2011/11/26

Post #378 If You Want My Prints, Call Me Right Now!

昨日の夜遅く、友人からメールが来た。以前にもご紹介した友人、名古屋は栄のタイ料理屋ジャイサンマーのマスターM君である。以前俺は、M君に請われるままに、写真を何枚か差し上げたことがある。確か、ひっくり返って寝てる浮浪者のオヤジの写真とかだったはずだ。それを部屋に飾ってくれているらしい。我が友人ながら、凄まじいセンスだ。脱帽する。
生憎俺は昨日、ひっくり返って眠っていたので、今朝になってから電話をしてみた。すると、どうやらまた写真を頂きたいとのこと。しかも、彼の強烈なセンスが炸裂しておる。よりにもよって、大阪の路地裏で座り込んでガンを飛ばしまくってる、危なそうな若い衆の写真をご所望ときた。よりによって、あれか・・・。相変わらず、凄いセンスだ。
しかも今回は、M君の彼女も写真を欲しいということだ。幸いなことに、こちらはもっと妥当穏健なリクエストだ。アムステルダムで場所の前に佇んでいるお子様の写真とか、バラ一輪がモルタルの壁の前に写っているのとか、ブリュッセルの教会のステンドグラスとか、まぁ、絵になるものばかりだ。ほっとするぜ。
とはいえ、M君のリクエストのほうが、俺としては面白いし、俺の写真の本質に迫ってるように思うのだが、致し方ないな、俺は女性には優しいのだ。残念ながら、男性にはあまり優しくないという評判だが、頑張ってリクエストにお応えすることにしよう。女性の喜ぶ顔を見るのは、世界で一番心躍るものさ。
Bruxelles
さて、前回は面倒臭かったんで、スキャンデータからプリンターで印刷してみたんだが、あれは実は納得がいかなかったんだ。何がって?そう、それは切実な問題なんだ。黒が黒にならないんだよ。気にするのは俺だけかもしれないが、黒が黒じゃないってのは、モノクロ写真として致命的だ。
何だか赤味がかったというか、紫が混じったような、微妙な黒になっちまうんだよ。M君はそんなんでも結構喜んでくれてたんだが、俺はまったく納得行かなかった。モノクロで、黒が黒で出ないなんて、満足いかないぜ。納得しないぜ。黒の締りが悪い写真は、嫌いなんだ。何事においても締りはイイに限るぜ。
仕方ない、今回はアレだ、全部真面目に印画紙にプリントするとするか。調子にのって、枠か裏にサインとか入れておくかな。いつか俺がユーメイになった時、ひょっとしたら、思わぬ小遣いになるかもしれないだろう?
とはいえ、まったく同じものは決してできないのが、アナログ写真の味わいだ。特に俺は、露光時間なんかのデータは一切遺しちゃいないんだ。やったらやりきり、感覚任せ。いいか悪いかを決めるのは、唯俺自身の感性。だから、その時の気分と状況次第で、ずいぶん変わる。そういうもんさ。
同じものがイイってんだったら、どうぞ、デジタルデータで。個人でお楽しみいただく分には、一向に差し支えませんぜ。PCやケータイの壁紙だろうが、どうぞお好きに。
しかし、しかしですよ読者諸君、俺の写真の欲しいという奇特な人が、M君たち以外にも、もしもいるというのなら、遠慮せずに申し出てくれたまえ。基本は六切り、つまり8’×10’(約20㎝×25㎝)だ。これぐらいの大きさが一番プリントしやすいんだ。俺はRCペーパーを使ってるから、表面は少しツルツルテカテカしているんだが、たまらんもんだぜ、生の印画紙の粒子とか、黒の締りとかは。他から見たら、まぁ、フェチとかの部類だろうよ。
どっか上の方に俺のメールアドレスも出ているだろうし、それが見つからなかったら、コメントに入れてくれればいいぜ。細かいことは、応相談でよろしく。まぁ、どうせ俺は程よくヒマ人だからな。

