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| Mr. Pressman in Marrakech |
そうじゃないと、分からないことがたくさんある、ような気がする。
ハキムによれば、外国人が道端で売っているようなハリーラを食べることは、あまりないんだそうだ。ふむ、好奇心が足らないぜ。少し塩味の薄い粥といった風情だ。ガイドブックに載っているハリーラはもっといろいろ入っていたようだが、庶民の皆さんの食べるのは、まぁ、こんなとこだろう。
病人食みたいな印象が残っている。けど、うまかったなぁ。日本人向きだろう。
その辺の家の扉の前に佇んでいるおっさんたちも、ハリーラをすする俺を珍しげに見ていた。
一緒にハリーラをすすっていたおっちゃんは、マラケッシュでも有名な新聞記者のおじさんだったそうだ。ハキムに紹介されて挨拶し、握手した。そして、その意志の強そうな新聞記者のおっちゃんの写真を撮らせてもらったという訳さ。
おっちゃん、元気にしてるかなぁ。


