2013/03/10

Post #748 The Big Sleep

Paris
言っておくが、チャンドラーの小説とは何のかかわりもない。
『大いなる眠り』、アレは結構好きなんだけれど、単に今日はよく寝たってだけの話しだ。
ニンゲンは機械ではない。時間があるからといって、それを仕事で埋め尽くすことはできない。
だから休息が必要だ。40代も早半ばに差し掛かると、痛切にそう思うぜ。
今日は久々にゆったりと眠ることができた。神様、ありがとう。
とはいえ、明け方まで仕事をし、24時間営業の飯屋で、朝定食280円をかっ喰らってから、居眠り運転で車を転がして家に辿り着き、崩れ落ちるように眠るという、いささか不健康なものではあるが。

昨晩の仕事の際に、とんでもない話を聞いた。過労死の話しだ。

昼飯を食った後、事務所で眠ったまま、息絶えてしまった職人の話しや、夜勤の間にトイレに入ったまま死んでしまい、翌朝死体で見つかった監督の話を聞いたのだ。
まったく他人事ではない。
しかし、そんな死に方はゴメンだ。

乙女の胸に抱かれながら、眠るように死んでいきたいものだ。

眠りは確かに必要だけれど、そんな『大いなる眠り』はゴメン蒙る。いつも言うが、生きてるうちが花なのだ、死んだらそれまでだ。
ちょうど今、うちのかみさんが仕事で上海に出かけているので、もし俺が仕事から帰ってきて、風呂に浸かったまま死んでいても、誰も気が付きはしないだろうよ。
正直言って、誰かにもっと気にかけてもらいたいもんだぜ。
しかし、俺のことを気にかけているのは、俺を鵜飼の鵜のようにこき使おうとする連中だけさ。悲しいものさ。これじゃ、風呂のなかで死んでいたって、うちのカミさんが上海から1週間後くらいに帰ってくるまで、誰にも見つからないぜ。
幸い、うちの風呂には温度を保っておくような機能はないんで、ゆでダコみたいになって発見されるってことはないからいいんだけれどね。
まぁ、そんな機能がないおかげで、風呂のなかで眠ってしまっても、ほど良いところで目が覚めるって訳だ。いつも疲れきって風呂に入ると、風呂桶のなかで熟睡し、お湯がすっかり冷めてしまって、寒くなってしまうから、否が応でも目が覚めるんだ。酒を飲んでこれをやったら、ヤバいだろうな。そういえば、俺の大好きな伝説のロックバンドFrom京都、村八分のVoだったチャーボーは、風呂のなかでゆでだこのようになって死んでいたと聞いたことがある。俺の友人のケンジさんの話しでは、その時、チャーボーの髪がカツラダッタことが発覚したということだ。何処か寂しい話だ。一応言っておくと、俺のモジャモジャ頭は、母親譲りの天然パーマで、もちろん地毛だがね。
風呂で眠ってしまうと、この話をよく思い出す。
しかし、これをやるとなぜか疲れが取れるからな、やめられないぜ。
さて、そろそろこの快適な布団の中から這いずりだして、仕事に出かける準備をするか。俺には土曜も日曜もない。昼も夜もない。ついでに言うとお金もない。冗談じゃないぜ。

失礼する。

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