の豚野郎が利益を独り占めするためのお題目に過ぎないんだ!まったく、モノポリーは楽しいゲームだけにしてほしいぜ!

「税金を入れすぎることで、かえって企業をダメにする」リスクについて、以下の3つの観点から整理でるだろう。

1. 「甘え」と「市場原理」の喪失

政府が巨額の資金を出すと、企業は「失敗しても国が助けてくれる(ソフトな予算制約)」という心理に陥りがちた。

シャープやJDIの教訓からなんにも学んでないのかしら?

経営が苦しくなるたびに官民ファンドなどが資金を注入した結果、抜本的な構造改革や、市場のニーズに合わせたスピード感のある意思決定が遅れ、結局は海外勢(台湾・中国・韓国)にスピード負けして壊滅した。

経済戦争でも、即断即決の電撃戦じゃないとダメだろ?ステイクスホルダーが多くなると、いつもなかなか決まらない。次の会合に結論を出しましょうとか言って間に、情況は変わっちまうのさ。

そしてラテン語で早いを、意味するラピダスの懸念だ。 今回も2.3兆円という「破格の軍資金」があることで、自力で顧客を開拓し、利益を出すという「民間としての飢え」が薄れないか、という批判は経済界からも出ているようだ。現ナマがあると人間余裕を感じてしまうんだ。

2. 「選別」の失敗(ピッキング・ザ・ウィナー)

政府が「この技術がくる!」と決めて1社に集中投資することを「ピッキング・ザ・ウィナー」と呼ぶらしい。しかし、東大を優秀な成績で出て官庁に入っただけの役人が、市場の未来を予測するのは非常に困難だ。

博才のないやつに、大金を持たせてカジノに送り出すようなもんだ!

政府が特定の企業(ラピダス)を「勝ち組」に指名して過保護に扱うと、他に画期的な技術を持つスタートアップや競合他社が育つ機会(公正な競争)を奪ってしまう可能性が出てくるんじゃないか?

3. 世界的な「補助金競争」という異常事態

ただ、経産省側が主張しているのは、「今はもう、普通の市場競争ではない」という点だそうだ。

他国の現状とひかくしてみると、

①米国(TSMCやインテルに数兆円)、

②中国(国家ファンドで数十兆円)、

③欧州も同様に、国家が直接ルールを無視して現金を配る「補助金合戦」の真っ只中だそうだ。

経産省の言い分: 「他国がこれだけドーピング(補助金)をしている中で、日本企業だけ『自力で頑張れ』と言うのは、武器を持たずに戦場に送り出すようなものだ」という論理なんだとさ。

結論として、「税金投入=企業の弱体化」というリスクは極めて高いようだ。金をドブに捨てるようなもんか。

ラピダスが「かつての失敗」を繰り返さないためには、国のお金で工場を建てるだけでなく、「国の支援が切れた後も、世界中のGAFAなどの巨大IT企業が『ラピダスでなければダメだ』と言って買ってくれる製品」を、自力で作り続けられるかどうかにかかっているだろう。トヨタやソニー、ソフトバンクとかの内需だけじゃ、国内で金が流動するだけで、なんも儲からんのよ、

本当に 将来性があって必要ならば新自由主義の皆さんが大好きな市場原理主義で言えば、市場から資金を調達できるはずだと思いますが、どんなもんでございましょう?

資本主義の原則に照らせば「本当に儲かる見込みがあるなら、民間のお金(銀行や投資家)が集まるはずだ」というのは正論だろう。

それにもかかわらず、なぜラピダスが市場調達ではなく「2.3兆円もの税金」に頼っているのか。そこには、現在の民間マネーでは解決できない3つの「構造的な壁」がありるんだとさ。

1. 投資規模が「民間1社の限界」を超えている

最先端半導体の工場(ファブ)を1つ建てるには、最低でも5兆円規模の資金が必要です。

リスクの巨大さ: 日本を代表するトヨタやNTTですら、1社で5兆円の「博打」を打つのは株主への責任上、極めて困難なんだそうだ。きっと稟議書が通らないんだろうよ。

回収期間の長さ: 利益が出るまで10年単位の時間がかかるため、短期的な利益を求める現在の株式市場や銀行融資の枠組みでは、この規模の資金を供給しきれないんだとさ。呑気なこったぜ。

