2011/01/23

Post #66 Deracine

泥のよーに眠り続けて、やっと目が醒めた。しかし、またもや数時間後には、男の仕事に出撃しなきゃならないんだ。全く金が欲しくて働いて、眠るだけだ。
やりたい事もやらなけりゃならない事も、山程あるのに、身動き取れないくらいだぜ。
あぁ、旅に出たいなぁ。日本人のいないところに行きたいな。
Barcelona
以前、香港に行ったとき、このまま大陸の果てまで歩いて行けば、パリまで行く事が出来ると思ったっけ。いつか、まだ身体が充分に動くうちに、そんな過酷な旅がしてみたい。ほんの少しの荷物とカメラを持って。

HongKong
『帰らないことが  最善だよ    それが放浪の哲学』

そんな金子光晴の詩の一節が頭に浮かぶ。しかし、俺はまだ温かい布団の中から抜け出す事すら出来ないんだ。
また会おう。きっと4、5日はこんなチヨーシで昼夜逆転の暮らしぶりだろう。しかし、金は天下の回りモノにつき、仕事があるうちに稼いどかないとな。
ニーチェだって言ってるぜ『光あるうちに、光のなかを歩め』ってね。

2011/01/22

Post #65 I Put A Spell On You

クタクタだ。体が鉛のようだ。切れの悪いヘビーメタルみたいだ。
仕方ない、昨日の朝から、今日の夕方まで、ほとんどずっと働いていたからな。体は悲鳴をあげてるぜ。まさにスクリームだ。スクリーミン・ジェイ・ホーキンスだ。I Put A Spell On You だ。まいったぜ。今日は昼くらいには終われる予定だったんだが、すっかりはまっちまった。おかげでクタクタだ。プライマル・スクリームってのもあったな。しかし、ここはあくまでスクリーミン・ジェイ・ホーキンスだ。懐かしいぜ。思い出すのも10年ぶりくらいだ。クタクタになると、思わぬものが記憶の海から浮上するもんだ。
Osaka
しかし、まんざら悪い事ばかりでもないんだぜ。
たった一人でも、大変な仕事に、自分のベストを尽くして取り組んで、手を動かして、頭を動かして、身体を動かしていると、余計なことを考えないんだ。頭の中は真っ白。無心だ。生まれたての赤ん坊のようにとまではいかないが、これはこれで爽快だ。睡眠不足、肉体疲労どんとこいだ。生きてる実感がふつふつと湧いてくるぜ。

たけはらさんよぉ、心配かけたな。Alright! OK! とりあえず、OKだ。長い人生の中にはいい時もあれば、落ち込むときもある。それをストレートに曝け出しちまうのも、これまた俺らしくはないかい?
昔懐かしいシショーセツなカンジだ。それもロックンロールなカンジだろ?違うかい?いずれにせよ心配かけたぜ。スマン。セブンイレブンでピーナツチョコ105円を買って貪り食って仕事したぜ。疲れた体には糖分が必要だからな。
Barcelona
けども、覚えておいてくれ、光が強ければ、影はより深く暗い。
そうだから、生まれながらにギラギラビカビカ輝く俺だからこそ、俺の中には、どーんと暗い闇もあるのさ。しばしばその暗い淵から、赤い目をした化け物が、現実世界を覗きに来るのさ。そんなカンジさ。昨日の俺は。

OK、今日はもうこの辺で。肉体はとっくに限界だ。また会おう。

2011/01/21

Post #64 Isolation

HongKong
時折、記憶や体験がフラッシュバックして、様々なネガティブな感情が胸に渦巻き、哀しくて、寂しくてどうしようもなくなる。
静かな、しかし、激しい怒りが、胸にわだかまり、どうしようもなくなる。破壊衝動と暴力衝動にとり憑かれる。
医師に見せれば、鬱病と診断されるだろうか?以前は単に働きすぎだと診断された。しかし、その医者は、疲れきって、何もかもどうでも良さそうだった。
クスリをもらって飲めば、君たちのよく知っている俺に持ち直すだろうか?
それも悪くない。
そいつぁ全く悪くない!
全く以て悪くないのだが、そりゃ文学的でも、ロックンロールでもないなぁ、と激しく拒む声がする。
俺の中から声がする。
自分のブルースぐらい、自分自身の足腰で背負って立てと、声がする。
いずれにせよ、一人でいるのは、良くない。胸が張り裂けそうな気分だ。誰しも、そんな時もあるだろう。俺の場合はアップダウンが激しいだけだ。気にすんな!

君たちに会いたいものだ。けっして哭いたり、暴れたりはしないから。