ラベル 沖縄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示
ラベル 沖縄 の投稿を表示しています。 すべての投稿を表示

2026/03/28

POST#1802 朝からわらわせてもらったぜ!

沖縄、竹富島

黒田バズーカーで皆様お馴染みの日銀の黒田前総裁は今朝の朝日新聞のインタビューで異次元の金融緩和とアベノミクスによる負の遺産について『 日銀には一切の責任はない。 政策決定するのは政府だ』と(朝日新聞「日銀・黒田前総裁単独インタビュー」🔗)開き直っていたが この姿勢はどうなのよ?

朝からゲラゲラ笑わせてもらったぜ!

ご機嫌だねって?不機嫌に決まってるだろう!

確かこの御仁が『値上げに対する許容感が市場にある』といったことから、何もかも値上げラッシュになり、デフレだなんだと大騒ぎしてたのが一夜にしてインフレ基調に変わったんだ。まるでドリフターズのコントのセットみたいだぜ。ダメだこりゃ!

 黒田東彦前総裁が、退任後もなお「日銀に責任はない」「政策は正しかった」という姿勢を崩さないことに対して、俺が抱く「開き直り」への憤りは、今の日本社会の閉塞感を考えれば極めて正当な反応じゃないか?

このインタビュー(20263月)のなかでも、黒田前総裁は「1.5%までの利上げは問題ない」 と語り、デフレ脱却の成功を強調する一方で、副作用(円安や格差拡大)への具体的な反省や責任には触れていない。

俺がロビスピエールだったら、即刻このアンシャンレジームのおっさんの首をギロチンにつっこんでやるんだがな。その姿勢がなぜこれほどまでに「不思議」で「許しがたい」のか、その背景には以下の構造がある。

1. 究極の「無謬性(むびゅうせい)」という病

「自分は間違っていない」という自己正当化

黒田前総裁は、自身の進めた「異次元緩和」が物価目標を達成し、日本経済を救ったという物語を信じて疑ってない。信念の人なんだろうな(笑)。俺も俺は間違ってない、間違ってるの社会のほうだと思っているけど、世間様からはとんだ間抜けだと思われてるぜ。どっちが正気なんだ?(笑)

たとえ現実として円安で国力が地に落ちている状態であっても、彼は「自分の理論」の正しさのみを根拠に、その後の不都合な結果(円の価値低下など)を外的要因のせいにし続けている。きっと外貨建ての資産をたくさん持っているんだろう(笑)。

2. 「責任」の所在を政府へ転嫁する構造

日銀の「独立性」の裏にある免責事項ってやつだ。「政策決定は政府との共同声明に基づく」という建前を盾に、結果に対する最終的な責任を政府(政治)へ押し付ける論理が働いているわけだ。じゃぁ最終的な責任は政府のだれが取れるんだ?長いこと財務大臣をやってた麻生太郎閣下か?それとも撃ち殺された安倍晋三元総理か?

「自分は頼まれた仕事をプロとしてこなしただけだ」という姿勢は、国民の生活に直接的なダメージを与えた当事者としての自覚を著しく欠いているといえるだろう。

3. 「アンシャン・レジーム」としての特権意識

現場の痛みを知らない高みの見物だ。代書高所からモノを言うとはこういうことだぜ、覚えておいて損はないさ(笑)

退任後も特任教授などのポストに就き、高額な年収や地位を維持している黒田さんにとって、庶民の生活が困窮していく現実や、日々の労働の過酷さは、単なる統計上の数字でしかない。一人一人の人間なんざ、数字でしかないってことだ。俺も、あなたも、そこのオジサンおばさんお兄ちゃんお姐さんも。ある意味、すごく平等のように見えるけれど、それは非人間的という観点で平等ってことだ!笑いが止まらないぜ。

この「安全な場所」からの開き直りこそが、俺を朝からゲタゲタ笑わせてくれるさ。

4. 知性の敗北と「茶番」の継続

日銀が買い続けた上場信託投信の売却が終了するのは今から100年以上先だ。

まったく歴史の審判を無視した確信犯としか言いようがないぜ。御年81歳の黒田さんからしたら、まさに「我亡き後に洪水よ来たれ」ってやつだ。

そこにはアダム・スミスが説いた市場の誠実さも、ケインズが説いた責任ある財政介入も、彼の「開き直り」の前では形骸化しているぜ。墓場の中から立ち上がってきそうなもんだ!