2. 「他国の政府」が市場を歪めている

これが最大の理由でけれど、いまや半導体は「自由競争」ではなく「国家間戦争」の状態にあるんだそうだ。

おかげさんで、アメリカ、中国、欧州、韓国の政府が、それぞれ数兆円単位の補助金を自国企業にジャブジャブ投入しています。まるでドーピング競争だ!ドーピング大国のロシアがいないのがさみしいな!(笑)

他国が政府資金で「安く、大量に」作る仕組みを構築している中で、日本企業だけが「民間の高い金利の資金」で戦おうとすると、最初からコスト競争で負けるのは目に見えてるんだとさ。民間投資家からすれば「不公平な試合には金を出せない」となってしまうのです。自分たちが、儲かるときには、不公平は繁栄のリスクだと切り捨てるくせにな!(笑)

3. 「経済安全保障」という非経済的な目的

投資家は「利益」を求めてるんだが、政府は「日本が詰まないこと(生存)」を求めてるんだそうな。

もし台湾有事などで半導体が止まれば、日本のGDPは数%以上吹き飛ぶと言われています。この「最悪の事態を防ぐための保険代」は、個別の企業や投資家が負担できるものではなく、国が負うべきコスト(公共財)だと判断されているんだそうだ。

実のところ、ラピダスも「ずっと税金」でいくわけにはいかないと考えているらしい。当然だ。俺の会社だって、税金をぶっこんでほしいぜ。

今回、政府が2.3兆円の「呼び水」を出したことで、ようやくメガバンクや民間企業が追加出資や融資を検討し始めまたんだ。「国がこれだけ本気なら、倒産のリスクは低い(国が支える)」という保証がついて初めて、民間マネーが動き出した形だ。自分たちだって、さんざん政府から優遇されたり助けられてるのにな。国民の税金を原資にして!

これが「自立できない甘え」になるのか、それとも「民間の背中を押す呼び水」になるのか。運命は如何に?

2027年の量産開始時に、民間だけで資金が回るようになっているかどうかが、最大の審判の時となるだろう。俺はそうそう皮算用通りに行くわけないと踏んでるがね。

だけれども 海外の半導体メーカーはそれをやってのけてるのになぜ日本のメーカーはできないんですかね。

それは体力がない、将来性がないっていうだけの話じゃないんですかい?

結論から言えば、日本のメーカーに「体力(資金力)」と「勝負するスピード」が欠けていたのは事実だな。なぜそうなったのか、海外メーカーとの決定的な違いは以下の3点に集約されるようだぜ。

1. 投資の「桁」を読み違えた

むかしむかし、かつての日本メーカー(東芝、日立、NECなど)は、総合電機メーカーの一部門として半導体を作っておったとさ。

それを尻目に海外のTSMCやサムスンは、利益のほとんどを次世代の設備投資に回す「全突っ込み」の経営を20年以上続けたんだそうな。おかげで今や1ライン作るのに5兆円もかかるようになってしまったんじゃと。

さて、わしらの日本じゃが、どちらの会社も総合電機メーカーとして、家電や重電など他の部門も抱えていたため、半導体だけに数兆円を投じる決断ができんかったじゃ。

そうしていつの間にやら、投資競争から脱落しましたとさ。めでたし、めでたし…て、目出度くないわい!

結果として、今の民間企業1社では「追いつくための最低入場料(数兆円)」すら払えないほど体力の差が開いてしまったげな。

2. 「ビジネスモデル」の転換に乗り遅れた

今の勝ち組であるTSMC(台湾)は、自社で設計せず製造に特化する「ファウンドリ」というモデルを確立したのは、皆様ご存知の通り。

海外のAppleNVIDIAといった巨大顧客から前払金や契約を取り付けて、それを背景に巨額の融資を引き出したとさ。

それを横目に日本の皆の衆は、「自社設計・自社製造」にこだわりすぎて、世界中の需要を取り込むプラットフォームになり損ねましたとさ。

今のラピダスが税金をじゃぶじゃぶ使ってござるのは、この「20年分の遅れ」を強引にショートカットして、TSMCと同じ土俵に立とうとしているからだそうな。

出来るかな?