さてそんな事情もあって、今日はプリントする気満々だったのだが、急に仕事のオファーが入って、打合せに行くことになってですね、帰ってきたときにはなんだか時間が中途半端だったんで、あっさり諦めた。人間、諦めが肝心だ。そして、やることをやってると、ホントに仕事がネギ背負ってやってくるもんだなと実感。これがもっとドバドバ儲かる仕事だったら文句なしだが、如何せん、安仕事だ。仕方ない、薄利多売で奮闘努力するとするか・・・。
蛇足ながら、明日からうちの連れ合いは同僚と一緒に2泊3日で台湾旅行ときたもんだ。結構なことだ。俺も台湾に行って、写真を撮ったり飲茶を楽しんだりしたいもんだがな。
畜生、こうなったら明日はせいぜい朝から晩まで次の朝まで、うんざりするほどプリントさせてもらおうか。みっちり髪や指に薬品の臭いが染み込むほどに。こんなチャンスはまたとない。誰にも邪魔はさせないぜ。
読者諸君、失礼する。明日は早起きして連れ合いを送って行かなきゃならないんだ。

2011/11/25

Post #377 Do It Myself でテキトーに行くのさ

はやいもんだ、11月も終わりに差し掛かっている。一年がたつのは、あっという間だ。年が明けると、何と驚いたことに、俺も43歳だ。冗談じゃない。坂道を転げ落ちるような勢いだ。こんな調子じゃ、あっという間にジジイになっちまうというもんだ。その頃には、間違いなく、年金はもらえないだろうけどな。
そして、11月末は俺の仕事の決算なんだ。
今日もお暇だったんで、プリントでもしようと思っていたんだが、決算のことが頭にこびりついて、何も手につかない。仕方ないから、帳簿を整理して、決算準備表でも作ってみることにしたんだ。不安材料があると、クリエーティブなことはできんもんですわ。そうさ、俺は君たちが思っている以上に、繊細な男なんだ。しかも、フツーなら税理士にお願いするのが定石だろうが、俺のような零細ビジネスでは、高い金出して税理士にお願いするような余裕はない。従って、いつも言ってるように、セックス・ピストルズ直伝のDo It Myself 精神でこの難局を乗り切るしかないわけだ。
訳なんだが、これが結構大変なんだ。俺には向いていない。
去年はそれでひどい目に遭った。何度やってもその都度出てくる数字が違う。そう、いつも計算が合わないんだよ。俺にはつくづく、向いてない仕事だと実感するぜ。しかも、年末調整もやらなけりゃならないんだぜ。たまらないぜ。仕方ない、税務署さんだけは誤魔化してスルー出来る程度に、テキトーに、そう、テキトーに行かせてもらおう。どうせ仕事は暇なんだ。じっくりとテキトーにやっていくさ。これも人生勉強ってもんさ。
Tokyo
俺はつくづく、死んだ母方のおじいさんが生きていればよかったと思わずにはいられないんだ。おじいさんは、税理士だったからね。仕方ない、青森方面に出向いて、絶滅寸前のイタコさんにお願いして、死んだおじいさんを呼び出してもらうとするか。いや、そこまで行くくらいなら、素直に税理士お願いしたほうが安く済むんじゃないか?
そもそも、青森に行ったからってイタコのオバァに遭えるとも思えん。まだ西表島に行ってイリオモテヤマネコに出会う確率の方が高いことだろう。近年、イタコさんはすっかり減ったという話を聞いたことがある。眼が見えないからといって、イタコなんて特殊な職業以外に選択肢がないような前近代的な時代ではないんだ。マッサージとか鍼灸按摩だとか、いろいろとあるようだ。盲学校だってもうけられている。こうして新規参入がなければ、当然高齢化が進んでいたイタコ業界は衰退の一途だ。少子高齢化社会の縮図を見ているようだ。
俺の話しは、いつだって脱線する。それが魅力だと俺は思ってるんだがね。えっ、そうじゃないのかい?読者が増えないのは、このせいだったのか?仕方ない、今更方向性は変えられないなぁ。なんせ、40年以上このノリでやってきたんだ。車だったら、とうに廃車だ。俺の頭の中の、ジャングルのような知性(あぁ、痴性かもしれんなぁ)を、君にも見せてあげたいもんだ。そう、役に立たない無駄知識でいっぱいの、この頭の中を。
ひとつわかったことがあるんだ。
今年度は、少なくとも赤字じゃないってことだ。いくら上りが出たかは、君には教えられないけどね。いやいや、大丈夫、そんなにガッツリとは儲かっちゃいないさ。微々たるもんだ。小商いだ。零細自転車操業だ。小さく生んで大きく育てるつもりもない。俺はジョブスや孫さんには、全く及ばんケチな野郎なのだ。
仕方ない、俺の感覚じゃ、写真こそが自分の本来やるべきことで、仕事はそれを支えていくための方便だって思ってるんだから。本末転倒だって?望むところさ。人間、クソ仕事には命なんてかけられないし、出来ることなら金もかけたくないもんだが、道楽には金も命もかけてしまうってのが人間の本性だと俺は思っているんだからね。そんな奴ばかりじゃないって、ふむ、それはつまらない奴だな。仕事なんて所詮、定年を迎えるまでの腰掛に過ぎないんだがな。道楽こそ、人生を貫いて打ち込むべきものだと、ジジイになってから気がついても遅いのさ。
親愛なる読者諸君、失礼する。そうは言っても、金儲けの道は険しいもんだな。やれやれ・・・。

