2011/11/14

Post #366 Psychotherapy

何だかんだで、このブログも一年を超えていた。思い起こせば、これをはじめた頃はグデグデだった。心身ともに疲弊していたんだ。ちょうどあの頃も出張していた。今は東京だがあの時は大阪だった。このブログの第一回は大阪の堺筋本町にあるウィークリーマンションの一室で書いたんだったっけ。
体重もすっかり減っていた。そして、ロクな仕事もなかった。スッカリ自身も喪失していた。自分を奮い立たせるように毎日書いたんだ。そうして気が付いたら、一年が過ぎていた。とりあえず今の段階では仕事も忙しいんだ。そして根拠不明に自信満々だ。
Turk
ここまで自分を取り戻したのは、この一年、まるでサイコセラピーのように、毎日毎日、くだらない文章を書き、下手糞な写真をUPし続けてきたからだろう。そう、まるでサイコセラピーさ。サイコ、セラピーってラモーンズの歌のようだな。
何より、このブログを見続けてくれている君たちのおかげだ。
何故だか最近は、アメリカだのロシアだのからのアクセスも多い。訳の分からない海外のサイトからのアクセスも多いんだ。おかげで最近、無駄にPVが伸びてきている。しかし、本当に俺を支えてくれているのは、他でもない、この俺以外にはどーでもイイ文章を我慢して読んでくれているあなた、そう君達だってことを解っていてほしいんだ。俺の自信に根拠があるなら、これを読んでくれている、君達こそが、俺の自信の源なんだってね。失意の底を這いずりまわっていた俺を、調子に乗せてくれたのは、君たちに他ならないんだ。
俺は訳の分からないアクセスでPVが伸びることよりも、少数のコアな読者によって支えられる男でいたいんだ。万人受けなんて、する気もないさ。もっとも、俺の写真は自分で言うのもなんだけど、我流ではあるけれど、ある種写真の正統派だと確信してるのさ。
まぁ、そんなことはいい。本当に今夜君たちに行っておきたいことがあるんだ。たった一つだけ、行っておきたいことがあるのさ。そう、それはどうもありがとうってことさ。
もー一度、改めて言わせてもらうぜ、どうもありがとう。
しかし、それほともかく、俺はなんだかいつも旅行してるか出張してるかのように感じるんだけど、これは気のせいかな。
親愛なる読者諸君、失礼させてもらうぜ。明日も男の仕事なのさ。働く男にとっちゃ、眠るのも仕事のうちなのさ。