今の状況なら「利上げ1.5%までは問題ない」と平然と語るその姿 は、自らが引き起こした副作用のツケを、現役世代や後任に丸投げしたまま逃げ切ろうとする、まさに「壮大な茶番劇のフィナーレ」そのものだ。自分はマイナス金利で突っ走ってたくせに!

ちなみに、彼の眼には日本経済は好調を持続していると映っているようだ。どこに目をつけてるんだか。ケツの穴の横に目がついてるのか?

 こんな愉快なおじさんたちが仕切ってる国の通貨がダラダラに安値を付けても、全く驚かないぜ。円の、日本の政治経済への信認がないってことさ。

さぁ、君はドル覇権の黄昏が迫る今、日本円が今後どのような立ち位置になると思う?

俺の答えは単刀直入に言えばこうだ。

円は埋没します。

確かに、その見通しは非常に現実的で厳しいんだけど、日本円が「通貨多極化」の中で埋没していくという予測には、逃れられない構造的な要因がいくつかあるんだ。

円が埋没する決定的な理由はざっと次のようなもんが考えられるんじゃないかな。

①経済規模の相対的低下

かつて世界2位だったGDPは惜しくもドイツに抜かれ、インドにも抜かれる寸前だ。

人工も減っていく一方だ。経済のパイが小さくなれば、日本人の貿易収支は赤字になってゆくだろう。そうするっていうと、決済通貨としての需要も自然と減退するってことだ。

②「安全な資産」神話の崩壊

 かつては「有事の円買い」と言われたおめでたい時代もあったようだが、現在は日本の経常収支の構造変化(貿易赤字の定着などね)により、有事にはむしろ円安が進む局面が増えているというわけだ。

③金利差と国力

 アベノミクスと黒田バズーカーの地道な努力もあって、膨大な政府債務を抱える日本は、他の国のように機動的に金利を上げられないんだよね。借金だるまだからさ、金利を上げれば、国債の利払いでさらに借金が膨らみ、本来国民のために使うべき政府予算を圧迫するってわけだ。低金利の円は「キャリートレード(投資資金の調達元)」として利用されるだけのあわれな存在になりつつあるという状況だ。借りても借りても、利子がつかない不思議なお金だからね。So SAD!

今や日本の庇護として80年振舞ってきたアメリカのドルがその覇権を失いつつあり、元やユーロが勢力を伸ばす中で、円は「国際的な基軸・準基軸通貨」としての地位を失い、日本国内と一部の限定的な取引でしか使われない「ローカル通貨」へと収束していく可能性が高いな。そう、「ローカル通貨」化への道をまっしぐらだ。誰もついてこれないくらい爆走中だ。

政府もきっと外貨建ての株や国際を買うべきだと国民にもっと周知したほうがいい。

俺たちの円には、将来性がないんだって正直に言うべきだ。

米ドルという「絶対的な基準」が揺らぐ中で、埋没していく円。

じぁ、なんでそんなに人気がないのかってことをかんがえてみよう。

 長年続いた超低金利政策と近年のインフレ・円安により、日本円の「実質的な価値」は大きく目減りしている。

お金の価値が下がる要因は主に2つある。

1つは国内で物価が上がり、同じ金額で買えるものが減ること、つまりインフレだ。

もう1つは海外通貨に対して円の価値が下がること、つまりは円安だ。

日本国民の皆様はまさにこれをダブルパンチでくらってるわけだ。

1. 国内での購買力の低下(インフレによる目減り)

「インフレ率2%」が継続した場合、現金(タンス預金など)の価値は以下のように目減りします。良いか皆の衆、心して聞くのじゃ。

10年後:現在の100万円で買えるものが、約122万円出さないと買えなくなっちまうんだ。

20年後:現在の1,000万円の価値は、実質的に約553万円(-44.7%)まで減少する計算になる。これは物価上昇率3%想定の場合だそうだ。老後2000万円問題とか言ってたけど、いったいいくらあったらいいんだよ!ふざけんな!こどもと年寄りに金を巻き上げられ、家のローンも延々と続くなか、貯金なんて無理ゲーだろう!

これを過去に30年間に視座をうつしてみると、どうだろうか。

1994年から2023年までの約30年間で、消費者物価指数は約1割上昇しており、日本円の価値は約10%目減りしたと言えるそうだ。これは物価ベースだけだからね。

さらに国際収支を考えてみると、それどころの話じゃない!

