2014/01/24

Post #1029

Singapore

昨日、仕事に向かう電車の中で、ドイツの出版社タッシェンから来たメールにほだされて、ついついまた写真集をオーダーしてしまった。
ヘルムート・ニュートンの“World without Men”
送料込みで39.99ドル。Helmut Newton. World without Men. TASCHEN Books

ヘルムート・ニュートンはずっと気にしていたんだけど、俺の写真の方向性とは、ずいぶんかけ離れているんで、今まで購入する機会がなかった。けど、タッシェンのWebにのっていた写真を見て、どうしても欲しくなったんだ。君も興味があったら、見てみてくれ。

いつ届く事やら。楽しみだ。

届いたら、ジェームス・ブラウンの名曲、“It's A Man's Man's Man's World”でも聴きながら見てみることにしよう。
このひねくれた諧謔、君にわかってもらえるだろうか?


人生の意味なんて言葉を聞いてしまうと、つい、そんなものは無いんだぜ、って言いたくなる。
神とか仏とか霊魂だとか、この人間の人生のサイクルを超えた超越的な存在を、幻想として持たない限り、人生の意味なんてのは、なかなかに見出しがたいように感じる。
ただ、その瞬間その瞬間、自分の流儀に従って、精一杯生きて、時間が来れば、死ぬだけだ。
そう思い定めることができたならば、矢のように真っ直ぐ生きることもできるのだろうが、生きるということの難しさ、瞬間的にはそう思い定めても、次の瞬間には老後のことをくよくよと思い悩んだりするというものだ。

だからと言って、お国のために命をささげるなんて幻想に身をゆだねるのは、まっぴらごめんだ。
ましてや、仕事なんて、命を懸ける値打もない。
心筋梗塞で入院した同僚のおじさんを、本当に気の毒に思うぜ。

読者諸君、失礼する。俺が自分で、命を懸ける値打があると思えるのは、道楽だけだ。

2014/01/23

Post #1028

Paris
一緒に働いてるおじさんが、心筋梗塞で入院した。
入院する前に、彼を非難するようなことを言ったので、いささか心が痛む。
くだらない労働は、人間と人間の間に、亀裂を生みだすものだなぁと、実感したよ。
肉体労働の大半は、機械にとってかわられた。頭脳労働も徐々に機械に変わられつつある。
優秀な人間なんて不要な時代がもうすぐやってくるのさ。
それが人間を労働の軛から解放してくれることになるのか、人間の存在価値の喪失につながるのか、見ものだと思ってるぜ。まぁ、今の社会で起こっていることをつらつら眺めるに、間違いなく後者が正解だって確信できるけどね。

読者諸君、失礼する。今に、人間が人間に奉仕することでしか対価を得られない時代が来る。俺はそう思う。資産運用なんて、人工知能のほうがきっと得意だろうからな。

2014/01/22

Post #1027

Dubrovnik,Croatia
税金を払ったり、借金を返したりして、手持ちの金が減ると、とてもさみしい気分になります。
今日も借金を返しに行ってきました。なんだか、がっかりします。
そのいっぽうで、金がなくなってくると、清々したような気分にもなります。
子供の頃のような、純粋でのびのびした気持ちになれるような気がするのです。
野垂れ死んだら、それはそれってくらいです。
常にこんな気持ちを持っていれば、スナフキンのように暮らすこともできるようになるかもしれません。その時には、カメラはあっさりと肉眼レフ。構図もシャッターチャンスも、自分の脳みその中で思いのままです。

お金はあったほうがいいものなのか、ない方が煩わされることもなくていいものか?
極端まで考えると、人格や生活が破綻してしまいそうです。

やはり、そこそこが良いのではないかと思う俺なんだが、そのそこそこのラインをどこに設けるのかが、人生の大問題になってくるわけです。

欲を言い出せば、キリがないのが人間だものね。

読者諸君、失礼する。俺はいつだって、中道路線を歩いているつもり。犀の角のように、独り中道路線を歩いているつもりなんだがね。