2011/03/22

Post #128 Ugliness

またまた昨日の夜も、ちょっとしたトラブルで男の仕事は中断を余儀なくされ、俺は夜中の3時に夜の街をさ迷うはめになった。そう、昨日も結局電車で現場に向かったんだ。なにしろガソリンがバカ高いうえに、俺のマシーンは口の奢った野郎でハイオクしか受け付けてくれねぇんだ。駐車場代もこれまたバカになんねぇしな。俺は自分の財布にエコな男なのさ。
深夜3時。例によって腹も減ったしな。またマンガ喫茶にいくかな。
俺は2年ぶりくらいに行くマンガ喫茶で2年前に読んだマンガの続きを読む事にした。柴田ヨクサルの傑作格闘将棋マンガ『ハチワンダイバー』11巻から18巻まで一気に読み倒す。熱いマンガだ。これはテレビドラマにもなっていたが、将棋賭博がテーマになっているにもかかわらず、TVじゃさすがに賭博を真正面から描くわけにもいかず、なんだが観る気にもなれへんかった。メディアはいつだって事なかれ主義の玉無し野郎だ。
Izmir,Turk
将棋に負けたら死ぬ、殺されるという設定が、極端極限のドラマを紡ぐ。人間、命は大切だが、その命をも賭けて打ち込める何かがあるのは幸せなんだろうな。端から見れば狂っているとしか見えなくとも。
俺も、迸るように激しく生きていたいもんだぜ。そもそも、スパークスって名前も、他者、つまり他でもない今この駄文を読んでいる君たちと、火花が飛び散るように接したいというキボーがこもってる。俺の全体重をかけてこのくそったれな駄文を書いているのさ、寸暇を惜しんでね。
俺の不滅の精神エネルギーの源は、怒りだ。何かにつけてブリブリ怒り、プリプリ憤ってる。そんなときは、不思議と身体に力がみなぎってくる。ローリングストーンズならぬローリングソバットとかをぶちかましたくなるぜ。しかも仕事ではいてる爪先に鉄芯入りの安全靴でな。怒れる高校時代に、俺の弟の鼻の骨を粉砕し、病院送りにしたローリングソバットだ。未だに切れ味抜群だろうよ。おかげさんで、その弟は、俺には住所も電話番号も教えてくれないぜ。法事のときも俺のそばから離れて座るくらいだ。全くいつまでもグチグチ根に持つ奴だ。
まぁ、そんなやつの事はどーでもいい。俺はまた、怒りに燃えている。
『ぼくは疲れてゐる、がぼくの瞋りは無尽蔵だ』という吉本隆明の詩の文句のままだ。
プンスカしてるんだ。

そう、あの元大阪府議会議長(例によってド腐れ政治ゴロ集団自民党所属)のナメた発言にだ!
もう一回、言わせてもらうぜ、自分達の利益しか頭にない性根の腐った政治ゴロ集団自民党所属の大阪府議会議長の『大阪にとって天の恵みというと言葉は悪いが、本当にこの地震が起こってよかった』という、腐れ外道も驚くような発言に、胸糞悪くなる程に、怒っているのさ!
こんな外道が議会の議長だと?政治家だと?三国志の関羽雲長が、もしも今の日本にいたならば、愛馬赤兎馬で疾風のように現れ、青龍偃月刀でこの偽善者どもの素首をやすやすと斬り落してくれることだろう。しかし、残念ながら関羽はいないんだな、現代の日本には。

だから、大阪府の諸君!君たちはこんな奴に投票してはいかんぜ!
おっと、こんな事をいうと俺は公職選挙法違反になるのかよ?みんな、おまわりにチクるのは無しだぜ!
全くどーいう国だろう、この日本という国は。
東に地震は天罰だと抜かす知事がいれば、西には地震は天の恵みとほざく議長がいる。まっとうな国民はみんな、余りにも多くの死者を悼み、多くの被災者を気遣い、自分たちには何ができるのだろうかと悩み、行動を模索しているというのに。中には絶望感や無力感にとらわれてしまっている人もたくさんいるだろう。こんな時、人々を勇気づけ、奮い立たせ、その善意のベクトルを強力に収束させ、復興へト皆を導いていくのが政治の役目だろう?むしろ、今、それが出来ない、それどころか俺の言っていることの意味の分からねぇ様な政治屋は、今すぐ辞めて家で母ちゃんのオッパイでもしゃぶってな!

