2011/01/05

Post #48 Transgender #1

OK! 今日はちゃんと約束通りプリントしたぜ。皆の衆、お待たせしたぜ!
年が明けて、ドバドバ仕事のオファーが入ってくる前に、この写真をプリントしたくって、去年の暮れにフィルムを現像に出した時、年内中にあげてくれって無理を言って、年も押し迫った31日に引き取りに行ったんだ。店長のクリハラ君、いつも無理を言ってスマン。こんな俺を許してくれ!
とはいえ、今日ははや5日。そろそろ世間はごそごそと仕事をはじめだすころだ。仕事の電話もちょぼちょぼとかかってきた。暗室にこもっていると電話もすぐには出られないんだ。何せ、大抵露光している時に電話はかかってくるからね。電話がかかってきちゃ、停止液に突っ込むまでしてから、暗室から出て、電話をかけなおす。すると、コーヒーでも飲むかってなるんだよな。我慢すればいいんだけど…。そんなこんなで20枚くらいしか焼けなかったんだ。
しかも、東北や北海道に住んでいる人にしてみれば、ここらの寒さなんか知れているだろうが、寒さの厳しいこの季節、現像液の温度が下がって、ノリがいまいちだ。洗ってみると、ビミョーに現像ムラがあるじゃないか?まいったなぁ…。
しかし、しかしですよ、新年早々気落ちしていても仕方ない。巧くいく時もありゃ、ダメな時もある。それが人生だ、ロックンロールだ。ここは一丁、気を取り直していくぜ。
それでは、お送りしよう。名古屋のニューハーフ嬢だ!

HomeTown In The MidNight Hour
彼女?の名前は…、スマン、酔っ払ってて忘れた。面目無い。次に行く機会があったら、しっかりきいておくよ。名刺とかもらってね。
どうだい、君もニューハーフってきかなきゃ、そうだとは気が付かないだろう。まったく、その辺を歩いてるおねーちゃんと、まるっきり見た目変わんないぜ!長年ネーチャン・フォトグラファーをやってる俺が言うんだから、間違いない。これなら俺、一日連れて歩いてても、問題なしだぜ。
これからは写真を撮るときに、相手がニューハーフかどうか確かめたほうがいいな。声を聴いたらだいたいわかりそうなもんだ。けど、よく考えたら、写真には、ついてるか、ついてないか、もしくはかつてついていたか、なんてことは写らないから、気にする必要もないか?今まで通りにガンガン行きゃいいさ。君も女の子だと思って声をかけたら、実はニューハーフだったってことがないとは限らないぜ。楽しみだな。
しかし実際のところ、そういった人とお近づきになるチャンスってなかなかないからな、それはそれで、なかなかに面白い人生の展開かもしれないぜ。
まぁ、俺なら一向に差し支えないけどね。
写真も人生も、ひたすら来た球を打つ、来ない球は打てないって方針だからな。それもまた一興だぜ。
HomeTown
何と言っても、彼女?達の肉体的なモノにも興味はあるんだが、それ以上に俺は、彼女?達の心の中に興味があるのさ。いつも言うようにね。
人間はそれだけでひとつの完結したちいさな世界を持っているんだ。だから俺は、個々の人間を知ることは、この世界を知ることに、ダイレクトに繋がっていると思っているのさ。
一体全体、彼女?たちからは、この社会はどんなふうに見えているんだろう?
彼女たちには、酔っ払ってニューハーフにデレデレするおっさんたちは、どう見えているんだろうか?きっとフツーのキャバ嬢たちとは見え方が違うだろう。なんて言っても、元男性なんだからな。
どういう経緯で、今の姿になったんだろうか、とか、今日に至るまでに、どんな物語を生きてきたんだろうかとか、考え出せばキリがない。もちろん、これはニューハーフに限らず、どんな人間でも同じなんだが、やはり気になる。
しかし、彼女?たちもまた、こっちに関して興味があるのが、キャバ嬢同様、俺の財布の中身だけだとしたら、サミシー限りですなぁ~。
まぁ、いずれにせよ、もしも機会があったら、ぜひゆっくり話を聞いてみたいもんだぜ。酒じゃなくて、コーヒーでも飲みながらね。
もし、このブログを見ている人に、そんな人がいるのなら、君の声を聴かせて欲しいぜ。

OK! 明日もこのシリーズで引っ張ろうか?
それでは諸君、しばしの別れだ。また会おう。

Post #47 Sound Of Music をみて、思い出に浸るのさ


VietNam
俺はまずは、皆さんに謝らなけりゃならない。今日はプリントして、ニューハーフ嬢の写真をお送りするつもりだったのに、諸般の事情により、プリントしなかったんだ!すんません!
正月三ケ日も終わって、俺はふと仕事の事を考えて見た。そうそう、請求書を作らないとな。12月の帳簿もまだしめていなかった。それどころか、今月末は納税の期限じゃないか!決算準備表を作らないとな。う〜ん、45万の赤字だ!まいったなぁ…。これで法人税は払わなくてすむが、書類は作らないとな。俺は零細事業主だから、税理士さんにお願いする金なんかねぇのさ。Do It Myself だ。マサにPunk Rock の精神だ。たったの3コードで人生を乗り切るんだ!そうそう、年末に届いた書類に目を通さないとな…。なんだこりゃ、さっぱり解らねぇ…。

まいったなぁ…。煮詰まってしまったから、連れ合いの自転車のカゴでも替えてやるか。傷んで錆だらけだ。新しいのは是非ともステンレス製だ。うん、最高だぜ、ついでにチェーンに油でも注してやるか。素晴らしい。乗ってみな。なに?違いがわからん?なんてこった!

