2011/09/27

Post #318 一体ぜんたい!

秋の気配が深まってきたぜ。俺のブラック・ミュージック・マイブームも上げ潮だ。
今日はマービン・ゲイでどっぷりだ。仕事をしながらも、つい口ずさんでしまう。
♪Oh  I Need Your Love, I Don't Wanna Wait, I Can't Wait...♪なんてね。
これを日本語に訳すと結構恥ずかしーんだぜ。
なんて言っても、♪おぉ、お前の愛が欲しい、俺は待ちたくない、待てないんだ♪だぜ。
どうだい、素敵だろう。

マービン・ゲイ、アル・グリーン、サム・クック、オーティス・レディング、ステーヴィー・ワンダー、ジェイムス・ブラウン、カーティス・メイフィールドetc…。
数え上げたらキリがないほどだ。素晴らしい、リズム&ブルースの、ソウルの綺羅星だ。
その厚みとぬくもりのある音楽、そして何よりそれぞれに個性的な深みとコクのある歌声、まるでコーヒーの宣伝みたいな月並みな言葉だが、ホントーに心に響く歌声だ。
若いころには解からなかったかもしれない。しかし、年食った今はよくわかる。
サイコーの楽器は人間の声だと確信に至るぜ。嘘だと思うんなら、君も聴いてみるとイイさ。俺は現場の行き帰り、車の中で大音量で聴いては、心が震える心地だぜ。思わず、カンドーの涙が頬を伝うが、ハンカチーフはいらないのさ。俺の涙が流れるままにして欲しい。せめて、独りきりの車の中ではね。
そして、彼らが歌うのは、愛だ。そう、その多くはラブソングだ。
Yeah! 愛し合ってるかい!キヨシローでおなじみのこの言葉だって、本家はオーティスレディングなんだぜ。
Paris
OK、覚えておいてくれ。ラブソングは、小娘アイドルやひょろっとした坊やたちだけのものじゃないんだぜ。ホントーのラブソングは、それなりに人生経験を積んできた、挫折や悲しみも知った大人の男が歌うものでもあるんだぜ!極上のブラック・ミュージックがそれを教えてくれるぜ。
あ、R&Bっていうと最近の薄っぺらなアメリカのPOPミュージックを連想してしまうが、俺の言ってるのは、そんなヤワでチャライもんじゃないぜ。
デカくて、ぶっとくって、腰もあれば、粘りもある。流行り廃りの激しい現代社会で、忘れ去られることもなく、輝き続けてきた魅惑の音楽だ。間違ってもらっては困る。
あぁ、あの頃の黒人ミュージシャンたちのカッコ良かったことと言ったら、無いぜまったく。

しかし、今のアメリカで黒人音楽とされているのは、酷過ぎる。哀しくなってくる。
人相の悪い小太りな連中が、だらしない格好で、金ぴかのネックレスやブレスレットをジャラジャラつけて、指をおっ立てて、つばを吐き散らさんばかりの勢いで怒鳴りまくってる。
何を?大方は、女とのセックス、金、ドラッグの三拍子。そして、必ず俺を舐めたらただじゃおかないぜって風情だ。その後ろじゃ、やたらケバいメイクに、男を誘うような表情を浮かべた露出過多の女が、くねくねしてる。お前等、おかしいじゃないのかって言いたいぜ。
飲み屋なんかで、そんなPVが流れていると、気分が悪くなって、一瞬でも早くその店からトンズラしたくなる。酒が不味くなるとはこのことだ。やってる方も、それを見て喜んでる方も、どいつもこいつもIQが低いんじゃないかって不憫になるぜ。もっといい音楽を聴いてほしいぜ。そんな荒んだ人相じゃ、人生が台無しだ。
Paris
夜の繁華街で仕事をしていると、よく見かける黒人のアンチャンがいる。真夜中の2時3時にハマーにのって、くそデカい音でやたらビートを効かせたヒップホップをかけながら、通りを流しているマレ歌のような腕をした奴だ。まるで、往年のアブドゥーラ・ザ・ブッチャーを思い出す。歳がばれるぜ。
一体何をしたいっていうんだ、お前は?それで日本人のバカ女をひっかけるつもりかい?カッコ悪いぜ、俺の価値観からしたらな。
あの頃のカッコ良かった黒人達は、ブラックメンは、お前さんみたいにぶくぶく太っちゃいなかったし、威圧的でもなかったさ。いつも柔和な微笑みを浮かべていた。そして時には、世の中を覆う不正義に憤り、厳しい顔をしていたぜ。しかし、それでも未来は明るく、私たちは困難を乗り越えることができる、We Shall Over Come!と歌っていたぜ。
本当に強い男ってのは、そういうもんだろう。チンピラ同士の縄張り争いみたいな強がりじゃなくて、自分たちの権利と幸せを求めて、歌だけを武器に戦っていたんだぜ。優しくて、強い男たちだったんだ。だからこそ、本当のラブソングが歌えるのさ。何十年、何十光年離れていても、その星々の輝きは消えることはないのさ。
本当の黒人音楽は、本当に心を打つようなブラックミュージックは、もう残っていないのだろうか?
傷ついた心を抱えた人々を、ゆったりと優しく包み込むようなヴァイブレーションを放っていたあの音楽は、失望のどん底に苦しむ人々を勇気づけてくれた音楽は、一体どこに行ってしまったのか?誰か教えてくれ。一体ぜんたい、どうしてこんなひどいことになっちまったんだ。誰か教えてくれ。

