2015/01/24

Post #1389

On The Prithivi High Way,Nepal
今日は仕事を休んだ。
ちょうどキリも良かったのと、前にも書いた通り、あまりに痩せすぎて、体力がもたなくなってきたんだ。脂肪細胞はとっくに使われてしまっているのさ。
体力がなくなると、気力も続かない。
俺の商売は、言うたら人工(にんく)商売なんで、出たら出た分請求できるんだが、いかんせん、こんなふらふらの欠食児童のような有様じゃ、話にならないぜ。
いや、もちろん仕事してるときは、身体が軽くていくらでも動くんだぜ。3メートルの脚立だってスイスイ登れるんだ。
けど、それ以外の時がいけない。すぐにスリープモードになってしまう。それにもともと血圧が低いので、こんな有様じゃ、ふとした時にちょいちょい立ち眩んでしまうのだ。
3メートルの脚立の上とかで立ち眩んだら、命に関わるんだ。解かるだろう?

第一、何となく憂鬱な気分で、愉しくないのだ。
ちょうど、フランスのテロからイスラム国のすったもんだまで一連、あったしな。
それに伴う無力感ちゅうのもあったろう。

喩えるなら、誰にも言えない恋の悩みを抱え込んでるような面白くなさが胸にわだかまってる。
胸の奥に、毎月恒例の赤黒いマグマの塊のようなのが出現しているんだが、そいつに押しつぶされそうなんだ。腹の底から大きな声を出して、気分を変えてしまいたいけれど、どうもその気力が足りてないんだ。ガッツがないとはこのことだ。腑抜けって奴だ。
それでも世間一般の同年代の男性よりかは、よっぽどパワーはあるつもりだけどな。

まったくもって身体が弱ると、心も連動してテンションが下がるものだ。
俺は贅肉がまったくなくなってしまった腰回りに手を置きながら、思ったよ。

そんなわけで、今日は一日まったく仕事を考えないようにしていたんだ。
どうせ、明日からはフル稼働なんだからな。

で、何していたかというとカミサンと美術館なんかいってみたりしたんだ。
その帰りに、ふらりとのぞいた靴屋で、クラークスのデザートブーツを一足ゲットしてみた。
あれは歩きやすいからな。いずれ近い将来に、旅先で大活躍だろう。

読者諸君、失礼する。うちのカミサンが、自分が海外出張してるとき、俺がちゃんと食事をとるか、ずいぶん心配してるようだ。帰ってきたら、ミイラみたいになって死んでたら、たまらないって言うのさ。そんなときだけでも、この手のかかる歳食ったイタチ野郎のお世話をしてくれる奇特な人は、どこかにいないもんかねぇ・・・。

2015/01/23

Post #1388

Ratnanagar,Nepal
煙草が不味く感じられて、とうとうやめる潮時がきたのかとも思う。
残念だ。渋い面で煙草を吹かして歩くのは、嫌いじゃなかったんだが。
胃袋が縮んでしまったようで、少し食べてもすぐ腹がいっぱいで苦しくなる。
もともと細いのに、ますます痩せてしまったよ。
いろいろと、俺の身体は変調しているようだ。

今年の正月に、このブログに新たにアクセス解析を導入してみた。
そうすると、如何に少数の人々に支えられているかがよくわかる。
かたじけない。

俺は、ほめられると力が出るタイプなので、そういうことがわかってくると、なんだか元気がなくなってしまう。結構長いことやってるのに、人気がないんだなぁ俺、ってがっくりしょんぼりするのさ。

最近のアクセス解析ってのすごくって、どの市町村から、どんな端末のどんなブラウザーで閲覧してるかとか詳細にわかるようだ。まぁ、わかったからといって、どうこうするもんでもないが。
俺は本当は、写真を見ながらあんときはどうだったんだとか君と話したいし、君と一緒に冷たい風の吹く街を歩きながらシャカシャカとシャッターを切って、君を驚かせたりしたいんだが、こうお互いに顔の見えない一方通行じゃ、どうしようもない。
サルのせんせんずりと馬鹿にされているのさ。

しかし、意外な事実も分かる。
半分くらいのセッションで性別がわかったようなんだが、その6割が女性だった。
しかも、女性は男性の3倍くらいの時間をかけて読んでくれているようだ。
おまけにいうと、女性は男性の3分の1くらいしかいないんだが、セッション時間では男性の4倍強だという。
統計を取っている期間と、いかんせん俺のこのクソブログの閲覧が少なすぎるので、どこかに特異な読者がいるだけで、大きく傾向が変ってしまうのだろう。

しかし、女性の方がしっかり読んでくれているというのは、意外だ。

はっきり言って俺はこのブログ、どうせ、ごく少数の野郎しか読んじゃいないと思っていたんだ。いつ辞めたって何の影響もないくらいに思っていたのさ。実際にコメントくれるような人は、たいてい2、3人に限られてるしね。
女性の読者なんて、嬉しいけど、想定もしてなかったよ。
たいていの女性ってのは、一度見てみますねって、笑顔で言うけど、まず見てくれないってのが、俺の経験に基づく実感なんだ。