そもそも、政治家ってショーバイは言葉に信義がなけりゃ、成り立たないショーバイじゃねーのかよ!永年にわたってこの国は経済一流、政治は三流と言われてきたが、考えなしに暴言放言垂れ流し、批判されたら、発言を取り消し陳謝しますだと?世間知らずも大概にしろ!一度口から出た言葉はなかったことになんてなる訳ないだろう!それが通用するのは、責任あるとされる政治の世界だけだ!そんな子供の言い訳言い逃れが通用するなら、ヤクザは指をつめることもないだろうし、イジメで自殺するガキもいねぇ!俺も何回も会社を辞める必要もなかったハズだ!
この国の、政治の言葉は軽い。奴等は政治に命を懸けてないんだ。一度マンガ喫茶で『ハチワンダイバー』を全巻一気読みしたほうがイイだろう。そもそも政治は、国民、市民、大衆(どれも同じに見えるかもしれないが、ビミョーにニュアンスが違うんだなぁ)の命を背負っているんだぜ!その言葉に信義がなけりゃならないのは、その重すぎる責任と大きな権限によるからだ。
だからこそ、人々は政治家をセンセーとよんで尊敬してきた。
勘違いしてもらっては困る。決してその人間が偉い訳ではない。
その職の持つ責任と権限を、そして自らそれを背負う事を願い、より多くの人々からそれを託された事に敬意を表するに過ぎないハズだ。しかし、この国の政治屋どもときたら、一体何様のつもりだ。さっぱり意味がわからねぇ。しかも、そんなクズが人々に選ばれ、権力を握り、偉そうにふんぞり返っている。そして、自分を選んだ者たちを見下し、内心小ばかにしている。馬鹿にするな!

俺はより良い人間になろうと思っている。
しかし、奴等は俺を見てクズ野郎扱いする。
俺はお天道様に恥ずかしくない人間でありたいと思っている。
しかし、奴等が俺をイラつかせるんだ。
イカした車に、セクシーな女。自分は年季の入ったクソジジイ
男の理想を体現するイギー・ポップ。敵はアメリカ資本主義だそうだ
そう、我欲の塊のくせに、善人ぶって指導者ヅラしたあの醜い奴等がな!おぉ、まるでイギー・ポップの歌の歌詞みたいだぞ。
乗ってきたぜ!

奴等の言う天とは、人には言えない自分達の利益のことかと思いたくなるぜ。
やめてくれねぇか?天が汚れちまうぜ。
よーし、お前さんたちの大好きな天に代わって、俺が裁きを降してやるぜ!
東の天罰野郎も、西の天の恵み野郎もまとめて死刑だ!
しかし、そんな奴等のために俺は手を汚したりはしない。あくまでこいつは天の裁きだ。奴等の寿命の尽きるまで執行猶予だ。なに、構いやしねぇ、天は悠久なんだ。奴等の寿命の残り位のタイムラグなんて、何とも思ってないだろう。ダッハッハッ!馬鹿らしくてやってらんねぇぜ。
失礼する。今夜もまたまた飽きもせず、毎度おなじみ男の仕事だ。

2011/03/21

Post #127 春の雨が降る

昨日の夜の仕事はすっかり当てが外れた。朝までみっちりかかると思っていたんだが、あっさりと3時ゴロに終わってしまった。まいったな。今日に限って朝までコースを確信して電車で来ていたのに。始発まで3時間近くあるじゃないか。しかも外は雨。これが大阪なんかだと朝の5時までやってるガールズバーとかに行ってしまい、二度と逢わない女の子と、どーでもいいような話をして、せっかく稼いだ金をどぶに捨ててしまうことになるんだがな…。幸いだ。どっちにしても雨に打たれた作業服姿でそんな店には行けやしないな。そういや腹が減ってきたぜ。吉野家にでも行って並とみそ汁でも胃袋にぶち込もう。うう、満足だ。胃袋はサティスファクションだ。出来ればもう少しだけツユが多いほうが良かったが。何事もおつゆが多いのが好みなのさ。しかし、吉野家じゃ朝まで暇はつぶせないな。マンガ喫茶でも行ってみるか。
この雨の中、俺は2件のマンガ喫茶で満席を理由に断られ、三件目でやっと腰を落ち着けることができた。ナルトの50巻から先を読まねば。始発までにね。そんなことしてないで、眠ったほうがイイんじゃないのって言われそうだが、ひとたび寝ちまったら目覚めることはムツカシー俺なのさ。

