2015/03/15

Post #1439

澳門
昨日は、どうにも仕事をする気力が湧かず、起き上がる気力も湧かず、ずっと廃人のように眠って暮らした。ここんところ、すこし風邪気味だったしな。
だから、食事をする以外は、ずっと眠っていたんだ。
よくもそんなに眠れるなぁって、家人も呆れていたよ。

とにかく、仕事で下らないことが続いてて、精神的にもささくれていたし、昼夜逆転でハイテンションで突っ走り続けるのには、人間の身体の構造から言って、無理があるってものだろう?
なんだか弁解してるみたいに見えるけど、君にもわかってほしいよ。
俺だって、決して原子力エネルギーとかで動いてるわけじゃないのさ。
意外と、ぽっくり死んじまうんじゃないかって、心配というか期待してるのさ。

さて、今日も仕事は休みなんだが、なにして暮らそうか?
眠っているのには、厭きて来たしな。

読者諸君、失礼する。

2015/03/14

Post #1438

東門、台北、台湾
つらつら思うに、愛情というものには、形がない。

愛情が、ホールケーキのように、切り分けて与えることがっ出来るモノだったなら、どれほど容易いことだろうと、常々思う。
けれどお生憎様、愛情というものは、そんな確かなものではない。
追いかけると消えてしまう蜃気楼のような、
雲の隙間から差し込む陽の光のような、
不確かなものとしてしか、俺たちには感得できない困った代物だ。

形も質量もないものを、人間は量ろうとし、また独占しようと試みる。
とはいえ、必死に紡ぎ出した言葉も、全身全霊を込めた愛の営みも、すべて儚く一瞬で過ぎ去ってしまう。
捕まえたと思っても、それは形のないものなので、すぐにするりと手の中から滑り落ちてしまうような不安な気持ちになる。
男も女も、独占欲は強いものだし、そもそも形のない愛情に、目に見える担保が欲しくなる。

それは貞操であったり、
それは盤石の値打ちの金であったり、
或いは愛の営みの結果である子供であったり・・・。

そうなってくると、話は途端に生々しく、生臭くなってくる。
本来の愛情はどこへやらで、その担保の方が重要になってくる。

愛情を求めるよりも、愛情を注ぐ方が、ずっと幸せだ。
それには保証なんて必要ないんだから。
思えば即ち、自分の心にそれは確かにあるのだから。
形がないものだから、どれだけでも、誰にでも注ぐことが出来るだろうし、
見返りさえ求めなければ、心安らかにいられるってものさ。
見返りさえ求めなければね・・・。

とはいえ、無償の愛情ってのが、世の中いちばん難しいんだよねぇ・・・。

読者諸君、失礼する。いい年をしたおっさんが、愛情について考えるなんて、想像できるかい?けど、いくつになってもこいつは重要な問題なのさ。そう、何よりも重要なのさ。

2015/03/13

Post #1437

Taipei,Taiwan
一晩中、腰に道具を一式巻き付けて、夜の百貨店のそこそこ広い現場の中を歩き回っている。現場は仮設照明しかなく、薄暗い。俺は夜行性の獣のようだ。
朝日が昇る頃、家に帰りつき、疲れ果てて眠っても、足の筋肉が引き攣る痛みで、のたうつようにして目を覚ます。そうして、夜更けに自動更新するために、このブログを書いている。

いつだって、君が見ていても恥じることのないように、おしりの筋肉に力を籠め、背筋を伸ばし、胸を張って堂々と歩いているのさ。
こうして骨盤を引き締めると、自然と背筋が伸びてくるんだ。
なんだって、土台が大切なんだよ。君も試してみるがいい。
疲れ切っていても、ダラダラと足をひきずるように歩いたりしたくない。年相応なんて糞喰らえだ。
そんなの一騎当千の漢にふさわしくないだろう。
俺がどんなに疲れていたって、落ち込んでいたって、何故か仲間たちは、俺が元気だと驚き呆れているのさ。どうしていつも、そんなに元気なんだって、みんなに訊かれるよ。
俺はいつだって、こんなのフツーだよって笑ってごまかすのさ。
どいつもこいつも、俺がベッドの中で痛みのために眠れないでいることなど、知りもしないだろうよ。

けれど、本当は俺と他の男とは、決定的な違いがあるんだ。

それは、俺の心の中には、いつだってロックが響いているからさ。

俺の友人は、かつて楽器を弾けない俺を評して、『ロックンロールを、生き方そのもので表現する男』と言ってくれた。
最高のほめ言葉だとおもう。
残念ながらその友人とは、仕事上の上司部下の関係になり、お互いの立場の違いから、袂を分かつことになってしまったけれど・・・。それもまた人生だ、ロックンロールだ。バンドで言えば、方向性の違いから解散だ。人生はいつだってそんなもんさ。

読者諸君、失礼する。どうせ歩き疲れるのなら、カメラを持って昼も夜も、まだ見ぬ瞬間を求めて街を彷徨い歩いて、疲れ果てたいんだがなぁ。
人間の欲望が渦巻いている、その真ん中を歩いて・・・。