2011/08/15

Post #275 戦争が終わった日に

日本人の悪い習慣の一つに、物事を言い換えることによって、本質をごまかしてしまうというものがある。ゴミ処理場や下水処理場をクリーンセンターと言い換えてみたりするのが一例だ。
今日迎えた『終戦記念日』ちゅうのも、俺に言わせれば、『敗戦記念日』だ。ボロ負けだ。この国はあの戦争ですっかり焼け野原になった。戦争は終わったのではない。戦争に敗れたのだ。
日本人だけで、軍人、民間人合わせて300万人以上が犠牲になった、つまり無謀な軍人と無能な政治家の始めた戦争によって、殺された。
300万人だ、300万人。黙禱!
その多くは、病と飢えによって死んで行ったり、空襲によって虫けらのように焼き殺されたりした。
今NHKで当時の戦争が無謀に拡大していった原因は、リーダー不在、セクショナリズム、危機管理意識の欠如などがあげられるという。それを聞くと、震災と原発事故に苦しみ続ける今の日本人も、当時となんにも根本的に変わっていないことがわかる。
何にも変わってないぜ。馬鹿なんじゃないか、俺たちは。
HomeTown
けれど、たった一つだけ変わったことがある。
それは、多くの犠牲によって俺たちが手にした素晴らしいものだ。
皆さん、もうお分かりですね、そう、憲法9条だ。国家の軍備と交戦権を認めない、あの憲法9条だ。
おかげさんで、俺たちは自分たちの組織のメンツと利益しか考えずに戦争をおっぱじめたり、クーデターを起こしたりするような軍隊ときっぱり手をきることができた。俺たちは年頃になっても、軍隊に集められて人殺しのレクチャーを受ける必要もなくなった。どこかに利権を求めて、鉄砲を担いでのこのこ出かけていく必要もなくなった。そのおかげで、俺たちは経済を発展することに集中することができたわけだ。
憲法9条を替えてしまおうという声を、保守の皆さんからよくうかがう。先のアホラシイ戦争には大義があったと抜かすのも、勇ましい発言で世間の皆さんに大人気の保守の皆さんだ。みなさんのおかげで支持率が盛り返してきた自民党さんは、永年にわたってこの憲法9条を改悪して、アメリカ主催の戦争がジャンジャンできる、責任ある国にしていきたいと願っている。憶えておいてくれ、世間の皆さんが見限って、そして今また支持し始めているあの自民党だ。終戦記念日という名の敗戦記念日に、靖国神社に参拝するのが大好きな、あの自民党の皆さんだ。
けど、奴らが書き換えたがってる憲法9条こそ、俺たち日本人が300万人の人命と引き換えて手に入れた唯一最大のものだ。
これを書き換えることは、300万人の犠牲者に対する冒涜だ。

だいたい、軍隊がある国は、おかしな権力構造になっている場合が多い。
①軍隊が支配している糞ったれな国。
この軍隊の敵は自分の国の国民だ。自由を求める国民は国家の敵として殺される。
②民主主義が行われているように見えるが、軍隊がすぐに政治に口を出す国。
政治対立が深まると、政治とは距離を置いた軍隊が、どちらにつくかで国の政治が決まる。
③軍隊に対する文民統制が行われてはいるが、軍隊が政治に深く深くかかわっている国。
武器をジャンジャン作って、外国にも売りまくり、よその国でジャンジャン使うことで、金儲けする奴らがはびこっている国。
Paris
どれもロクな国じゃない。
いつだって、戦争したがる奴は、自分たちが平和を守ってるというし、自分の国の国民をひどい目に合わせる軍隊は、いつだって国家の敵を排除しているだけだという。
そうじゃない、まともなシビリアンコントロールが行われている国でも、警備名目でふつうの街中や駅の構内や観光スポットに、機関銃を肩に背負った軍人がうろちょろしてる。人を一度に大量にぶっ殺せる道具を担いだ奴が、その辺をうろちょろしてる、しかも合法的に。それが軍隊のある国だ。
ふつうの若者が、人殺しの集中講義と訓練を受け、時には実地に人殺しをする、それが軍隊のある国だ。
冗談じゃない、俺はゴメン蒙るぜ。腰抜けだって笑ってくれてもいい。日本が侵略されたらどうするんだっていうかもしれない。平和ボケというがいいさ、俺はいざとなったらゲリラにでもなる覚悟だぜ。しかし、すぐに戦争になるんなら、外務省はいらないぜ。まともな大人なら、利益を求めて、いきなり人を殴ったりしないだろう。ましてや国家間のことだ。いきなりポカってやるような国は、なかなかないぜ。にっちもさっちもいかなくなって初めて戦争なんだ。いずれにせよ、軍隊は無いにこしたことはない。軍隊の無い国、それが21世紀の世界標準、軍隊のある国は20世紀以前の遺物だ。人類の発展段階として、軍隊が無い方が、軍隊を持っている国よりも、はるかに進歩しているぜ。
俺はこの件に関しては、無条件に日本の国は素晴らしいと思うんだ。
300万人の犠牲を悼むのが今日であるならば、その犠牲によって手にしたものを、大切にして、なおかつ世界にアピールする日であったもいいんじゃないのかい?

