2013/02/03

Post #716 At Djemaa El-Fna Square

Djemaa El Fna Square,Marrakech,Morocco
今夜は写真だけ。9時から沢木耕太郎がロバート・キャパの崩れ落ちる兵士の謎を解明するっていうNHKスペシャルを見なけりゃならないんでね。
読者諸君、失礼する。

2013/02/02

Post #715 金は無いけど平穏無事

HomeTown
ここんとこ、税金を払ったり、葬式代の負担を求められたり、自動車保険の免責料を払ったりで、ホントーに金がない。いや、まったくもって驚くくらい金がない。
正直言って、ここ何年かで最悪のピンチだ。しかし、強がりを言えば、あんまり資産があったって、殺されたりしちゃかなわないからな、俺は金がないとかブー垂れているくらいが性に合ってるんだろうな。
超ハイパーインフレの挙句、国家財政が完全に破たんして、国庫に2万円くらいしかないというジンバブエといい勝負だ。財布の中身は恥ずかしいほどだ。小学生のほうがよっぽど持っているだろう。
まぁ、もう何日かすると売掛金が入金されてくるから、問題ないと言えば問題ないんだが・・・。
そんなわけで、今日は一日引き籠って家で大人しく暮らした。平穏無事だ。何だか天気もパッとしなかったから、出かける気にもならなかったしな。それに出かけると、お金が無ければ、カードを使えばイイじゃないのってカンジで、ついつい負債を拡大させてしまいかねないんだ。そう、おれは自制心の弱い男なのさ。
けれど、俺も伊達に長生きしているわけじゃない。金が無くて家でゴロゴロダラダラしていても、いろいろと暇潰しの材料は揃っているんだ。かまやしないさ。まさに平穏無事な生活だ。どうせ現場が始まれば、またクレージーな日々が始まるんだ。今のうちにせいぜいのんびりさせてもらうさ。

そんなわけで、読者諸君、失礼する。布団にもぐりこんで、写真集でも見るとするかな。

2013/02/01

Post #713 風通しが悪い

Osaka
社会の風通しが悪いような気がする。
陰湿化するいじめ、指導的な立場にある人々による体罰。大企業では、もう使い道のない人々を、追い出し部屋と呼ばれる部署に配置し、嫌がらせのようなことばかりさせて、自分から辞めるように追い詰めていく。貧乏人は顧みられることもなく、資産家はぶち殺されて、山に埋められる。挙句の果てには、男と付き合っていたことが発覚したアイドルが、自ら頭を丸めて、ネットで謝罪する。年頃の女の子が男と付き合うのが謝るべき罪だということを、俺は初めて知った。本人が好きでやってるんだったら、かまやしないけど、好きでやるのと、状況に追い詰められてやるのは、似て非なるものだとおもう。閉じた集団の中では、論理は容易に倒錯してしまい、人間は傍から見るとトチ狂ったようなことをしでかす。
痛々しい限りだ。いやむしろ、生理的な嫌悪感すら覚える。
偉大なる戦争写真家、ロバート・キャパの代表的な写真の中にも、頭を刈られた女が群衆に追い立てられる写真がある。
女は、ナチスドイツ軍によって占領されていたフランスのシャルトルに暮らしていた。そしてドイツ兵の愛人になり子供をもうけたのだが、連合軍によってドイツ兵が去っていくと、街の人々によって、その母親もろとも頭を刈られ、まだ赤ん坊に過ぎない子供を抱いたまま、人々の間を引き回され、さらし者にされたのだった。俺はふと、そんな写真を思い出し、嫌な気分になった。
体罰についても、俺は独自の見解を持っている。
アレはある意味、21世紀に生き延びた大日本帝国軍の亡霊なんじゃないかと思っている。上官同様、絶対的な権力を持った者が、抵抗できない者を、指導と称して痛めつける。戦争同様、試合に勝つために痛めつける。バカバカしくて腹が立つぜ。単に指導能力がないだけなのに、それを指導と勘違いしている。
そして、先輩は後輩を殴り飛ばし、後輩はじっと耐える。そしてその後輩がさらに後輩を持つことになった時、同じように後輩を殴り飛ばす。後輩は抵抗することも抗弁することも許されず、殴り飛ばされ、蹴り飛ばされ、罵詈雑言を浴びせかけられる。
しかし、そんな風に成長してきた体育会系の若者は、どうにも企業のお偉いさんの好むところだ。日本の社会そのものに、陰湿な暴力が満ち溢れて、蠢いている。能力の劣ったクソ野郎を踏みつけ、追いやり、軽蔑しながら金儲けできる厚顔無恥な奴らは企業の皆様にも大人気だ。根性があるということで引く手あまただったのさ。
まぁ、俺も若い頃は現場でさんざん殴られたもんだけ。そして、俺自身も舐めたことやってる若い衆に、30メートルの助走をつけて安全靴キックを思い切り喰らわせたこともある。あまり大きな声では批判できぬな。
けれど、この国はいつからこんなになっちまったんだ?冗談じゃないぜ。
このどこか風通しの悪い社会には、澱んだ空気が満ちている。まるで、どこかの国の大気汚染のように、見通しが立たない。しかし、そんな社会をつくったのは、他ならぬ俺たち自身だ。