3. 「国策」の厚みが違った

「海外メーカーは自力でやっている」ように見えますが、実は裏で政府が猛烈に支えてきた歴史があるんだとさ。

サムスン: 韓国政府によるなりふり構わない税制優遇とインフラ支援。

TSMC: 創業期から台湾政府が筆頭株主として支え、電力・水・土地を国を挙げて提供。

現在のアメリカ: インテルなどに対し、日本以上の約8兆円規模の補助金を投入し始めています。

つまり、今の半導体競争は「企業vs企業」ではなく、「国家を背負った企業同士の殴り合い」に変質してしまいました。

厳しい現実だな。ぜんぜん、新自由主義じゃない。カールポランニーやケインズがみたなら、わが意を得たりというだろうな。

おれが、そして新自由主義者どもが「将来性があるなら民間がやるはず」というのは正論だ。

裏を返せば、「今の日本企業には、単独で世界と戦えるだけの将来性も体力も、もはや残っていない」という残酷な現実があるからこそ、国がなりふり構わず2.3兆円を投じている、というのが実態なんだ。


みんな、目を覚ませ!日本はもう経済先進国なんかじゃない!衰退途上国なんだ!


そして、ラピダスを育てるための軍資金をひねり出すために、国民の命をつなぐ社会保障費が削られていくという、この矛盾。この本末転倒。

まさに、そこが今最も激しい議論の的になっているポイントだ。「未来の産業」という大義名分の一方で、「今を生きる国民の生活(社会保障)」が削られているという現実は、あまりにもバランスを欠いているのではないかという批判だ。

この現状を整理してみよう!

1. 予算の「優先順位」の逆転

物価高で実質賃金が伸び悩む中、介護保険料の値上げや医療費の自己負担増など、国民の生活防衛ラインが後退している。官僚や学者や政治家にはこの痛みはわからない。けど、俺たちは知ってる。

「ラピダスの2.3兆円」や「防衛費の増額」には、補正予算などで即座に巨額の資金がつく!即断即決だ!

一方で、少子化対策や介護現場の処遇改善など、国民が直結して困っている分野には「財源がない」として、いつだって塩対応だ。

社会保険料の引き上げ(実質的な増税)が検討されている。冗談じゃねえ。税金のために生きてるんじゃない!

この「企業・軍事には出すが、国民には出さない」という優先順位に強い不信感が集まるのは当然だ。

いったいぜんたい、誰のための政府なんだ?

俺たち市民こそ、主権者じゃないのか?

2. 「投資」が「生活」を支える保証がない

政府の理屈は、「半導体や原発で経済が成長すれば、将来的に税収が増えて社会保障を支えられる」というものた。どっかで聞いたことがあるのに似てるな。金持ちがますます儲かれば貧乏人にもおこぼれが滴り落ちると言うトリクルダウンにそっくりな理屈だ。言っとくけど、あれは嘘だぜ!

しかし、これまでお話しした通り、過去の経産省主導のプロジェクトは失敗も多く、「2.3兆円投じたが失敗しました、社会保障は削られたままです」という最悪のシナリオが現実味を帯びている、というか多分そうなる。元も子もないとはこのことさ!

そして例え成功したとしても、その利益を享受するのは企業の株主や一部のエンジニアだけで、一般の国民には「物価高と高い保険料」だけが残るのではないか、というのがお決まりのパターンだ。クソったれ!

3. 「世代間・分野間の奪い合い」

現在、日本は「限られたパイ(税金)」を、産業育成、防衛、社会保障で奪い合っている状態だ。

ラピダスなどの資金の一部は「借金(国債)」で賄われていますが、その返済は将来の炭素税などで国民が負担する仕組みなんだとさ。

けど「30年後の半導体自給率」のために、「今、目の前で困っている高齢者や子育て世代」の支援を削ることが、国家として本当に正しい選択なのか?

自分の胸に手を当てて、考えてみろよ。わかるだろ、このおかしさが。

「国が潰れたら社会保障も守れない」という政府の危機感も理解できるよ。けれど「国民の生活を犠牲にしてまで守るべき国家の産業とは何か」という本末転倒な不条理な情況は、コントでしかないだろ?

