しかし、ビックニュースで始まるときは、大抵酷いことが世の中で起こっている。
そうじゃない時には、取るに足らない、どうでもいいようなくだらないニュース。
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| Bruxelles |
目を覆うような犯罪に、愚かしい政治家たちの振る舞い。
ギャンブルのような資本の流れに翻弄される人々と、世界に今日も降り注ぐ放射能。
取り返しのつかない環境破壊と、消耗品の様に扱われる労働者たち。
終わることのないテロと、報道されない戦争。
世界のどこかで、今日も幼い命が、虫けらのように失われている。
医学の進歩によって死ぬことすら許されない老人たちが、虚しく天井を眺めている。
そして、彼らの命をつなぐために、税金は上がり続け、国の借金は増え続けていく。
若者は何に希望を見い出したらいいんだろうか?
名もない絶望者が自らの人生の幕を降ろす時、電車停まり、疲れ切った人々は家路を辿ることすらできない。
俺たちを取り巻く世界は、何時からか、とんでもない悪意に満ちているようだ。
酷いニュースも、くだらないニュースももう見たくないってのが、正直な気分だ。
しかし、チャンネルを変えて、バカげたバラエティー番組を見る気にもならないぜ。
上っ面の馬鹿笑いでは、俺たちの上にタレこめる雲を払うことなんて出来ないんだ。
それとも、俺たちがそんなに間抜けで単細胞だと、奴らはタカをくくってやがるのか?
TVのスイッチを切ったところで、それらの不幸や災厄が、この世界から消えるわけでもない。
何故なら、そのほとんどは、俺たち人間自身の問題だから。
だから、目を背けるわけにもいかない。
明るいニュースが欲しいんだ。穏やかで明るい暮らしがしたいんだ。
世界を悪くすることも、よくすることも、俺達一人一人の人間にかかってるんだから。
だから、目を背けるわけにはいかない。
読者諸君、失礼する。今日よりマシな明日が来ることを、俺は願ってる。

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