2011/09/15

Post #306 猫のすむ町

猫は好きですね。
以前実家に住んでいた頃には、学生の時に学校に捨てられていた猫を拾ってきて飼っていました。
ずいぶん前、うちのつれあいの今は亡き父親がボケちまって、世話が出来なくなったトラ猫を、自分の家に連れてきた事があります。クルマの中ではずいぶんおびえていたんですが、家についた途端に逃げてしまい、見つからなかったことがあります。夜の闇にまぎれてどこかに行ってしまったのです。俺と連れ合いは次の日一日中探していました。
その父親が突然浴槽の中で死んでしまったのは、その次の日のことだったと記憶しています。そのトラ猫の失踪が、不吉な予兆のように感じたものでした。
猫にまつわる少し後味の悪い思い出です。
HomeTown
家の近所には、猫がやたらと集まっている道があって、俺とつれあいはそこを猫横丁と呼んでいました。そこいらを一日中探し回ったんですが、ダメでしたね。自分の経験では、トラ猫は特に臆病な気がします。もう10年くらい前の話しなんで、いい加減生きてはいないと思いますけど、今でもトラ猫を見ると、それもムチムチと太った骨太なトラ猫を見かけると、その猫を思い出して可愛がってやりたくなります。
猫のいる町は、路地が多くてでティールに富んでいる町だと思いますから、ぶらりと歩いて写真を撮るのにもってこいってカンジですね。海外に行った中では、イスタンブルは圧倒的に猫の多い町でした。だからって訳ではないんですが、また行きたい街の上位ランクインしてます。

HomeTown
 イスタンブルでは、どこに行っても猫がうろうろしていました。
日本では猫にチッチッと声を掛けますが、トルコではピシピシって声を掛けます。ホントかよと思ってやってみると、どの猫も、びくっとして振り向いてくれます。そういえば、泊っていたホテルの近所の悪ガキどもが、野良猫を捕まえて俺に5トルコリラで売りつけようとしてきたこともありました。両脇に手を突っ込んで、ぶらりとぶら下げて、俺の鼻先に突きつけては5リラ、5リラって大騒ぎなんだよ。日本円で300円くらいだったかな?思わず俺は笑い転げて、ガキどもとすっかり仲良くなったんだっけ。昼間っから猫がブラブラしてる街は、何だかほっとできるいい街だなって感じます。
反対に猫の姿を見かけない街は、人間もなんだかぎすぎすしているような気がして、どうにもいけません。どうにも猫には、スナフキンのような自由人っぽいイメージが重なるんで、そう感じるのかもしれないですね。ボヘミアンな動物。車にひかれる事さえなければ、猫ってのは自由気ままで、ちょっと羨ましい生き物です。ひょっとしたら、人間なんかよりもずっと生きることを楽しんでるのかもしれません。
読者諸君、失礼する。今から銀行に振込みに行って、更に仕事の材料を買いにいかなけりゃならないんだ。もちろん、今夜も仕事だ。キツイ毎日を送っているのさ。あぁ、猫はええなぁ。

2011/09/14

Post #305 鉄人レース出走中

別に本当にレースに出てるわけじゃない。
仕事ですよ、仕事。
Bruxelles,Belgique
毎日の仕事が鉄人レースだ。昨日の夜の8時から今日の午後3時まで、みっちりと働いた。
今夜も、23時から明日の朝まで仕事。
Bruxelles,Belgique
まぁ、いつものことながら、よくやるぜ。
この業界、あまりにしんどくて若い奴は続かない。俺のような40男でも、若手の部類だ。50代、下手すると60代がしぶとく頑張っている。俺なんか洟垂れ小僧扱いだ。驚くぜ。遊ぶ暇はおろか、寝る暇だってない。だから若い奴は、すぐに辞めていく。若い連中が仕事がないっていうけれど、選んでるだけじゃないのかって思うぜ。おーい、日本の仕事のない若者の皆さん、僕のところにはお金は無いけれど、きつい仕事ならいくらでもあるぜ!って大声で叫びたいぜ。右の人たちが大好きな戦争なんかより、ずっと楽だと思うけどな。どうだろう。人を騙したり、いかさまタコさま商品を売りつけたりするような仕事じゃないんだ。自分が汗をかいただけ、銭になるという健全な仕事だぜ!どうだい、魅力的だろう?君もやってみないか!
俺は生きるために全力投球だ。失敗もあるが、めげてるわけにゃいかないぜ。なにしろ、こちとら、生活が懸かってるんだからな。
しっかり稼いで、また海外旅行でトンズラ決めるぜ。今に見てろよ。
とりあえず、シャワー浴びてひと眠りするかな。
読者諸君、お休み。

2011/09/13

Post #304 Naked Eye #15

我ながら思うんですが、こんな働き方していたら、きっと長生きできないだろうなって思います。
Bruxelles,Belgique
そもそも、俺の仕事は世間の皆さんがお休みになっている時に、闇にまぎれてやるもので、長らく酒飲みに行ったりしてないですねぇ。こんな書き方するとまるで泥棒だけれど、そうじゃないんだが・・・。まぁ、イイか。
朝まで仕事をして、やっとの思いで家に帰ってきて眠っていると、次から次に電話がかかってきます。大抵は仕事の電話なんだけれど、時折まったくみしらぬ番号の着信が入っていて、だれから掛かってきて、何を話したのか、まったく記憶にないってことがしばしばあるわけだ。こういう番号はコールバックしても大抵出ない。気味が悪いぜ。
まぁ、こんな状況で不当に安く仕事を受けちまうこともしばしばで、まいったことです。
Bruxelles,Belgique
まぁ、この現代社会で真っ当に生きるっちゅうのは、なかなかに骨が折れることですなぁ。
さてと、今夜も仕事、明日の夕方まで仕事して、明日の夜も翌朝まで仕事。やれやれ、一体いくら貰えるのかねぇ?楽しみなこった。読者諸君、また会おう。俺はきっと生死の境をさまよっていることだろう。冗談じゃねぇぜ。