2015/02/12

Post #1408

Praha,Czech
今日は何がって訳じゃないけどイイ一日だった。
もっとも、これからまた夜の仕事が俺を待っているんだがな。

今日が人生で絶頂、クライマックス、俺史上最高だと思えているときは、何がどう転んでもいいものさ。

どんな困難も屁でもないって思えるぜ。
君の抱えている寂しさや悲しさも、まとめて俺が担ってあげることだって出来るように感じるよ。
要するに、何故だかハイになってるんだろうな。
まぁ、理由なんてどうでもイイのさ。問題なのはそこじゃない。

だから、今日はそれ以上特に書くこと無し。

読者諸君、失礼する。明日は明日の風が吹く。明日のことを思い患うなとイエス様もおっしゃっておいでだぞ。

2015/02/11

Post #1407

Bruxelles
差別的だと言って、事勿れ主義国家日本では闇に葬られた童話『ちびくろサンボ』に、虎バターって出て来たじゃない。
サンボが虎から逃げるために上った木の根元で、三匹の虎が相争ってグルグル回るうちに、溶け合ってバターになっちまうって奴だよ。
覚えてるかい?
俺はいつも思うんだけど、この人生ですっげー性的な女性に出会うことが出来たとして、それでもう、ベッドの上にウサギが20匹くらい跳ねまわってるくらいに、もうこれ以上は限界ってくらい頑張ったとするじゃないか?
その過程で、自分と相手の汗も血も、内臓も骨も、過去の嬉しかったことや悲しかったことも、すべてベッドの上にぶちまけて、意識も飛ぶようなスゲーのかますして交わることが出来たらなぁと、思い続けてるわけなんだ。

不謹慎だって?

この世の中でそれ以上に心躍ることなんて、そうそうないだろう?
ランボーの詩じゃないけれど、永遠と溶け合うような瞬間たぁ、自分の殻がはじけたときにやってくるんじゃないの?今のこの瞬間を、すなわちたちまち『永遠』にするわけよ。
とはいえ、そういうのまたすぐやりたくなっちまうんだろうけどな。
夢を見るくらい、イイじゃないかよ。
で、その挙句に相手の女性と、『ちびくろサンボ』の虎バターみたいに溶け合ったような意識になれたら、互いの存在がお互いのなかに繰り込まれて、楔のように抜きがたいつながりが出来たなら、
そりゃもう死んでも悔いはないって思えるよ。
離れていても、お互いのことを身近に感じることが出来るくらいにね。
そうなりゃ、真っ暗な夜道も、独りきりで戦うことも、きっと怖くはないのさ。

読者諸君、失礼する。そんなの一生に一回と言わず、せめて月に一回くらいはあるとしあわせだよなぁ・・・。男冥利に尽きるぜ。

2015/02/10

Post #1406

Baktapur,Nepal
良い写真を撮るには、撮影する本人がチャーミングでなければならないというような意味のことを天才荒木経惟が言っていたのを読んだ記憶がある。

ずいぶん昔の話だ。

その時は、なんだよ、その話、意味わからないぜって思っていたんだが、最近、上手く言えないがそれが解かってきた。それは本当だった。
もっとも、何をしてよい写真というのか、この議論の出発点において、なかなかに心貧しき人々は見解の一致を見ることが出来ない。心貧しいことだ。
ズバリよい写真とは、ここでは俺がイイと思った写真こそが、良い写真なのだ。豊かな心で受け入れてほしいものだ。

むかしは、退廃的な雰囲気の写真を好んでとっていたように思う。
その頃は、こんなゲラゲラポッポ―な写真は、撮っちゃいなかったろう。
撮っていても、それこそがよい写真で、プリントするに値するものだとは、夢にも思っていなかったろう。

それが解からなかった頃、俺は多分、人間を馬鹿にしていたんだろう。
俺が好きなもの、興味があるものも人間だが、俺が最も嫌いなものも、興味が持てないものも人間なのだ。
若いころは、後者の方に気持ちが傾いていたんだろう。
幸せそうな人間より、不幸な雰囲気の人間の方がイイなんて、なんだかひねくれてるぜ。倒錯しているぜ。倒錯はエッチな趣味だけでたくさんだろう。

このご時世、ありふれた不幸よりも、幸せな表情のほうが、見ていて楽しいだろ?

この人たちが笑ってくれているのは、言葉も通じない俺が、愉しそうに笑っているからだ。
分け隔てなく、笑っているから、この人たちも安心して笑ってくれるのだ。
自分が笑っているからこそ、笑顔の写真が撮れる。
月並みな言葉だが、相手は自らを映す鏡なのだ。
俺がエロい写真を撮れないのは、根本的にストイックで真面目だからだろう。
これについて異論は許さん!
そういうことにしておこう。
その方がお互いに心穏やかに暮らせるというものだ。

読者諸君、失礼する。そろそろ仕事に疲れてきたぞ。そぞろ旅に出たいな。旅に出て、見知らぬ人と通じない言葉で話し合ったり、笑いあったりしてみたいな。君も一緒にどうだい?お金はそれぞれ自分持ちで頼むぜ。