2012/11/18

Post #660 どっこい生きてる

Paris
余りに長いこと更新していなかったので、死んだんじゃないかと思われていたかもしれない。しかし、かろうじて生きている俺さ。どうも、ご無沙汰してます。疲労が募り抵抗力が低下し、性質の悪い風邪をひいてて、もうフラフラだ。声だって、かすれて出なくなったくらいだ。ヴォーカリストじゃなくってよかったぜ。しかし、そんな有様でも仕事は休めない。どうなってるんだ一体?これじゃ死んだって不思議じゃないぜ。
けど、実際に死んだのは桑名正博や森光子、ついでに政治評論家の三宅さんなどで、俺じゃない。あと、現場で落っことした俺のデジカメだ。そう、インドネシアで先代のデジカメを落っことして壊してしまったんで、8月に買い替えたばかりのデジカメを、落として壊してしまった。たまらないぜ。
今回の仕事は、心身ともにヘヴィーだった。過労死という言葉が何度も脳裏をかすめたほどだ。車の運転をしていて、ガードレールに突っ込みそうになったことなど日常茶飯事だった。冗談じゃない。この程度のことで死んでたまるかってんだ。
いつも思うのだけれど、本当に死んでしまったら、どうやって読者諸君にお別れしたものか、考え込んでしまう。家人に頼んでおくべきだろうか?悩ましい問題だ。しかし、人間いつ死ぬのかなんてまったく分からないものだ。一期一会、毎度まいどの更新を、人生最後のモノとしてもいいようにしておかねばならんな。
最後の言葉は決めてあるんだけどね。せっかくだ、一応ここに書いておくとするか。
『地球の皆さん、さようなら』だ。

武士道のバイブルみたいに扱われてる葉隠なんかには『武士道とは死ぬことと見つけたり』とある。昔の侍のなかには、朝起きた瞬間に、自分が死ぬことをシュミレーションして、毎朝ヴァーチャルに死んでから一日の活動を始めたような強者もいたそうだ。死人だから、腹を切れと命じられれば、直ぐに切腹できたし、真剣での命のやり取りに躊躇なく飛び込むことができたわけだ。
俺も現場で、仲のイイ職人さんが『監督、しんどくって、もう死にそうだよ』というたびに、『一度死ねばいいぜ!そうしたら二度とは死なん。いくらでもマシンのように働けるぞ!』と冗談とも本気ともつかないことを言ってやったものだ。これは葉隠精神に由来してるんだがな、その辺のブラックユーモアが君にもわかってほしいぜ。どちらかと言えば、ゾンビみたいな気もするがね。

読者諸君、今日はこんな程度で失礼する。まだ体調は本調子じゃない。しかも、今月一杯はまだまだクソ忙しい俺なのさ。まったく、暗室にこもって、現像液のムカつくにおいが体に染み込むほどにプリントしたいもんだよ。

2012/11/01

Post #658 余暇

Tokyo
よく、余暇を楽しむ大人のためにといって、この手のDVDを個室で閲覧する店を目にする。何だかバカらしくって入ったこともない俺だけど、一番の不思議は、世間の皆さんには『余暇』と言いうものがあるのかぁということだ。
仕事はもちろん、ヴェリー・ハード・ワーキング・マンなんで遊んでるような暇はないんだが、ヒマに任せて呑みに行ったりだの、やることもないからからブラブラしてみようかなんてのは、あまりない気がする。
仕事がなくたって、やりたいことは山ほどあるし、身のまわりのことだってやらなければならないことが山盛りだ。たとえば、家の掃除とか、コーヒーカップの茶渋取りとかね。極端に言えば、眠っているのだって、自分のテンションとアビリティを維持するために眠っているわけだから、無為ってわけじゃないんだよねぇ。街をぶらついていて、よく職質されることもある俺だが、それだって写真を撮るためにぶらついているんであって、何の目的もなくただうろうろしてるわけじゃない。
『余暇』かぁ・・・。そういう感覚って、実感したことが無いねぇ。人生は短すぎるし、やりたいことはたくさんあるんだ。一日が100時間くらいあったなら、いや、原子力発電所のように稼働し続ける不滅の体力があれば良かったのに。そうしたらきっと、俺はもっとガンガン傑作をモノにできたと思うんだが、どうだろうね。

読者諸君、失礼する。少なからぬ読者諸君に、俺の体調のことでご心配をかけたことを、この場でお詫びさせていただくぜ。どうもありがとう。けど、もうOKだ。俺は元気だ。もちろん足はまだ痛むが、いつまでも寝込んでいるわけにはいかないからな。腹を括ってガンガンイケイケで仕事に取り組んでるんだ。明日も朝6時から仕事だ。とっとと眠らせていただくぜ。どうもありがとう。