2. 海外に対する価値の低下(円安による目減り)

近年の歴史的な円安により、海外製品の購入や海外旅行における円の価値は急激に低下しちまった。急降下だ。俺の若いころは1ドル90円だった。それが今や160円だ!かつての半分くらいにまで円の価値は下がってる。下がりすぎだろ!そりゃ日本人は生産性が悪いって言われるだろうよ!

この円安は、エネルギー(原油など)や原材料の輸入価格を押し上げる。ガソリン代を見てみろ。わかるだろう?そしてそれがそのまま、国内の食料品や電気代の値上げ(インフレ)に直結している。

そしてそれが、富裕層と庶民の経済格差を飛躍的に拡大させてる。

低金利が続くこの国で、日本円だけで資産を持っている俺のような貧乏人と、外貨建て資産(米国株など)を保有している金持ちのとの間で、資産価値の格差が広がっている。

そういえば俺はユーロができたころ、カミさんに外貨建ての貯金をお勧めしたんだ。円はまだ堅調だったが、このままではいずれダメになると思ってたんだ。皆がドルを求めているときにこそ、国境を越えた貨幣経済圏という理想にオッズを張るように言った覚えがあるな。あの金は、家を買うときに使っちまったのか…。

3. 金利による補填の欠如

かつての日本(1960年代〜90年代前半)では、預金金利が56%、高いときは8%もあったそうな。そのため、物価が上がっても利息で資産を守ることができた。Nice Ageだ。

しかし、長年の超低金利政策により、預金金利は0.001%0.02%程度の極めて低い水準が続いる。銀行の利子なんて、振込何回かしたら手数料で消えてしまう。消えてしまうんだよ!

つまり利息がほとんどつかないため、インフレによる価値の目減りを全くカバーできていないのが現状だ。そう、インフレターゲットが2%で、金利が0.001%なら、預金してもお金の価値は毎年2%づつ目減りしていくわけだ。これも黒田さんのおかげさまだね(笑)

20243月に日銀が植田新総裁のもとマイナス金利を解除し、「金利のある世界」へと転換し始めたけれど、依然として物価上昇率に金利が追いついていないため、現金のまま保有するリスクは続いている。この瞬間にも、俺の金も君の金も、目減りしてるってことさ。

そうするってぇと、今後の対策として、インフレに強い資産(株式、不動産、外貨など)への分散投資を検討することが、資産を守るための重要な手段となっていくわけだ。やたら政府がNISAだ、新NISAだと旗を振るのは、円安に白旗を上げていることに他ならないのさ。

やれやれ、朝から盛大に笑わせてもらったのに、なんだか切なくなってきたぜ。

気晴らしに桜でも見に行くか。

2026/03/27

POST#1801 君には水平線の彼方にドル覇権の終焉が見えるか!?

沖縄、竹富島

有事のドル買いで、アメリカのドルは世界に流通する。
それは則ち、アメリカに世界中の商品が流入するということだ。
アメリカ人の浪費で世界経済が回ってるてことだ。
そして、アメリカの下々の皆さんのことは一旦おいておいて、アメリカという国は、ドルを刷れば(実際にはコンピューターに金額を入力するだけでドルはいくらでも生み出されるんだぜ!) 無限に世界中の市場からお買い物ができる。
そして、世界中にドルが流通すればするほど、どこでも誰でも貿易の決済資金のためにドルを受け取ってくれるようになるから、ドルの流動性がますます高まる。
つまり、ユニバーサルな世界通貨になるってことだ。
要はドルが様々な貨幣のHUBとして成り立っているドル本位制が現在の経済の姿だってことだ。
で、このプロセスを称して彼らは貿易赤字の拡大といっているわけだ。
問題はドルが量的に増えすぎて、その希少性=価値が低下することだけれど、そんなときは心配ご無用、どっかちょろい相手に喧嘩を吹っかけて「有事のドル買い」でドルの価値を吊り上げる。

永久機関が完成しちまったぜ!(チェンソーマンにもそんなセリフがあったなWWW)

しかし、こんな茶番がいつまでも続くはずはない。「ドル覇権の終焉」がいつかはやってくるんだ。
ドル覇権の終焉」は、もはや単なる陰謀論ではなく、国際政治経済の現実的な議論のホットなテーマとなっている。見てきたようにアメリカ自身の行動(制裁によるドルの「武器化」や巨額の財政赤字)が、世界的な「脱ドル化」を加速させている側面は否定できない。 