2011/09/26

Post #317 クレージーな日々がまた始まる

体調はまだ万全じゃないけれど、またクレージーな仕事漬けの日々が始まる。今夜も君たちが眠っている頃、俺はしこしこと働いているだろう。我ながらご苦労なこった。ふふふ・・・、俺たちの人生は、どことなく懲役みたいなものさ。この世に来た時にくぐった門には、きっと働かざる者食うべからずって書いてあったんだろう。結構なことだ。
こう忙しくっちゃ、ジムに通うっていう長年の夢もかなえられそうにないぜ。以前に比べて、筋力が落ちてきた。下っ腹がぷっくりしている。決して太っているわけじゃないが、早めに手を打たないとな。小便するときに、自分のムスコが見えないようになっちゃ手遅れってもんだ。
世界にはもっと深刻なことがあるのは分かっちゃいるが、俺にとっちゃこれはかなり深刻な事態なんだ。分かるだろう?デビルマンみたいなエッジのたった体をしていたいんだ。
Paris
最近、Red Hot Chili Peppersのニューアルバム、"I'm With You"を連れ合いが買ってきたんだ。レッチリは連れ合いの担当なんだ。で、You Tubeで、奴らのPVを見たんだけれど、相も変わらず上半身裸で、歌ってはジャンプ、ベースを弾いてはジャンプだ。
男の一番格好イイスタイルは上半身裸だってのがよくわかる。こんなぷっくりおなかじゃ、格好つかんぜよ!
この世名の中で、もっともロックンロールな風景は、レッチリが出番前の楽屋で、上半身裸で逆立ちしたり、楽器を弾いたりしてウォーミングアップしている姿だと思うぜ。憧れるさ。あいつらだって、もうかなりいい歳だろう。負けちゃいられないんだ、俺だって。きれいに割れた腹筋を取り戻さないといけないぜ。あのイギー・ポップだって、あの肉体を維持するために、早朝から走り込んだり、ジムに通ったりしてるんだぜ。酒をかっくらうなんてもってのほかさ。
そのためにも、規則正しい生活をして、近所のジムに通いたいもんだが・・・、この商売じゃ無理だろうな。なんせ、夜討ち朝駆け当たり前の異常な仕事だからね。
親愛なる読者諸君、また会おう。俺はいつでもこんな調子さ。

2011/09/25

Post #316 穏やかな日曜日にはブラックミュージックがお似合いさ

今日は取り立てて話すほどのこともない一日だ。
自分より若い友人が遊びにやってきたことぐらいだ。どうってことない。けれど、かつて大学生だった友人が、もう29歳になるというのを聴いて、年を食ってるのは俺だけじゃないんだって、少し安心したぜ。当然のことだけど、俺のような自己中心的な人間は、そういうことになかなか気が付かない。自分が年食った事ばかりが気に食わないのさ。
Istanbul,Turk
で、今日はその友人といろんな音楽を聴いていた。俺のおすすめをね。今日のプレイリストはだいたいのところ、こんなカンジかな。

The Rolling Stones "Jumpin' Jack Flash" (from Get YerYa-Ya's Out!)
Jeff Beck "Loose Cannon" (from You Had It Coming)
Stevie Wonder "Another Star" (from Songs In The Key Of Life)
Al Green "Let's Stay Together" (from Let's Stay Together)
Curtis Mayfield "Move On Up" (from Curtis)
Kings Go Forth "One Day" (from The Outsiders Are Back)
James Brown "Ain't It Funky Now" "Georgia On My Mind" (from Love,Power,Peace Live At The  Olympia, Paris, 1971)
Bootsy's New Rubber Band "Blasters' Of The Universe" (from Blasters' Of The Universe)
Bootsy Colins "Play With Bootsy" (from Play With Bootsy)

まぁ、今日二人して聴いていたのはこんなとこさ。基本、どれも俺の愛聴盤なんだけどね。マニアックで、大抵の人はまったく分かんないだろうな。けど、カッコいい音楽ばかりさ。もしよかったら、聴いてごらんよ。けどまぁ、こんなもんばっかり聞いてたら、ロクな大人にはなりゃしないね。なんてったって、自然と腰が動いちまうんだから。若者を洗脳するのは、楽しいものさ。
読者諸君、また会おう。まだ本調子とはいかない俺さ。