もうダメだ。今日はここまでにしておこう。明日か明後日、税務署に行って、税務署員聞きながらやろう。昔から俺は、能力はあるんだ。だけど、やる気になるのも能力のうちだと、しばしば諭されてきたんだ。ケツに火が着かないと、エンジンがかからないんだ。
仕様がない。TVでも見るか。おっと、Sound Of Muric がやっているぜ。高校生の頃、付き合ってた娘が好きだった映画だ。当時の俺には、ロックンロールしか頭になかったから、興味もなかったが…。そういえば、その娘は、俺のすぐ下の弟の嫁さんと顔見知りだったな。風の噂に結婚したと、随分前に聞いたけれど、幸せに暮らしているだろうか?そう、前にも書いたことがある、5万で買ったビートルで、海に行った女の子だ。もし、今会うことがあったなら、なんて言われるだろう。幸い俺はハゲてもいないし、体型だって、変わっていない。しかし、目尻や眉間には、浮世の風が長年刻んだシワがあるぜ。あんた、みっともなく老いぼれたねなんて言われたら、かなりショックだ。
女性に対して、そんなのお互い様だろうなんて、言えないしな。
VietNam
連れ合いと一緒にメシを食いながら、Sound Of Muric を見つつ、俺はそんなことを思い出していた。
そうこうしていると、年賀状を送った知り合いから、電話なんかかかって来て、なんだかんだ話しこんでいたんだ。大体今どき年賀状のやり取りするのは、取引先か普段疎遠な人ばかりだ。彼女(言い忘れてたが女性からだった)は、俺の事は忘れられないっていうんだ。いやいや、けっして昔の彼女とかじゃない。彼女に以前話した俺のずっこけ話が忘れられないっていうんだ。
去年の冬の事だ、男の仕事をしているとなんだかケツが寒いんだ。冷えてきた、スースーするぜ。やっぱり冬でも下着はTバックってのはまずいかなと思いきや、作業服のズボンのケツが、なんとぱっくり破れていたって話しだ!俺はとっくにそんなの忘れていたぜ!その程度の事は、日常茶飯事だろう?いつまでもおぼえているような事かな?まぁそんときは、ケツにガムテープを貼って一日しのいだぜ。もちろん、そのズボンは自分で繕って今でも使っているぜ。俺はビートルズの名曲エリナ・リグビーに出てくるファーザー・マッケンジーみたいに、そう、靴下の穴を繕うあの神父さんみたいに、涙ぐましい程につましい男なのさ。
あぁ、こんなんで今日はプリント出来なかったって訳だ。
皆さん、ごめんなさい。俺は何時だって現行不一致な政治家みたいなダメな男なんだ!許してくれ!          

2011/01/03

Post #46 Fragment Of Fragments #6

Barcelona
俺はパイプを使ってタバコを吸ってるんだ。
前はジタンを吸ってたんだが、値上げ前に体調を崩して、やめたんだ。
でも、口が淋しいので、パイプでタバコを吸う習慣だけが残ったんだ。これを吸ってると、よく、あんたソレ大麻だろってからかわれるぜ。
去年の夏に、長年使ってきたロンソンのヴァラフレームっていう、クラッシックなガスライターを失くしてしまってから、長らく100円ライターだったんだ。男は小物にこだわるべきと信じている俺には、これは正直言って落ち着かないもんだぜ。わかるだろ?まったく以て落ち着かないんだ。それに100円ライターでパイプに火をつけると、しばしば右手の親指が焼けているんだ!焼肉みたいにな。危険極まりないぜ。指の皮が面の皮ほど厚いからよかったものの、そうじゃなかったら、今頃食べごろだぜ。君も酒のつまみにひとつどうだい?
そこで、年も改まったから、良い節目だってんで、パイプにお誂え向きのライターを買ってきたんだ。メタルでできたターボライターというより、むしろチャッカマンみたいなもんだ。ノズルが特徴的で、象が鼻を垂らしているみたいに湾曲しているんだ。パイプにつめたタバコの葉に火をつけるにはもってこいだ。気に入ったぜ。これさえあれば、俺の指が燃えたり焼けたりすることもないぜ。第一こんなけったいなものを持っている奴は、そうはいないだろう。これはまた、飲み屋の嬢や仲間内で大好評に違いないぜ。てことであっさり買っちまったんだが、なんてっこった、そいつがイマイチ調子が悪くって、明日にでも調整に出すべきかと、悩んでいるのさ。
やはりデザインと企画はイギリスでも、中国製ってところが問題だったんだろうか?モノづくりでは、やはり日本人やドイツ人の右に出るものはいないようだしな。中国が世界の工場っていっても、まだまだだって実感してるぜ。昔から、カメラみたいな精巧なものを作るのが得意な奴らは日本人かドイツ人だしな。車だってドイツ車や日本車は故障が少ないしな。
まぁ、そんなこと言っても仕方ないか。
面倒くさいが、6,000円くらいしたからな…放ってはおけないか。トホホ…。
Barcelona
しかし、明日はプリントしたかったんだがな。例のニューハーフ嬢の写真だ。早く君たちにお届けしたいんだよ!う~む、とりあえず明日、買った店に電話してみよう。それからだ、何事も。
また、出かけるんならついでに写真でも撮るとするかな。それも悪くないか?
何れにせよ、自分のヒキの強さにうんざりするぜ。
仕方ない、こうして人生のディテールが形成されていくんだろう。
しかし、まいったなぁ…、やんなっちゃうぜ。