2時間ほどかけナルトの最新刊まで読み倒した。そういえば、何年か前にも、夜勤が早く終わって電車が動くまでの間、マンガ喫茶でナルトを一巻から読んだことがあった。その時は気が付いたら10時を回ってしまっていたんだ。恐るべしナルト。俺の好みは、ナルトの師匠・自来也センセーだ。あんなオヤジになりたいんだがな。しかし今回は、長年の蓄積の結果ノルマは四冊だ。楽ショーだ。ちょーどイイぜ。
俺はナルトが死んだ母に会うくだりで、ちょいとジーンと来てしまった。不覚だぜ。

俺は、始発電車で家路を急いだ。図面や資料の入ったカバン、高価なので現場に置きっぱなしにできない道具なんかを肩から下げて、最寄りの駅から歩いて帰ったんだ。細かい雨の中。あたりはまだ薄暗い。天気が悪いからだ。白い木蓮の鼻が咲いていた。
あんな大災害があっても、自分の身に何が起こっても、季節はそ知らぬ顔で巡ってくるもんだな。当たり前か。
Osaka
ここ10年くらい、春や秋にはなんだか憂鬱になる。過ごしやすくて、世間の皆様が好む季節にも関わらず、心楽しまないのさ。その春がまた巡ってくる。
何が憂鬱ってわけじゃないけど、なにかサビシー気分になるんだ。
やはり俺には、極端な季節が、汗まみれで太陽にじりじり照らされる真夏や、キーンと音の聴こえてきそうに空気の張り詰める真冬が向いている。
もう少しすると、桜の下で、花見と称して花も見ないで、酒を飲んで大騒ぎってのがどこでも見られるようになるだろう。あれがまた、ユーウツだ。普段真面目くさった野郎が、酒に飲まれて大騒ぎってのが気にいらねぇ。
俺は素面でも酔っ払ってんじゃないのってくらいテンションが高いって、周囲から煙たがられるが、こう見えて心の中には大小さまざまなブルースが渦巻いているのさ。それに今年はこの有様だ。羽目を外さないようにしなければな。

それでは失礼するぜ。今日もこれから男の仕事だ。今日は仕方ない、車で行くとするか。読みたいマンガもそれほどないしな。明日か明後日、また君が遊びに来てくれるのを待っているぜ。

2011/03/20

Post #126 イイ顔してる男たち

朝の4時過ぎまで働いて、家に帰って目覚めると11時だった。うかうかしてはいられない。今日も夜には男の仕事が待っているし、13時にはお客さんのところに行って打ち合わせなんだ。
3連休だろうが、日曜日だろうが、俺にはカンケーねぇってカンジだ。被災地の皆さんにはモーシワケ無いが、人生とはこんなもんだ。俺も生きてくのに精いっぱいなのさ。
コーヒーを飲みながらさっさと新聞に目を通し、TVをつける。やはり気になるのは震災関連だ。原発関連だ。
東京消防庁のハイパーレスキュー隊のおやっさんたちが記者会見していたぜ。とても疲れ切った顔をしているが、やりきった感のあるイイ顔だ。仕事は違うが、現場の人間は違うぜ、やはり。
同じ記者会見でも、なにが起こっているのかさっぱりわからない東京電力の記者会見とは大違いだ。しっかりと地に足がついている。俺達なんかよりもはるかに詳しく放射線の危険を知ったうえで、その恐怖を抑え込んで困難な仕事をぶちかましてきたぜっていう男の誇りが、そのシブい顔に顕れている。まったくイイ顔してるぜ。
現場の男ってのはいいもんだなって、改めて思ったぜ。今、一番やりたいことはって訊かれて『ぐっすり寝たい』なんて言ってたけれど、そこがまたイイね。キョーカンするぜ。
ありがとう、東京消防庁のおやっさん。お宅の知事は日本で最も暴言を吐きまくり、人々をげんなりさせるクソ野郎だけど、あんたたちはサイコーだぜ。
やっぱり、消防士ってのは凄いもんだな。アメリカの作家カート・ヴォネガットも傑作小説『ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを』の中で、消防士ほど、危険を顧みず献身的に振る舞える人間はいないって絶賛していたぜ。主人公のローズウォーター氏も有志消防団の副団長だって設定だった。ありゃホントだったってことだ。そういえば、9.11の時も、大活躍し、そして犠牲になった消防士がたくさんいたっけな。
最近、イイ顔してるおやっさんを見る機会がめっきり少なくなったんで、今日は少し嬉しかったぜ。
今日はこんなところで。写真はグランバザールの男たち第2弾ってカンジでいこうか。
Istanbul,Turk
では諸君、失礼する。ふふふ‥・、俺はこう見えて結構イソガシー男なんだ。俺もぐっすり眠りたいぜ。
明日か明後日、また会おうぜ。