まぁ、世間の皆さんが大好きな自民党の皆さんが政権党に返り咲いたら、絶対にそんなことにはならないだろうがね。何しろ奴らにはガイドライン特措法とかいろいろと前科があるからな。安倍なんか、憲法9条を替えたくてうずうずしていたんだ。
大連立?冗談じゃないぜ。大政翼賛会って言葉を思い出して、不愉快になってくるぜ。
読者諸君、本日もこうして言いたい放題だ。言いたいことがある限り、見せびらかしたい写真がある限り、このブログは続く。続くったら続く。正直言って自分でも時折面倒臭いが、でも続く。てなわけで、ご勘弁願いたいぜ。明日か明後日、また会おう。

2011/08/14

Post #274 Fragment Of Fragments #20

眠い、猛烈に眠い。例年のこととはいえ、暑さのあまり眠りが浅くて、一日中、なんだか眠たい。そう、ぐっすりと眠りたいんだ。
Paris
今日仕事で、久々に例のホモの電気屋さんM社さんに会ったんだ。
どうもM社さん、俺のブログを読むのも飽きたらしくて、ココ最近、まったく見ていないって言っていた。大丈夫、もともと楽しみにしてくれている読者さんの数は知れているんだ。俺はいつだって少数精鋭主義だ。挙句の果てには『ブログまだやってんの?いつまでやんの、アレ』なんて言い出す始末だった。余計なお世話だ。M社さんは基本的に失礼な事を本気とも冗談ともつかない失礼なことばかり、年中言ってるような人だから、気にもしちゃいないがね。
どんなものにも終わりはある。いつかはやめることになるだろうが、まだ一年もやってないんだから、考えてないんだよ、出口戦略なんて。
まぁ、M社さんも『いや、だって仕事だって結構忙しそうだし、そんな時間、負担じゃないのかなと思ってね』なんて言ってましたが、まぁ、楽しみにしてくれる読者の皆さんがいる間は、ごまかしごまかしやって行くつもりだ。要は自分で飽きるまではやるってことだ。継続は力なりだ。
Paris
読者諸君、失礼する。なに、いつまでもこんなことやってる場合じゃないってことだ。とっとと風呂でも入って、睡眠をとらないと、明日も朝早いんだ。そう、俺には盆も正月も残業手当もないんだ。

2011/08/13

Post #273 今年の夏はどこにもいかないのさ

昨日の夜、高速を飛ばして帰ってきた。
ある意味ちょろい仕事だ。行って帰ってくる方が時間がかかる。とりわけ昨日は世間様は盆休み序盤、高速は激混みだった。幸い、行きは上り方向だったので、さほどの渋滞にも合わなかったが、帰り道はかなり混んでいた。普段、高速道路を走りなれていないドライバーが多いので、車の流れは深夜といえども悪かった。
とりわけムカついたことに、大阪ナンバーの頭のおかしいレガシーが、俺の車の前に執拗に立ちはだかり、悪質な進路妨害、危険極る車線変更や急ブレーキ、幅寄せなどで嫌がらせをしてくれやがった。俺は運転しながら荷物をあさり、仕事で使うハンマーを手に取って、危うく奴を実力排除するところだった。最後は、チキンランだ。登坂車線から追越を計る俺に、奴は激しく幅寄せをしてきやがったんだが、俺も臆さず、アクセルを踏みぬいてぶっちぎった。ふざけやがって、大阪人め!
こんなバカがいることで、大阪人への心証が俺の中でうなぎ降りだぜ、ケッ!
Istanbul, Turk
ゴールデン・ウィークや盆休みにどこかに行くと、こんな目に合う確率が高い。
以前はしばしば車で国内旅行とかしたもんだけれど、海外旅行をするようになってからは、とんと行ってないんだ。まぁ、毎日の仕事が旅行のようなもんだからな。あえて国内旅行に行く気がしないってのもある。下手をすると、旅先にもお客から電話が入ってきて、急な仕事の依頼をされかねないんだ。冗談じゃない。最初っから仕事してた方がマシだ。とはいえ、この時期に長距離遠征の仕事はゴメン蒙るってもんだ。
去年の今頃は、トルコに旅行中だったんだがな・・・。
日本語でバカ高い絨毯を売りつけてくるこすっからいトルコ商人もごまんといたが、総じて人情に篤い人懐っこい人々ばかりだった。なんとなく居心地もよかった。
去年のトルコも死ぬほど暑かったが、何故か旅行だと、カメラを持って、ひたすら炎天下でも歩き回れたりするから不思議だ。イスタンブール、かつてヨーロッパとアジアの交点だったコスモポリスだ。
ヨーロッパとイスラム圏のミックスされた街並みが、人間の風貌が、独特の雰囲気を醸していたっけ。うむ、ぜひまた行きたいものだ。
しかし、今年は仕事だ。今日は一日仕事は明いていたんだが、明日からまた仕事だ。世間様がお休みの時こそ、俺の稼ぎ時といえば稼ぎ時なんだ。そう、今年の夏はどこにもいかない、どこにもいけない。せいぜい今日、墓参りに行ってきたくらいだ。ひたすら男の仕事に明け暮れる毎日だ。そんなわけで、今日はイスタンブールで仕事に励むおっさンたちの写真をお届けしておこう。
Istanbul, Turk
それでは読者諸君、失礼するぜ。明日も早いのさ。
あんまり渋滞するようなら、高速を降りてシタミチをゆったり走ってみるのも悪くないだろうさ。意外とスムーズに流れているものだぜ。何より渋滞してるのに、高速料金を払うのって、なんだかバカバカしくはないかい?俺はゴメンだぜ。何といっても、自分で稼いだ大事な金だからな。無駄使いは出来ないんだ。せいぜいけちけちやらせてもらうさ。
失礼する。明日か明後日、またお会いしよう。