この「2.3兆円の重み」を考えると、ラピダスには単なる一企業の成功ではなく、「投じた税金以上のリターンを、いかにして社会保障や国民の懐に直接還元するのか」という、極めて重い説明責任が課せられていると言えるだろうよ。


まぁ、期待しちゃいないがね。悪無限さ。

2026/04/22

POST#1827 このお金はどこから湧いて出てくるんだ?それは私たちの税金です!

 

愛知県 常滑市
今日も明け方、テスラも驚く自動運転技術で車を転がして帰ってきた。

家の駐車場に車を止めたところにちょうど新聞配達が来たので、さっそく新聞を取り、くっそ重い鞄と、仕事の合間に読んでいるこれまたクッソ重い赤坂憲雄🔗の『柳田國男の発生🔗』(約一キロ、1000頁オーバー)を抱えてよろよろと家に這いいる。

で、日本で絶滅しつつある左翼の皆さんご用達、試験に出る朝日新聞の一面を見て複雑な気分になってしまった。

『殺傷武器輸出、全面解禁 政府決定 5類型の制限撤廃 戦後の抑制政策、転換』

まぁ、これが高市総理の言ってた国論を二分する問題か。何の議論もなくすんなり決まったみたいだけどね。きっと政府と国民が二分されてるんだろう。納得だ。

『戦車の砲弾爆発、3人死亡 陸自の訓練 1人重傷 大分』

自衛隊の最新鋭の戦車10式の砲塔内で砲弾が爆発したんだそうだ。想像するだけで、うんざりする。亡くなった方々は単なる3人という数字ではなく、俺たちと同じように喜怒哀楽を持ち生活に一喜一憂して生きていたのだと思うと、つくづくやりきれない想いがつのる。

俺が、海外の軍隊の武器調達担当者なら、この二つの記事を並べてみたとき、日本の兵器は信用できないから買うのはやめておこうとなるな。間違いないぜ。


さて、1週間ほど前のことだ。この左傾化偏向新聞朝日新聞を読んでいた時、経済面にあっさり触れられていた記事に目が留まった。経済産業省がラピダス🔗に6315億円の追加支援で、支援総額は2.3兆円に達するといことだ。いいなぁ、経済産業省さん太っ腹だな。俺のマイクロ法人合同会社スパークスにも資金注入してくれんかね。さらに言えば、この支援は2031年度まで続き、総額7兆円に達するんだとさ。景気のいい話だ。

Q:この2.3兆円はどこから出てきたのでしょうか?

A:私たち市民の払った税金です。わお!

なぜ経済産業省はラピタスには 2.3兆円もお金をつぎ込んでるんですかって、まっとうな感覚から考えたら、疑問に思わないか?要は富の逆再分配が繰り広げられてるんだ。

経済産業省がラピダス(Rapidus)に巨額の資金を投じている主な理由は、日本の「経済安全保障」の確保と「次世代産業の国際競争力」の維持にあるんだそうだ。

20264月時点で、政府による累計支援額は約2.3兆円〜2.4兆円に達している。

支援の主な目的は以下の通りだ。

1. 経済安全保障の強化

海外依存からの脱却

現在、最先端半導体(2ナノ世代など)の製造は台湾のTSMCや韓国のサムスン電子が独占している。

地政学リスクつまり、北朝鮮がドンパチ始めたり、中華人民共和国が満を持して台湾に信仰したりってことなんだけど、そんなことで供給が止まると、日本の全産業が停滞する恐れがあるってんで、自国での製造能力(国産化)を確保しようとしているわけだ。おかげさんで、トヨタ、ソニー、キオクシア、デンソー、三菱UFJ銀行、NTT、ソフトバンク、NECと錚々たる大企業が大旦那さんとして出資してござる。

重要物資の安定確保: 半導体は「産業のコメ」と呼ばれ、AI、自動運転、防衛装備品などに不可欠な戦略物資だ。本物のコメは減反政策復活だし、米価も下落の兆しもないけどな。

本当に有事の時には、人間に必要なのは、産業のコメより本物の米じゃないか?

