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| Lagankhel.Patan,Kathmandu,Nepal |
これは俺の勝ちなのか?
それにしては、どうにも虚しい。
例の公正取引委員会の話だ。
俺が以前契約していたある会社が、消費税の引き上げにも関わらず、消費税増税分を割り増しすることなく契約を更新してくれたので、俺はすこぶるご不満だったわけだ。それで、3カ月だけ我慢して仕事をしたんだ。
ちょうどタイミングよく、公正取引委員会から全国の中小零細企業に対して、消費税増税に伴う買いたたきに関する調査票が届いたので、憤懣やるかたない俺は、さっそく事の経緯を細かに記して、公正取引委員会にお送りしたわけだ。
そんなこともすっかり忘れていた先日、公正取引委員会の担当者から連絡があったんで、資料をそろえてお送りしたっていう話を先日このブログにも書いたっけな。
さてその後、例の取引先から連絡があって、早急に会いたいとのことだった。俺は素知らぬふりをして、いったい何事ですかと聞くと、やはり案の定、『当社の契約が、法令違反であるということが明らかになりましたので、差額をお支払いしたい』という話だ。
で、くそ忙しいなか時間をやりくりして、取引先に出向くと、どうにもこうにも、来週にも公正取引委員会からの査察が入ることになったんだそうな。それで慌てて、査察が入る前に清算しておこうという考えのようだ。
ざまぁ見ろ。
サラリーマンという人々は、総じて自分より下の立場の人間にはめっぽう強気に出て、意見具申などしても一蹴するものだが、自分より上の立場の人間のおっしゃることには、手のひらを返したように、はいごもっともという節操のない人種だ。ましてや役人に突っ込まれそうになった途端に、自分たちの過ちを無かったことにしようとして、最大限の努力をする奴等だ。うんざりするぜ。
俺は、内心でしてやったりと思う一方で、役人に目をつけられた途端に、あたふた狼狽しては、自分たちの過ちを糊塗しようとする卑小さに、うんざりしたわけだ。
それにしても、人件費扱いだからとか、俺が売り上げが一千万円に満たない免税事業者だからとか、いろいろと並べ立てていた理屈は一体なんだったんだ?同じことを役人に向かって言ってみればいいじゃないか?
そう思わないかい?
自分たちの信念みたいなものはないのかね?
正しいと思ってやったんだったら、正々堂々と役人にも主張すればいいんじゃないのか?
それなのに、査察があると聞いただけで、手のひらをかえすように、あっさりと自分たちの主張を翻すなんて、大人としてどうなのよ?
さすがにそこまでは言わなかったんだが、かつて契約書を渡されたときに、こいつは単なる買い叩きだ、法令違反だ、こんな契約書にサインできるわけないだろうと抗議していた俺は、今思えば間違っちゃいなかったでしょうとは言ってやったさ。
で、困り切った表情のお偉いさんに頭を下げられて、清算覚書なるものに署名捺印し、消費税の増税分を受け取ることになったわけだ。
その額35715円。
しかも、今日その書類に本社の総務部長の印鑑をついた物を受け取ったんだ。帳尻を合わせるように、来週の月曜日にさっそく振り込んでくれるそうだ。おまけにクッキーなんかもらってしまった。こいつはさしずめ、戦利品ってとこか・・・。
読者諸君、失礼する。しかし、なんか虚しい。今更、そんな金もらってもねぇ・・・。まぁ、貰えるもんは貰っとくとするか。それにしても、なんか虚しいなぁ・・・。