2011/11/13

Post #365 モロッコ旅行にカメラ選び

喰っちゃ寝むり、また食って眠る。こうして、失われた体力を充電している俺さ。
今夜からまたまた東京出張だ。重箱の隅をつつくような残工事だ。我ながらご苦労なこった。
帰ってきてからきしめん、赤だし、味噌煮込みうどんと、俺は体にソウルフードをぶち込み続けた。本当は寸暇を縫ってプリントするのも一興だったんだが、プリントには気力体力が必要だ。そして、今の俺にはそこまでの気力も体力もない。ガス欠状態だ。そう、もう俺は若くないんだ。人生の折り返し点はとっくに過ぎちまった。好きで折り返したつもりもないがね。寝床で転がりながら、出張中にアマゾンから届いていた写真集なんか見ながら暮らしていたんだ。
そうこうしていると、連れ合いがモロッコにはカメラは2台しか持っていけないらしいと言い出した。
俺は連れ合いと一緒に、この年末年始モロッコに行くんだが、どうにも入国の際に1人当たりカメラは2台までしか持ち込めないらしい。
カメラ2台?まいったなぁ・・・。
俺はいつも旅行にはフィルムカメラ数台を主軸に据え、スーパーサブとしてコンパクトデジカメを一台持っていくんだが、2台限定となると難しい選択だ。
いつもなら、CONTAX T3を2台、つまりモノクロとリバーサルフィルムで一台づつ、で、CONTAX G2とその交換レンズを6本、さらに状況と気分に応じて、中判カメラを登板させたり、レンジファインダーのドイツ製のコンタックス、Contax Ⅲaを控え選手として同行させたりするのだが・・・。
イケイケで持って行って、税関で没収されたりしてはかなわん。これだけで一財産だ。
どうにも、ガイドブックなんかを見ると、モロッコ人は肖像権がどうのこうのというのではなく、もっとなんか違う理由で、写真を撮られることを好まないということだ。ふむ、むかしの日本人が、写真を撮られるとタマシイを抜かれるとか言って、写真を撮られることを嫌ったのと同じようなことなのか?
なかなかに厄介だ。写真を撮る際には、ひと声かけるようにしようと書いてある。“ワッハ・ハディートゥ・タスウィラ?”と声を掛けるんだそうだ。アラビア語だ。全く異言語だ。だからこれだけは覚えたんだ。
それに加えて、カメラ台数制限かよ・・・、面倒くせぇ話しだなぁ。
Istanbul,Turk
インドで永年写真を撮りまくっている写真家スティーヴ・マッカリーは、現地の人々に怪しまれずに写真を撮るために、インド人と同じような服を準備して、インド人に偽装して写真を撮るという。今回の俺も、現地に行ったならさっそくカフタンとかガンドゥーラとかいう、現地の衣装を調達して行動することにしよう。ターバンも欠かせないだろう。これは面白そうだ。楽しみな企画だ。服装の件は、これでいこう。問題はカメラだ。
そういえば、今から30年以上前の上海で写真を撮っていた藤原新也は、当時の一般的な中国人同様に、鼠色の人民服で街を歩き写真を撮っていた。しかし、当時の世界最大の後進国中国の、筋金入りに貧しく持たざる人民は、藤原新也の手に握られたカメラを目ざとく見つけ、彼に、と言うより彼の持つカメラにねっとりとした熱い視線を注いできたらしい。うむ、モロッコはどうだか知らないが、どっちにしてもカメラは極力小さく目立たないものに限るな・・・。
であれば、いつも使っているCONTAX T3は絶対に欠かせない。マストアイテムだ。
ちょうど一台は修理に出していて、選手登録を抹消中だ。だからメインはこれ一台で決まりだ。
もう一台はどうする?G2か?あれはすごくいいカメラだが・・・、いささか大きい。そんなどちらさんも写真を撮られるのがお好きでないようなお国柄のなか、ぶら下げて歩くには、いささか大きすぎる。まいったなぁ・・・。
デジカメ?いや、それは至極便利なんだが、味気ないんだ。よって今回は、選手登録なし。彼にはせいぜい仕事で頑張ってもらおう。まぁ、いざとなりゃ、ケータイがあるしな。
俺は悩んだ末に、2台目にはCONTAX TVSを投入することにした。
レンズはバリオ・ゾナー28~56㎜、気持ち程度のズームだけれど、俺には申し分ない。ちなみにTVSというのは、Tシリーズ、バリオ(V)ゾナー(S)搭載の略だわさ。こいつは、行きつけのカメラ屋で去年か一昨年に、一万円だか8千円だかの捨て値で買ったコンパクトカメラだ。往年の人気カメラだ。チタン外装だ。
唯一の問題は、ケースがグレーで格好悪いってことだ。しかし、ケースの格好悪さは写真には関係ないだろう。まぁモチベーションとしては若干下がるけれど。そういえば俺、このカメラ、買ってから一度も使ったことがないよなぁ・・・。まぁイイさ。ぶっつけ本番って奴だ。何とかなるだろう。それも一興だ。どんな写り具合かすぐに気になるせっかちさんが、デジカメの普及以来増加しているようだが、俺はせっかちさんじゃない。所詮道楽だ。のんびり構えていくとするぜ。

読者諸君、失礼する。これからホームセンターに行って、明日からの仕事に必要な材料を購入し、荷物をまとめて出発しなけりゃならないんだ。やれやれ、気が重いぜ。

2011/11/12

Post #364 Nightscene #5

HongKong
いや、まいったぜ。なんだかエラーで、今日書いた文章がみんな消えちまった。消えちまったんだ。久しぶりに真面目に書いたってのに・・・。まいったなぁ・・・。読者諸君、また会おう。俺は今夜はすっかりやる気が無くなったんだ。