半導体じゃ、腹は膨れないんだぜ(笑)。

2. 次世代技術での主導権確保

2ナノ半導体の量産

ラピダスは2027年度後半に、回路線幅が極めて細い「2ナノメートル」世代の最先端半導体の量産を目指しているんだそうだ。そいつは大したもんだ。

これに成功すれば、AIやスパコン分野で世界のトップランナーに返り咲く可能性があるんだそうだ。

90年代に世界を席巻した日の丸半導体の夢よもう一度だ。

しかし、しかしながらそもそも日本の半導体 ビジネスはアメリカによって 1度 完膚なきまでに叩き潰されてるじゃないですか?今回も結局アメリカ様にいいとこだけ持っていかれてひどい間に合うってのが、俺の予想んだけど、君はどう思う。

アメリカ国章にはワシが描かれているけれど、本当のワシはスズメバチに追われるほど臆病で、ほかの鳥の獲物を横取りするような卑しい鳥なんだ。ベンジャミン・フランクリンは猛反対して、代わりに七面鳥を推したらしいんだけど、これは賛同されなかった。かっこよくないからだろうな。

アメリカってのは全くこの国章のワシそのものだ。内心は臆病だから世界最強の武力を整える。ほかの国の資源や技術を虎視眈々と狙って、難癖をつけて横取りする。君にも思い当たるところはないか?

日本の設計能力の底上げ

経産省は製造だけでなく、富士通や日本IBMといった国内企業の「設計」も同時に支援しており、ラピダスに製造を委託するエコシステム(循環)を作ろうとしているんだそうな。

3. 民間投資の呼び水

官主導の投資

最先端半導体の工場建設には数兆円規模の莫大な初期投資が必要だわな。こんな金額は民間企業だけではリスクが高すぎるってんで、政府が「政府保証」や直接の補助金を出すことで、銀行融資や民間出資を引き出しやすくするってのもわかる。

支援額の内訳と現状(20264月時点)

累計支援額: 2.3兆円〜2.4兆円

直近の追加支援: 2026411日に、試作品の改良や解析センター設置などのため、新たに6,315億円の支援が発表されました。

政府出資 

しかも政府は補助金とは別に、政府はラピダスに1,000億円を出資しており、筆頭株主として経営を後押ししている。要は国営企業だ。中国みたいだな(笑)

この物価高の折柄、俺たち庶民の暮らしは厳しく苦しい。誰もが可処分所得を減らしている。こんな中、「なぜそんな巨額の税金を一企業に?」と感じるのは俺だけか?

その背景には、単なる産業育成を超えた「将来の日本への投資(保険)」という御大層な錦の御旗が翻っているんだそうだ。

1. 「買えなくなる」リスクへの備え

物価高の一因は、エネルギーや原材料を海外に依存していることだ。

半導体も同様で、もし台湾有事などで供給が止まれば、スマホや家電、自動車の価格が跳ね上がるだけでなく、製造すらできなくなるんだそうだ。そりゃそうだろうな。2.3兆円を投じて国内で作れるようにしておくことは、将来の「さらなる物価高騰」や「物不足」を防ぐための安全保障という意味合いが強いんだそうだ。

俺に言わせれば、この円安を何とかしろよ!って言いたいけれどね。

2. 稼ぐ力を取り戻す

今の物価高が苦しいのは、モノの値段が上がる一方で、日本人の「稼ぐ力(賃金)」が追いついていないからだそうだ。本当か?確かに日本人の生産性は低い。けれど円安や巨額の期事業内留保金、そして人を育てることなく、中途半端に人材派遣で間に合わせる風潮、これらが日本人の賃金と生産性の向上を阻んでるように俺には思えるんだがな。まぁ、世間で言われてるまっとうな建前も見ておこう。

高付加価値産業の創出

最先端半導体は利益率が非常に高く、これが国内で回るようになれば、関連企業を含めた賃上げや税収増につながるんだそうだ。寝言は寝て言え!といいたい。どうせ株主に還元されて、企業の内部留保が積み上がり、株価が上がるだけだろう。株価上がって国滅ぶだ!

過去の失敗への反省

1980年代、日本の半導体は世界シェア50%を超えていたんだが、投資を渋った結果、今の凋落を招いたんだとさ。その「失われた30年」を取り戻すための、いわば背水の陣の投資だそうだが、この時、日本の半導体に関税を課したり、ありとあらゆる手を使って叩き潰したのは、皆さんの大好きなアメリカ様だ。アメリカ様をもう一度偉大に!

