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| 名古屋 |
家にある本の整理を進めている。
| ほとんどみんな写真集 死んだお爺さんの春画の本もあるけどね |
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| 名古屋 |
| ほとんどみんな写真集 死んだお爺さんの春画の本もあるけどね |
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| 名古屋市中区、堀川沿い |
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| 辛夷かな? |
去年の暮、京都の仕事で契約解除された後、持ち込んだり買い足したりした道具や、京都の丸善で買いためた本を引き上げるのに車が必要だったんだ。
そして京都に行く道すがら、ぼんやりしていて追突してしまったのだ。
これが俺も相手もプロボックスのハイブリットで苦笑いしてしまったのだが、追突する前の意識が完全に飛んでいて、気が付いたら車が目の前にいて、急ブレーキを踏んでも間に合わなかったんだ。俺にはサングラスを外すために一瞬目を離したすきに車が現れたようにしか感じられなかった。
車がぶつかる瞬間は、時間がスローモーションのように、ゆっくりと流れる。粘性の高いグリスの様にだ。むかし、高速道路でスピンして、追い越し車線から路肩まで三度もぶつけまくった末に命拾いした時も、そんな感じで時間がゆっくりと流れた。何度も経験したくはないもんだが、俺の業界では、車を一台か二台事故で廃車にして一人前という恐ろしい言い伝えもあった。笑えないぜ。
相手の車はリアハッチが開かなくなり、俺の車は・・・、なんかバンパー回りやボンネットがひずんでいる。それでも警察の実況見分と保険屋への連絡を済ますと、俺は京都に荷物を取りに行ったんだ。
修理に出すと、たいしたことないと思っていた自分の車の損傷が、かなり深刻なものだったことが分かった。よくもまぁ、ぶつけた後に京都まで往復したもんだ。今年の保険料の上昇が楽しみだ。
で、それが23日の夕方に、ほぼ一か月ぶりに直ってきたので、さっそく毎度おなじみ真清田神社に行ってお祓いを受けてきたのだ。神頼みだ。人間、どうにもいかないときには、人知を超えたものにすがりたくなる。今回は経費でお祓いだ。寄付金で仕分けするんだ。
事故の原因は、自分にある。自分の意識が白昼飛んでしまうほど、脳が疲れ切っていたんだ。人間夜勤ばかりやっていると、自律神経がおかしくなる。睡眠不足になって脳に疲労が蓄積していく。挙句、理性が飛んでろくでもないことをしでかす。
身から出た錆だ。とはいえ、失ったものは大きい。
不幸中の幸いは、そんな事故で人を殺生しなかったことだろう。
去年は親父のことから始まって、うんざりするようなことの連続だった。まさに糞が扇風機に激突したような気分の一年の締めくくりだった。
過ぎてしまえば笑い話とは言え、完全に復調するまでは、笑うに笑えない。
人の不幸は心置きなく笑い飛ばすことができる。しかし、自分のへまが笑えるようになるには、しっかり休養を取り、自分自身を休め、そののちに仕事に復帰して、会計監査のように手堅く結果を出していったあとしか笑えない。
そんな日が一日も早く来てほしいもんだ。