イケないぜ、5月の帳簿を作っているうちにすっかりこんな時間だ。
今日はあっさり行かせてもらいましょうかね、またボケボケしていると、怒られちまうからな。男一匹おまけが一人、なんとも生きていくのも世知辛いもんだぜ。俺は家庭内では叱られてばかりなのさ。掃除や洗濯も結構やっているのにな。とりわけ車の運転に関しては、必ず叱られているといっても過言ではない。いや~、まいったなぁ。
さてと、今夜は久しぶりに、『勝手に金子光晴週間その2』ってことで行ってみよう。とはいえ、こんな飛び飛びじゃ、週刊でも何でもないんだけれどね。そこらへんにはあえて突っ込まず、福島あたりで流行っているメルトスルーってカンジでよろしく。
今夜君たちに紹介させてもらうのは、俺が写真を撮っている時に、ふと脳裏に浮かんできたりする詩なんだが、これがなかなかいいカンジの詩なんだよ。君にもぜひ知ってもらいたいんだ。
『無題』
凄まじいな。もう僕も五十一だ。
僕がこの世ののぞみといへば
あの女たちにもう一度あつてみたいことだ。
かたらふすべもなくて、僕がそばを
すりぬけていつたあの女たち。
どんなにかはりはててゐたつて
いや、それはお互いさまぢやないか。
どこまでも追ひかけていつて
僕がききたいとおもふ一言は、
“まあ、あのときのあんただつたの?”
そうさ、ネーチャン・フォトグラファーと言われるこの俺が、この詩を知ってから、街角で女の子の写真を撮っている時、このとぼけたカンジの短い詩が、ふと頭に浮かんでくるのさ。
滑稽なとぼけた語り口の中に、人間の在り様にたいする、いかんともしがたいさみしさや悲しさが漂っているんだ。誰だって、この歳月の無常さには抗うことは出来っこないんだ。アンチエイジング?せいぜい頑張ってくれ。見かけは若さを保っていても、心が老いぼれちまっていたら、それはそれで残念だがな。
昔々、いろいろあった女の子たち、
何もなかったただすれ違っただけの女の子たち、
そして昨日の話しに出てきたような素敵な女の子…。
俺はまだ、42歳だけれど、この詩のように50をいくつか過ぎたころ、こんな風に変わり果てた彼女たちにもう一度会ってみたいと思っているのさ。
その時、ハゲてたり、みっともなく太っていちゃ、なかなかに残念だ。俺はそれをヒジョーに恐れているんだ。昔の彼女にばったり会ったりして、『あんたみっともない年寄りになったわね』なんて、誰だって言われたくないだろう?それは辛いぜ。残念きわまる。だから、そんな情けないていたらくにならないように、今のうちからせいぜい節制しておかないとな。
OK、そのためには今夜もとっとと終わらせて、風呂に入って頭皮のマッサージとかしっかりやってだな、明日に備えてとっとと眠らないとな。
読者諸君、また明日か明後日、ごく近いうちに会おう。もうすぐまた、怒涛の仕事ラッシュが俺に押し寄せてくるんだ。今のうちにしっかりと充電させてもらうとするぜ。
今日はあっさり行かせてもらいましょうかね、またボケボケしていると、怒られちまうからな。男一匹おまけが一人、なんとも生きていくのも世知辛いもんだぜ。俺は家庭内では叱られてばかりなのさ。掃除や洗濯も結構やっているのにな。とりわけ車の運転に関しては、必ず叱られているといっても過言ではない。いや~、まいったなぁ。
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今夜君たちに紹介させてもらうのは、俺が写真を撮っている時に、ふと脳裏に浮かんできたりする詩なんだが、これがなかなかいいカンジの詩なんだよ。君にもぜひ知ってもらいたいんだ。
『無題』
凄まじいな。もう僕も五十一だ。
僕がこの世ののぞみといへば
あの女たちにもう一度あつてみたいことだ。
かたらふすべもなくて、僕がそばを
すりぬけていつたあの女たち。
どんなにかはりはててゐたつて
いや、それはお互いさまぢやないか。
どこまでも追ひかけていつて
僕がききたいとおもふ一言は、
“まあ、あのときのあんただつたの?”
金子光晴 『無題』 女たちへのエレジー(講談社文芸文庫)
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滑稽なとぼけた語り口の中に、人間の在り様にたいする、いかんともしがたいさみしさや悲しさが漂っているんだ。誰だって、この歳月の無常さには抗うことは出来っこないんだ。アンチエイジング?せいぜい頑張ってくれ。見かけは若さを保っていても、心が老いぼれちまっていたら、それはそれで残念だがな。
昔々、いろいろあった女の子たち、
何もなかったただすれ違っただけの女の子たち、
そして昨日の話しに出てきたような素敵な女の子…。
俺はまだ、42歳だけれど、この詩のように50をいくつか過ぎたころ、こんな風に変わり果てた彼女たちにもう一度会ってみたいと思っているのさ。
その時、ハゲてたり、みっともなく太っていちゃ、なかなかに残念だ。俺はそれをヒジョーに恐れているんだ。昔の彼女にばったり会ったりして、『あんたみっともない年寄りになったわね』なんて、誰だって言われたくないだろう?それは辛いぜ。残念きわまる。だから、そんな情けないていたらくにならないように、今のうちからせいぜい節制しておかないとな。
OK、そのためには今夜もとっとと終わらせて、風呂に入って頭皮のマッサージとかしっかりやってだな、明日に備えてとっとと眠らないとな。
読者諸君、また明日か明後日、ごく近いうちに会おう。もうすぐまた、怒涛の仕事ラッシュが俺に押し寄せてくるんだ。今のうちにしっかりと充電させてもらうとするぜ。


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