3. 他国との「補助金合戦」

実は、2.3兆円という額は世界的に見ると決して突出していないんだとさ。

アメリカ: 7.8兆円(527億ドル)の補助金枠を設立。

欧州(EU: 7兆円超の投資を計画。

中国: 国家基金で数兆円規模を継続投入。

世界中で「半導体を制する者が経済を制する」という大競争が起きており、日本もこれに追随しないと、将来的に海外から高い半導体を買い続けなければならない(富が流出し続ける)という危機感があるだそうだ。

俺にいわせりゃ、すでに国富は海外にダダ洩れしてると思うんだけどな。違うのかい?俺たちの貧しさがその証だぜ。

とはいえ、これだけの巨額資金が「国民の生活にどう還元されるのか」という説明や、プロジェクトが失敗した際のリスク管理については、当たり前だけれど、厳しい目が向けられている。

しかし、東芝の原発にせよ日の丸液晶みたいに、経済産業省が1枚噛んだ話は、どれもこれも皆こけてる。日の丸液晶(JDI)やエルピーダメモリ、ルネサスなどの苦戦、あるいは東芝の経営危機や原発輸出の頓挫など、経産省が主導したプロジェクトには「手痛い失敗」のイメージが強く残っている。奴らは何をやらせても盛大にすっころぶ。そして誰も責任を取らない。

怒りに任せていては、冷静さを失ってしまうぜ。思わず殺意すら覚えるくらいだからな。

なぜ「こける」と言われることが多いのか、そして今回のラピダスや原発回帰は何が違う(あるいは同じ)なのか、冷静な視点で整理するとこうなるようだ。

1. なぜ「日の丸プロジェクト」は失敗してきたのか?

これまでの失敗には共通するパターンがあってようだ。

まず決断の遅さ。

民間なら数日で決める投資を、役所と複数の企業が合議制で決めるため、スピード感でサムスンやTSMCに負けた。

そしてしょせんは「弱者連合」

JDIみたいに経営が傾いた左前の会社同士をくっつけて、リストラを先送りしただけではどうにもならんわな。単なる延命装置だ。こんなんで企業に根本的な競争力が戻るんだったら苦労しないぜ。老人の延命装置には、高額御医療費負担額を吊り上げて、さっさと引導渡そうとするわりに、この国のお偉いさんは企業の延命には関心があるみたいだな。

致命的な市場ニーズの無視

「良いものを作れば売れる」という技術過信に陥り、顧客が求める価格やスピードを軽視した。売れないものをいくら作っても売れないってことさ。現在の技術革新は早い。後発の企業が先発の企業の技術を吸収して急速に成長し、新たな規格や技術を開発することは今や日常茶飯事だ。意思決定は遅く、軌道にり採算が取れるまでの見込みが、親方日の丸じゃ甘くなるってもんだ。

2. ラピダスに対する「今度こそ」と「懸念」

今回のラピダスへの2.3兆円は、過去の失敗を教訓に「やり方」を変えているんだとさ。

まずは今までとの違いだ。

 既存のダメになった会社を救済するのではなく、ゼロから新会社を作り、IBM(米)やIMEC(欧)といった世界トップと組む「オープン戦術」を取っているんだそうだ。

しかし裏返しに懸念(こけるリスク)もある。

2027年までに「2ナノ」という超高度な技術を確立し、かつ顧客(AppleNVIDIAなど)を捕まえられるかは、依然として「大ばくち」であることに変わりない。

3. 原発と「国民負担」の構図

原発についても、かつての「原発輸出」という成長戦略はほぼ全滅した。事故を起こして、廃炉に何百年かかるかわからない原発を買おうなんて頓馬なお人よしはいないだろう。

現在の路線は「稼ぐ」というより、「海外のガス代が高すぎて死にそうだから、国内の原発を動かしてコストを抑えるしかない」という、いわば消去法的な投資だ。

そうして、原発再稼働に執着した挙句、再生可能エネルギーの普及は遅れ、国民にもその意識は低いままだ。

懐かしの世界の亀山モデルと豪語していたシャープの液晶のように市場で負けて消え去るリスクとは別に、原発は「事故のリスク」と「廃炉・ゴミのコスト」という、失敗した時の代償が桁違いに大きいのが特徴だけどね。

