久々に美容院に行き、髪を切る。とはいえ相変わらずのモジャモジャ頭さ。
帰り道、白戸三平のカムイ外伝を2冊、コンビニで買い求め、一挙読了。
抜け忍のカムイが、執拗に迫りくる追手と死闘を繰り広げながら、あての無い旅を続けるカムイ外伝を読むと、かつて若い頃、ある組織を抜け、必死の思いで逃亡したあの寒い朝を思い出すのだ。
追手との遭遇に怯えて、ネズミのように引き籠っていた、辛い日々を思い出すのだ。
そして何時しか、もしも組織の追手と遭遇したならば、殺られる前に殺ると腹を括った日のことを、仕留められなくても、必ず相打ちにしてやると、暗い覚悟を決めた日のことを思い出して、切なくなるのだ。
それまで信じていたモノをかなぐり捨て、それまで仲間と思っていた者達を、自分の命を狙う敵と定めた若い日を思い出すのだ。
あの日以来、俺はどんな組織も信用してはいない。
そう、小は零細企業から、大は国家まで一切信用しない。何故なら、組織というものは、組織自身を維持するために、個々の人間のささやかな幸せや夢や自由を踏みにじることなど、何とも思っちゃいないからだ。組織に属していた頃、俺はある意味で、あらゆる価値観が転倒した、狂った世界で生きていたのだ。
あれから、随分と月日が経った。
幸い、俺はカムイの様に、独りあてもなく彷徨うこともなかった。命を狙う追手に遭遇することもなかった。おかげで、決して裕福ではないが、ささやかながらも平穏な暮らしを続けている。
こんな事を書いても、読者諸君には解からないだろうが、あの頃のことを思うと、正直言って今の平穏な暮らしが幻のように感じる。
いつか、その気になったなら、書く事もあるだろう。しかし、書いたところで誰も信じてはくれないだろうな。我ながらなかなかに面白い人生を送ってきたものさ。
読者諸君、失礼する。
俺のことをマンガの読み過ぎだと思ってくれても、構わないぜ。
けれど、せめて君たちだけには、信じて欲しいもんだな。
帰り道、白戸三平のカムイ外伝を2冊、コンビニで買い求め、一挙読了。
抜け忍のカムイが、執拗に迫りくる追手と死闘を繰り広げながら、あての無い旅を続けるカムイ外伝を読むと、かつて若い頃、ある組織を抜け、必死の思いで逃亡したあの寒い朝を思い出すのだ。
追手との遭遇に怯えて、ネズミのように引き籠っていた、辛い日々を思い出すのだ。
そして何時しか、もしも組織の追手と遭遇したならば、殺られる前に殺ると腹を括った日のことを、仕留められなくても、必ず相打ちにしてやると、暗い覚悟を決めた日のことを思い出して、切なくなるのだ。
それまで信じていたモノをかなぐり捨て、それまで仲間と思っていた者達を、自分の命を狙う敵と定めた若い日を思い出すのだ。
あの日以来、俺はどんな組織も信用してはいない。
そう、小は零細企業から、大は国家まで一切信用しない。何故なら、組織というものは、組織自身を維持するために、個々の人間のささやかな幸せや夢や自由を踏みにじることなど、何とも思っちゃいないからだ。組織に属していた頃、俺はある意味で、あらゆる価値観が転倒した、狂った世界で生きていたのだ。
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| Bruxelles |
幸い、俺はカムイの様に、独りあてもなく彷徨うこともなかった。命を狙う追手に遭遇することもなかった。おかげで、決して裕福ではないが、ささやかながらも平穏な暮らしを続けている。
こんな事を書いても、読者諸君には解からないだろうが、あの頃のことを思うと、正直言って今の平穏な暮らしが幻のように感じる。
いつか、その気になったなら、書く事もあるだろう。しかし、書いたところで誰も信じてはくれないだろうな。我ながらなかなかに面白い人生を送ってきたものさ。
読者諸君、失礼する。
俺のことをマンガの読み過ぎだと思ってくれても、構わないぜ。
けれど、せめて君たちだけには、信じて欲しいもんだな。

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