2011/11/24

Post #376 この国はどーなってるんだ?

やっと眠りから覚めた気分だ。ジャンジャンバリバリ帳簿をつけ、請求書を作り、伝票を作りまくっている。すごい勢いだ。次の仕事は決まっていないというのに、そんなに一生懸命やっても仕方ないだろう。しかし、やるべきことをやっておかないと道は開けない。じたばたせずに、やることをやってれば、仕事は向こうからやってくると、信じたいもんだなぁ。
伝票を付けていたら、とんでもないことに気が付いた。
10月から、年金額が上がっていた。受給額じゃない。俺はそんな年寄りじゃない。徴収額だ。じりじりと値上げされているんだ。クソッ!ただでさえ実入りは少ないってのに、なんてこった。俺が独立してから、一体何回目だ。タバコの値上げよりも頻繁だ。ふざけんな!
こんなに真面目に年金を払っていても、どうせ俺達はもらえないんだ。死ぬまで空き缶を拾い集めて生き延びるしかないのさ。年金なんかよりも、生活保護のほうがたくさんもらえるんじゃないか?
俺達現役世代は、搾り取られまくっている。ケツの毛まで抜かれちまうんだ。景気が良くなるわけがないぜ。
その一方で、年金の受給開始年齢を引き上げようって、役人どもは考えている。60歳で定年になったあと、わずかばかりの年金を頂戴するまで、乞食でもしてろってのかよ!貯蓄だと?給料をたくさんもらってる奴は、貯蓄もできようが、そんなことばっかりあてにしてるから、一向に経済は好転していかないんだ。
Bruxelles
俺の暮らしはもちろん、働けど働けど、わが暮らし、楽にならず、じっと手を見るだ。うちのカミさんに言わせると、俺は一生喰う分には困らないという結構な星のもとに生まれているらしいんだが、手相はどうなってる?空き缶拾いする相とか出ていないかい?今だって金がなくて、鳩のようにキュウキュウ言ってるんだぜ。そんな有様の俺に貯蓄なんて出来るわけないだろう?
冗談じゃない。きっと俺はけち臭い年金をもらう前に、あっさりと死んじまうんだろうよ。クソっ!
だいたい役人や政治家どもは、結構な給料をもらってやがるから、多少年金の徴収額が上がったところで、まったく苦にもならないんだろうが、その日その日をなんとかサバイブしてる俺達社会の底辺組には、この年金の値上げはボディーブローのように効いてくる。半端ない額だ。
一体この国は、どーなっちまうんだ?政治家も頼りにならない奴らばかりで、役人は庶民の感覚なんかこれっぽちも分かっちゃいない。まるでマリーアントワネットだ。パンがなければケーキを食べればイイじゃないのだ。昔は、貧乏人は麦を食えと言ったもんだが、今じゃ麦飯のほうが高い。安いタイ米でも食うしかないのか。
うむむ・・・、読者諸君よ、一体どうしたものかね。俺達は泣き寝入りしてケツの毛まで大人しくむしられるしかないのか?経済は世界第3位だが、借金は世界一なんだぜ、この国は。
いやぁ~、スェーデンにでも亡命したくなってくるぜ、まったく。よし、スェーデン語の勉強でもしておくかな。ちなみにおはようはグッモーロンだそうだ。