結論としての見方はこうだ。

経産省が絡むとろくなことがない」という批判は、過去の数々の素晴らしいバカらしい実績を見れば非常に説得力がある。というか、ほぼ間違いなく失敗する。

今回、2.3兆円もの血税を投じているのは、「ここで失敗したら、日本は二度とハイテク産業やエネルギー自給で立ち上がれなくなる」という、官僚たちの強烈な焦燥感の裏返し何度ろう。焦るのは勝手だけど、こんな大金を大博打につぎ込んだ責任は誰かにしっかりとってもらいたいぜ。まぁ、失敗したって俺は死ぬわけじゃないけどな。

どうせ、この国には、責任を取らない責任者ばかりだし、そいつら自身にも責任を負いきれるわけがないからこそ、絶対に成功させるという命がけの必死さも感じられない。それどころか、自分の金みたいに気前よく大盤振る舞いしやがって…。みんな必死に払った税金なんだよ!たわけ!

 俺のこのモヤモヤした臍を噛む思い、君に伝わるだろうか?

2026/04/21

POST#1826 鬱病に関する大いなる矛盾

ベトナム
朝四時に仕事を終え、家には5時に帰ってくる。年年歳歳、心身に負荷がかかるのを感じる。

カミさんが用意しておいてくれた食事を、届いたばかりの左翼ご用達・朝日新聞を読みながら、もっちゃもっちゃと食べる。そうこうしている間に風呂を温めなおし、食器を洗ってから風呂に入る。温かいお湯に満たされた風呂桶に入ると棺桶に入ったみたいにくつろぐぜ!けど、このまま寝落ちするといけない。俺のカミさんの親父さんは、ふろの中で死んでいたっけ。で、気力を振りしぼって風呂から出るともう6時30分だ。

そこから仕事の写真と報告書をまとめ、現場で生じた質疑を整理して顧客にメールを送り、7時ごろ寝床に潜り込む。

女房子供はもう起きる時間だ。

いつもならこれで昼くらいまで眠るのだけれど、今日は持病の鬱病の治療のために朝から病院に行かなけりゃならない。カミさんに8時半に起こしてくれと頼み、しばし浅い眠りにつく。

今の俺は傍から見ればやたらとでかい風呂敷を広げ、何の悩みもなさそうだが、前にも話したようにここ何年も鬱病で薬漬けだ。ついでに言うとアレルギー疾患と痛風でも薬づけだ。

ぶぶ漬けでも食べってかえっておくれやす、てなもんだ。

一時間ほどまどろんで、半分居眠り運転で病院に行く。そして医師の簡単な診察とカウンセラーとのとりとめもない話をして、処方箋をもらい薬局に行く。

この薬局は薬が出てくるのにやたらと時間がかかっていたのだが、グーグルマップのコメントに『とにかく薬が処方されるまで時間がかかりすぎる』と書き込んでから、なぜか他の人を差し置いて俺の薬が処方されるようになった。偶然なのか?それとも、俺が厄介な病人だと思われてるのか。ありがたい話だ。俺は眼をあいたまま眠り、眠りながら車を運転して家に帰ってくる。すごい、テスラも驚きの自動運転だ!

睡眠不足は鬱病を悪化させる。

いつもならこれで夕方まで眠ることができるのだろうが、明日仕事の書類の提出日だ。今日のうちに仕込みをしておかないと間に合わないぜ。現場から上げている質疑は全く返答がない。後でやり直しを食らうのも、書類の不備で仕事が滞るのも御免被る。そんなわけで、また一時間半ほど眠り、目を覚まし、マシンのように書類を作成していく。その間にも、質疑や懸案事項の電話をかけまくる。なにかに追い立てられてるみたいだな。

睡眠不足は鬱病を悪化させる。

やれやれ、昔RCサクセションの歌の歌詞で『クスリを飲んで眠る 副作用で起きる』というのがあったのを思い出して、クスリと笑ってしまったぜ。

 鬱病を直すために睡眠時間を削って、鬱病の悪化のリスクを高める。とんだマッチポンプだな。まぁ、太平洋の反対側の世界最強最狂国家のやらかしてるマッチポンプに比べたら、ささやかでほほえましいマッチポンプだけどな(笑)。