現状のポイントを整理すると次のようになるんじゃないか。

1. 進行する「脱ドル化」の動き

①ドルの「武器化」への警戒: 

ロシアに対するSWIFT(国際決済ネットワーク)からの排除や資産凍結を目の当たりにし、中東や新興国は「明日は我が身」とドル依存のリスクを強く認識している。なんせ、アメリカの王様は気まぐれだ。ダーツで次の獲物を決めてるとしか思えないときがある。

②石油決済の変化

長年続いた「ペトロダラー(石油はドルで買う)」の仕組みが揺らいでいる。

サウジアラビアが中国との取引で元(人民元)決済を検討するなど、エネルギー市場でのドル独占が崩れ始めている。帝国は必ず衰退するんだ。

③BRICSの台頭

2026年現在、BRICS諸国は金(ゴールド)や地域通貨バスケットに裏打ちされた共通決済手段(仮称:ユニット)の開発を模索しているようだ。こうして西側諸国を介さない独自の経済圏を形成しようとしている。 

2. 基軸通貨としてのシェア低下

世界の中央銀行が保有する外貨準備(要は貿易決済のために使うドル資金だ)に占める米ドルの割合は、かつての70%超から50%台まで低下しており、20年ぶりの低水準となっているそうだ。その背景には何があるのか。賢明な読者諸兄諸姉ならお分かりだろう。

①ユーロ・人民元の拡大

 欧州内でのユーロ決済の定着に加え、中国のCIPS(人民元クロスボーダー決済システム)の利用拡大により、ドルを介さない取引ルートが実用化されている。 残念ながら、円決済はとんと広がっていないですな。

3. それでも「即座に終焉」と言い切れない壁

一方で、ドルの覇権が明日明後日に消滅するわけではない理由も存在する。

①圧倒的な流動性

世界の貿易決済やデリバティブ取引の大部分は依然としてドル頼みであり、これに代わる「深さと広さ」を持つ市場(代替先)がまだ存在しないんだ。世界はウォール街に握られているのさ。

②資本の自由度

専制国家中華人民共和国の人民元などは為替管理が厳しく、ドルほど自由かつ大量に動かすことができない。信頼の置ける「逃避先」としての代替資産(米国債に代わるもの)が見当たらないのが現状だ。そう、今は兆しが見え始めたばかりの過渡期なんだ。 

現在は、「ドル一強時代」から「通貨多極化時代」への過渡期にあると言えるだろう。

歴史上の基軸通貨(英ポンドなど)が数十年の歳月をかけて交代したように、ドルの影響力が徐々に、しかし確実に削り取られていくプロセスの中に私たちはいるわけだ。それがどう落ち着いていくのかを見る前に、俺はこの世とおさらばするだろうけど、これはいずれ必ず起こる。今日のようにアメリカ様が自らの信用を切り崩し続ける以上、この流れは止まらない。

このまま「多極化」が進んだ場合、俺たち地球人は複数の通貨を使い分ける、より複雑で不安定な経済圏に放り出されることになるわけだけれど、それこそが「ドル覇権後の世界」の落ち着くべき姿なのかもしれないな。

そのとき君は、日本円がこの「通貨多極化」の中でどのような立ち位置になると予想する?

その前に、以前にも書いたことけど、このまま経済の成長のみを追い求めてゆけば、俺たちは地球の資源を食い尽くし、地球は金星みたいな灼熱の死の星になっちまうぜ。

通貨はいくらでも信用創造できるけれど、通貨は富そのものじゃない。単なる交換のためのツールなんだ。幸せな生活を送るためには必要かもしれないが、本当の幸せはそこにはないんじゃないか。

本当に求められてるのは、基軸通貨の交代じゃなくて、俺たちの価値観の交代なんだよね。

2026/03/26

POST#1800 壮大なスケールのマッチポンプ

沖縄、竹富島

俺にはここんところ、どうにもおかしいと思えることがあるんだ。

聞いてくれるかい?OK,ありがとう。

しばしば「有事のドル買い」ということが言われる。今回のイラクへの攻撃によって生じた原油の供給体制の崩壊にも、「有事のドル買い」ってことで、円はますます安くなってる。底抜けだのダラ安だ。残念極まりないね。おかげさまで国民生活は窮乏してゆく一方だ。

しかし、しかしですよ、この世界のたいていの有事はアメリカが起こしていたり、関わっていたりしてるように思うんだが、どう思う?確かにロシアもやらかしてるし、中国もやる気は満々だが、なんだかんだ言って70年代の中越戦争以来、やってないしな。

