2013/03/17

Post #755 中毒

Istanbul,Turk
今や世界中、どこだって忙しい。
これも皆、携帯電話のおかげ様だ。携帯電話が無かったころ、どうやって仕事が進んでいたのか、もう思い出すことも、想像することもできない。
携帯電話を手放すことが出来たら、どんなにすっきりすることか・・・。自分の心と、目の前の世界に、じっくりと対峙することができるような気がするよ。
けど、無理だろうな。まぁ、これは一種の中毒に近いよ。
読者諸君、失礼する。

2013/03/16

Post #754 雑踏が俺を呼んでいる

HongKong
マシンのように働いているうちに、温かくなってきた。俺は上半身裸で窓を開けたままこのブログを書いている。少し前までは震え上がっていたのに、今は快適だ。

上半身裸ってのは、レッドホットチリペッパーズみたいで、ロックな体臭が漂うので、好きだ。もう少し胸板が厚けりゃ言うことなしだ。
ただし、胸毛ボーボボは勘弁して欲しいぜ。イタリア人男性のようなフェロモンが発散されそうじゃないか?ボーボボは髪の毛だけで充分だ。
こう暖かくなってくると、カメラを持って雑踏に繰り出したくなる。
俺の住んでる名古屋の町の連中も、温かくなりゃ自然と地下街からはい出してくるだろう。
昔から名古屋人は地底人みたいなもんだからな。
大昔、アラーキーも名著『写真への旅』のなかで名古屋のアマチュア写真家のグループの人々を『モグマン』つまり、モグラ人間と呼んでいたっけ。

俺は正月以来、ある会社の専属みたいにして働いているんだが、これにはもういい加減飽きてきた。会社員みたいに毎日事務所に通って働いていちゃ、いったいぜんたい何時写真を撮ったり、プリントしたりできるんだよ。俺は鎖のついた飼い犬じゃないんだぜ。野良根性が染みついているのさ。そんな風に俺を囲い込んだって、所詮社員じゃないんだから、何の保証もしちゃくれないんだろう。使い捨てさ。都合のいいようにこき使われるのが関の山さ。
冗談じゃない。そろそろトンズラしたいぜ。
雑踏が俺を呼んでいるんだ。
欲望と打算とが渦巻く街が。統一性の無い醜悪な建物と、購買欲を刺激する看板だらけの街が。ネオンと着飾った女たち。疲れ切ったサラリーマン、将来の見えない若者たち、どんな悩みとも関わりなさそうに見える子供たち。

そう、そういった有象無象の老若男女を写真に収めること、それこそが、俺の本当にやりたい仕事だ。俺のコンタックスが泣いているぜ。トライXは冷蔵庫のなかで、震え上がりながら出番を待っているんだ。Ok,もう少し待ってろよ、可愛いガラクタども!腹筋でもしてベストコンディションを保っておいてくれや!

読者諸君、失礼する。そんな思いを抱きつつも、今夜もまた夜の百貨店で、不毛な戦いを繰り広げるのさ。

2013/03/15

Post #753 夜の街角に関する疑問

HomeTown
いつも夜、閉店後の百貨店とかで仕事をしている。
車を駐車場にぶち込んで、荷物を持って歩いていると、しばしば目にするのが、ホストのアンちゃんたちだ。金髪に染めた髪を逆毛にし、細い眉に、これまた細いスーツでそこいらに固まっている。どこか手におえないような粗暴さを秘めつつも、中性的な雰囲気も醸し出している。
俺は、彼らを横目でちらりと見ながら、作業服に荷物を抱えて現場へと足早に向かう。男くささが立ち込めてしまう。

細身のスーツってことで言えば、俺も似たようなものかもしれないが、俺のは遠い昔のイギリスのモッズやスカの系統をひく正統派のつもりだ。
それは、もっとさかのぼると、大昔のアメリカのブルースマンに辿り着く。

心にブルースを抱えていなけりゃ、人生は薄っぺらいモノになってしまうだろうよ。

俺は奴らが同じ男性として、どうにも生理的に好きになれない。人を見かけで判断してはいけないと思いつつも、どうしても好きになれない。何だかべっちょりしていて、嫌になる。
女性はああいうのが好みなんだろうか?
そこで、翻って考えてみる。

一般的な女性から見て、キャバ嬢みたいなのはどうなのよ?
つまり、俺がホストのあんちゃんたちを見て、何だか言いようのない嫌悪感を感じるように、一般的な女性から見て、キャバ嬢そうろうな恰好をした夜の女性たちは、どう見えるのかということだ?
キレイとかカワイイとか思うんだろうか?それとも、自分たちとは明らかに異質な集団として、認識しているのだろうか?
俺は女性じゃないので、わからない。
まぁ、男性の立場でいえば、クラクラすることもたまにはあるってことだ。
そう考えると、ホストのアンチャン達の、あのなよっとしていながら、何処か粗野で一種ヤンキー的な雰囲気も、時には女性にとって魅力的に映るってことだろうか?
どうでもイイ疑問ではあるが、誰か女性の方に教えてもらいたいぜ。

読者諸君、失礼する。