はっきり言って、もう、期待すらしなくなっていたよ。

しかし、そうなると問題だな。すこし下品な表現を控えないといけないんじゃないか?
気にしないタイプの心の広い女性ならいいけれど、いまどきいろいろやかましいからな。

しばし、脳内にて検討。

まぁ、どうでもイイか。実際にコメントとかくれるわけでもないしね。
俺が気になるあの子は、読んでくれないだろうし、どうだってイイさ。
だいたい、かみさんだって読んでくれないんだぜ。

読者諸君、失礼する。いろいろうんざりしてて、どこかにふらりと出かけたい俺だぜ。シリアとかは遠慮しておくよ。

2015/01/22

Post #1387

Kathmandu,Nepal
俺は本当は、世界のことなんかお構いなしで、自分の小さな利益、幸福、快楽にしか興味なんてないという生き方のほうが、人間としてはるかに健全だと思ってるんだ。
だから放蕩者に憧れる。快楽主義万歳だ。

俺のように、自分ではどうにもできないことについて、分不相応に憤ったり、悲しんだり、自分にいったい何ができるのかなんて考え込んでしまったりするのは、あえて背負わなくてもイイ荷物を背負って歩いているようなものじゃないか。違うかい?
眉間にしわを寄せてそんなことを考えていたって、女の子には相手にしてもらえっこないのさ。

そりゃ俺にだって、世間様並みに自分の小さな利益、幸福、快楽を願う気持ちはあるさ。むしろ、人並み以上かもしれないぜ。
けど、自分が幸せを感じようと思ったら、自分の身近な人たちにも幸せになってほしいと思うのが、人情ってもんでしょう?
で、その身近な人たちにも、俺の知らない身近な人たちがいる訳で、俺の知らない身近な人の縁者が幸せでいてくれないと、俺の身近な人は幸せではいてくれないに違いないと思うわけだ。それをどんどん広げていくと、世の中にどうでもイイ人間なんて一人もいないってことに気が付いたのさ。なんと小学生の頃にね。

子供の理屈だって?

そりゃそうさ。子供の考えてたことだ、子供の理屈で当然だろう?

子供の頃の俺は、自分が生きているうちに、世界が滅びると思っていた。
当然、自分は生き残りたいと思ったんだが、自分ひとりじゃどうにもならないって気が付いたのさ。
家族、親戚、友人、そのまた家族、親戚、友人・・・。
自分一人が生き残るためには、いまでいうFaceBookの友達の友達みんなが生き残らないと意味がないって思ったのさ。
それを敷衍していくと、世界中すべての人が、世界の破滅的な終焉から救われないと意味がないという結論に達したわけだ。
子供心に、気が遠くなったよ。
まったく、ひょろひょろした色白の坊やの頃に考えたことが、この年になっても自分を縛っているんだなぁ。三つ子の魂百までとは、よく言ったもんだぜ。

御幼少のみぎりから、そんな分不相応な考えを持っていたために、大学に入ったばかりの若いころ、カルトな、いやむしろSF小説をそのまま現実化したような奇妙な宗教にハマって、家を飛びしてしまった。ついでに大学も辞め、割のいい人生からドロップアウトしてしまった。
その挙句、貴重な青春時代を禁欲的な修行の日々と、霊界闘争という幻想に費やしてしまった。酒もタバコもギャンブルも、女っ気も無し。ついでに言えばプライバシーも金もなしという青春時代だった。
さすがにうんざりして現実社会に復帰してからも、ロクな仕事にありつけず、筋が通らないと戦いを挑み続け、その都度敗北を重ね、すっかりひねくれてしまった。
で、今は政治や社会について憤ったり、社会の理不尽に憤慨したり、世界で起きてるクソみたいな現実に悲しんだりするような、身の程知らずな阿呆なおっさんになってしまったわけだ。

みんなが愉しそうに歩いているのに、自分だけ重たい荷物を担いで、三白眼で前をにらんでいるようだ。まったく、バカバカしいったらありゃしないよ。

そんな事ばかり気の向くままに書き散らしてるおかげさんで、このブログは誰の興味もそそりはしない。ごく少数の知り合いを除いて、誰にも気付かれない。
グルメ、ファッション、利殖、スポーツ、セレブの生活、そしてセックス・・・。
そういったごく普通のことについて書いていたなら、もっと君たちに気に入ってもらえたことだろう。
もっと人気者でいられただろうし、自己満足もしただろう。
しかし、俺にはそれは難しい。残念ながら。俺にはこんなことしかできないんだ。赦してほしい。

読者諸君、失礼する。とはいえ出来る事なら、自分の利益や快楽にしか興味のない、まっとうな社会人でいたかったよ。そんなのつまらないって?大丈夫さ、今でも十分つまらない男なのさ。