それに対してアメリカは建国以来ほとんどの期間を世界のどこかの国との戦争に費やしてきた国だ。ここ最近だって、イラン、ベネズエラ、イラク、アフガニスタン、シリア内戦・・・いつもどこかで戦争していたんじゃないか?ある統計によれば、1776年の建国以来、91%の期間戦争しているそうだ。俺がアメリカ人ならうんざりだな。

それによって巨大な軍産複合体を潤わせ、国内の格差から目をそらし、さらには「有事のドル」というか、世界通貨ともいえる圧倒的な通貨の流動性を梃子にして、ドルの価値を上げていく。

これは壮大なマッチポンプではないですかい?

そう、自作自演ってやつだ。アメリカの王様のおかげでみんなが迷惑してるぜ。

いくつかのポイントに分けて整理してみよう。

1. 「有事のドル買い」のメカニズム

本来、紛争の当事国であれば通貨は売られるはずなんだけど、アメリカの場合は特殊なんだ。それには次のような理由がある。

①圧倒的な流動性

 世界で最も使われ、どこでも換金できる「基軸通貨」であるため、パニック時には誰もがとりあえずドルを手元に置こうとするわけだ。要はみんなが受け取ってくれるからってことだね。円は価値が低いから円では受け取りたくないね、ドル建てでビジネスねってことだね。

②地理的優位性

 ユーラシア大陸で紛争が起きても、北米大陸は物理的な戦火にさらされにくいという「逃避先」としての安心感があるのも間違いないだろう。(余談だが、∀ガンダムでは、舞台は遥か未来の北米大陸だったな。)

実際にアメリカ(待てよ、これにはカナダも中南米も包含されてしまうからUSAっていうべきか?)本土に攻撃されたことはまずない。第二次大戦中に日本が飛ばした風船爆弾による小規模な被害か、9.11のWTCへの旅客機突撃攻撃くらいしかない。

基本的に現代のアメリカ人にとって、戦争は世界のどこかよくわからんところで行われる、イマイチ現実感のない ものなのかもしれない。そう、ゲームみたいなもんだ。

2. 軍産複合体と経済のサイクル

アメリカの経済構造において軍事産業は巨大なパイを占めている。世界最大気の最大規模のアメリカ軍だけじゃなく。日本やEUの同盟国にも自分とこの規格の武器をじゃんじゃん売りまくってる。貿易交渉で、型落ちの余剰品を売りつける。親方日の丸ならぬ親方星条旗産業だ。

①需要の創出

せっかく作っても、世界が平和で皆が友好的だったら、そんなものは無用の長物だ。反対に 戦争や緊張状態が続けば、兵器の受注が増え、軍事技術への投資が加速する。

②格差と不満の転嫁

 国内に渦巻いている社会問題や経済格差から国民の目をそらすため、共通の「敵」を設定し、愛国心を煽る手法はアメリカに限らず人類の歴史の中で繰り返されてきた。

3. 「マッチポンプ」説の背景

アメリカが介入、あるいは引き金となった紛争の後に、結果としてドル高や米軍需産業の利益がもたらされる構図は確実に存在するだろう。

(アメリカとEUの代理戦争ともいうべき)ウクライナで戦争が長引けば、ジャベリンを作っている工場がフル稼働した。ひらたくいえばそんな話だ。君もよくよく新聞を読んでみるとわかるはずだ。

①通貨の覇権維持

 ご丁寧に石油取引をドル建てに縛る(ペトロダラー)など、軍事力を背景にドルの地位を守り、他国からの資本を吸い上げる仕組みもある。

②意図的なのか、結果的なのか

すべてが緻密な計画通りの「マッチポンプ」なのか、あるいは「世界の警察官」として介入せざるを得ない立場を利用しているのかについては議論が分かれるところだけれど、「混乱が起きるほど、最終的にドルと米軍事力が再評価される」という構造自体は否定できない。

そもそも、世界の警察官をやめたいって近年のアメリカの政権は党派を問わず言っているにも拘らず、自国の利益になると見れば、すぐに軍事行動を仕掛ける。アメリカファーストのトランプに至っては、国際法もへったくれもない。気に食わないとすぐ攻撃だ。

こんな無法は日本の感覚で言ったら、そんなことしたら一発で政権が瓦解だ。

アメリカの場合はむしろ、常にどこかでドンパチやっていないと政権が持たない、泳ぎ続けるマグロのような戦争機械国家だといえるんじゃないか。

結局のところ、アメリカが横車を押して世界が不安定になればなるほど、皮肉にもその不安の源(あるいは介入者)であるアメリカの通貨に頼らざるを得ないという、強固な矛盾の上に現在の金融システムは成り立っているといえるだろう。

それって、おかしくないか?

2026/03/05

POST#1779 私たちの神は 一枚の葉や一匹の蟲にすら宿っている

沖縄 斎場御嶽
啓典の宗教を奉じる啓典の民🔗が、宗教の違いで理解できず争いあうのは、自分のような本質的にアニミズム🔗 の日本人には意味が分からない。なんせ日本はアニメ大国だからな。アニミズムとアニメーションは同じ語源なのさ。

奉じる宗教や文化、家族形態とそれを基層にした社会構造が違っても、人間であることは同じではないか。なぜいつまでたっても理解しあえないのか、まったく意味不明だ。

自分と異なる文化に属する人々を、野蛮人と称し、劣等人種と差別し、殺戮しても何の痛痒も感じない。それは残念ながら人類にはよく見られることだ。ことに、自らのアイデンティティーを確立し、自らの集団の独自性と優秀性を強調するときにはありとあらゆる形態の文化で見られる。あえて他集団とは違う様式を選好し、その選好故に、他集団よりも自らの集団が優れていると喧伝し、信じ込む。

しかし、文化も人種も可塑的なものだし、相対的なものだ。人間は所与の環境次第で、いかようにも変化する柔軟性を持っている。いささかトートロジーめいて恐縮だが、この人類の多様性こそがその柔軟性の証左だ。その違いをあげつらって争っていても仕方がないのではないかな。

その違いをあげつらうことなく、異なった価値観のもの同士が共存するためのものが法だ。

国際法を自分には必要ないと言い切るものに従属し続けるならば、その無法はいずれ自分たちにも向けられるだろう。16世紀の覇権国家スペインの首相が、アメリカによるイランへの攻撃をはっきり国際法違反だと指摘し、自国内にあるアメリカ軍の基地のイラン攻撃への使用を拒否したことは、見事なふるまいだった。また、イギリスの政権もアメリカの大義無き軍事行動には賛意を示していない。まぁ、イラクの時に彼らはひどい目に合ってるからな。

一方で、ダボス会議ではアメリカの批判を展開しつつ、軍事行動に関しては早々に指示を打ち出したカナダ。がっかりだ。

北朝鮮はますます核ミサイルの実験にいそしみ、ハリネズミのようになっていくだろう。

中国はますます軍事費を積み増し、その伸び率は年率7%。兵は凶器也。肥大化した人民解放軍(実は対外的な戦争に勝ったことはないけど)をどこまで抑え込めるのか。それは外に向かうのか。それとも、経済的に疲弊し、国民が豊かになる前に老い始めてしまった社会がその重さに耐えきれず自壊するともに、地方軍閥化し、国家を分裂させてゆくのか。

世界はますます混沌としてる。しかし、俺には自分の仕事を誠実にこなすことしかやれることはない。

閑話休題。

俺には、もし神的存在があるとするならば、木々を照らす光の中、風に揺らぐ一木一草の中にも、もちろん私たち一人一人の中にも存在するとしかおもえない。

仏陀の開いた最高にクールな仏教ですら、この国に生まれた神観念をベースに取り込んだことで、山川草木悉有仏性を唱えるようになった。宮沢賢治、手塚治虫、宮崎駿、こういった人々の作品にもその思想が色濃く流れているのがわかる。ナウシカは言った『私たちの神は 一枚の葉や一匹の蟲にすら宿っている』(風の谷のナウシカ7巻208頁)

アジアの東の果てに長く伸びるこの国は、山川草木悉皆成仏の国なのだ。

できることならば、万物に霊性を見出すその普遍主義に則って、あらゆる生命をこそ判断基準の根拠に据える寛容で、それを蔑ろにするものを正しく諫めることのできる国であってほしい。まぁいろいろ事情があって無理なのはわかってるけどね。

2020/07/05

Post #1717


2018年 竹富島にて

私たちは世界に対して客観的に、また孤立して存在しているのではなく、世界の一部として存在しているのだと考えるべきだと、私自身は考えています。
私というのは確固とした存在というよりむしろ、はかない現象に過ぎないのではないかと考えています。