2026/04/01

POST#1806 実は世界にはアメリカにも中国にも戦争で勝ったすごい国がある

 

ホイアン、ベトナム
トランプ大統領が、根拠の怪しいイランと和平交渉について語るたびに、あるいは軍の展開を示唆するたびに、原油価格が乱高下する。

当然その乱高下を狙ってぼろ儲けする奴もいる。トランプがSNSに事態の進展を書き込む直前に、原油市場で大商いする奴がいる。誰もがトランプにごく近い人間がからんだインサイダー取引を疑っている。まぁ、俺もトランプの放言のたびに原油価格が乱高下するんで、なんか臭いなと思ってはいたんだ。案の定さ。

挙句の果てには、ホルムズ海峡の安全はどうでもいいから、軍を撤収する時期が近いとかって植木等も驚くような究極の無責任男ぶりを発揮して世界の皆様をあきれさせてみたり、イランの石油集積基地のあるカーグ島に陸上部隊を投入して完全掌握してしまおうという支離滅裂なことを言っている。その発言で相場を乱高下させることが目的なんじゃないかって思えてくるくらいだ。

さて、今後もアメリカはドル覇権を維持するために、理念どころか恥も外聞もなく、さらなる軍事行動を展開してゆくことだろう。そしてますます世界を瓦礫だらけのくそダメへと不安定化させて行くだろう。

俺はそう予想してるんだ。何しろ建国以来、ほぼずっと戦争してござる国だからな。

歴史を振り返れば「通貨の覇権」と「軍事力」は切り離せない関係にある。スペイン然り、イギリス然りだ。

2026年現在の国際情勢においても、皆様ご存じの通りアメリカがドルの地位を守るために軍事的・政治的圧力を強める動きが顕著になっている。なんでこんな国を国連常任理事国にしておくのか不思議だ。まったく勝てば官軍だぜ。そろそろ80年経つんだから見直したらどうだい?それこそ戦後レジーム(by安倍晋三)からの決別だろうよ 

「さらなる軍事行動と不安定化」という予測について、現在の具体的な動きと照らし合わせると以下の3つの視点が浮上してくる。

1. 「ドルの武器化」に伴う軍事的裏付け

アメリカが制裁(SWIFT排除など)を通じてドルを「武器」として使うほど、制裁を受ける側は脱ドルを急ぐだろう。実際にロシアは14年のクリミア半島奪取の際に欧米からの経済制裁を受けてから、着々とアメリカのドルとのデカップリング(分離ね)を進めていたため、ウクライナ戦争が始まってから、欧米の経済制裁が次々繰出され、SWIFTからの排除がなされても、ロシアは何とか持ちこたえて戦争を継続している。要は、ドル体制から離脱してるってことだ。 

ペトロダラーの防衛

過去に石油決済をドル以外に切り替えようとした国々(イラクやリビアなど)に対し、アメリカが軍事介入した歴史は「ペトロダラー戦争理論」として議論されてきた。サダムフセインも、カダフィ大佐もドル以外に切り替えようとするまでは好き放題やるお目こぼしをいただいてたのに、哀れな最期をたどったぜ。逆らうやつは死あるのみだな。

現在の緊張

2026年3月現在、イラン情勢の緊迫化が石油市場を揺るがしているのは皆様ご存じの通り、これが結果的に「安全資産としてのドル」への回帰(皮肉なドル高)を招いています。 

2. 軍事予算の膨張と「力による平和」

アメリカの国防予算は2026年度に1兆ドル(約150兆円)の大台を突破する見通しだ。どこから金が出てくるんだ。軍事費だけでもこの経済規模にビビるな。 

軍産複合体の再活性化

「力による平和(Peace through Strength)」を掲げ、兵器生産の拡大や新型ミサイル防衛システム(ゴールデン・ドーム)への巨額投資が進んでいるそうな。

同盟国への負担増

日本を含む同盟国に対し、国防費をGDP比5%まで引き上げるよう要求するなど、世界的な軍備拡張の波を作っているのは皆様のご承知の通りだ。そのあおりを受けて、今日4月1日からたばこ税が増税されたんだ。まったく、喫煙者諸君にはとばっちりだな。 

3. 不安定化がもたらす「消去法的なドル選択」 

世界が不安定になればなるほど、日本も含めた他国(特に新興国)の通貨は暴落し、相対的に「米軍が守っている通貨=ドル」に資本が逃避するという皮肉な構造が維持されるというからくりだ。これに関してはほんと骨身にしみているぜ。 

マッチポンプの構造

アメリカの介入が地域の緊張を生み、その緊張が「ドルの安全性」を再確認させるという循環は、まさに経済と軍事が一体となった生存戦略とも壮大なマッチポンプとも言えるだろう。

どれだけの子どもがミサイルでひき肉にされたり、男たちがハチの巣になったり、女たちがドローンで殺され続けたら平和な日が来るんだ?

ドルに支えられた世界経済へのいけにえなのか?

結論を言えば、アメリカにとってドル覇権の喪失は、巨額の財政赤字を維持できなくなる「国家存亡の危機」を意味するわけだ。(まぁ、ハイパーインフレを起こしてやれば、あっさり片付くんだろうけど、世界経済はこれ以上ないくらい混乱するだろうな、笑えるぜ。けど、ミサイルで虫けらのように殺されるよりはマシだぜ。)

そのため、なりふり構わず軍事力を行使してでも、決済通貨としてのドルの地位や、ドルを支えるエネルギー流通ルートと地政学的優位性(中東や西半球の安定など)を確保しようとする悪あがきは、今後さらに激化する可能性が高いんじゃないかな。不謹慎だけれど、今度はどこに飛び火するか、まるで黒ひげ危機一髪だ。

まぁ、今回のイランへの攻撃に関してはトランプ自身も率直に言って石油が欲しいみたいな本音を漏らしてる。エネルギーに関してもすべてアメリカが握ってないと不安なのか?まったく足るを知るという言葉を知らないんだな。 

アメリカという国家は、広大な北アメリカ大陸にあり資源の窮乏という事態に直面したことがない。大規模な飢饉で国民の数が激減したこともない。だから、節約とかもったいないという発想が身についていないということをどこかで読んだ記憶がある。エマニュエル・トッドの本だったかな。

このように、「経済的崩壊を防ぐための軍事的冒険」が世界をより不安定にするという恐怖のシナリオは、現在の米国の国防戦略(2026 NDS)の文脈からも非常に説得力があるんだ。 

こうした「力によるドルの維持」が続く中で、実物資産である「金(ゴールド)」が史上最高値を更新し続けていることは、市場がアメリカのこの手法に限界を感じ始めているサインかもしれないな。確かに、ルール無用で危なっかしくてドル建ててで資産を持っていていいのか不安になるかもしれないな。金(ゴールド)じゃ腹は膨れないというのに。おかげで新聞の折り込み広告には、買取業者が金のネックレスとかを買い取りますっていう広告が毎日入ってる。どっちにしても無産階級の俺にはかかわりのないことでやんす。そう、俺は二個しか持ってないないから売れないのさ(笑)。

この強力な軍事力に裏打ちされたドル体制に対抗できる勢力が、今後現れるとしたら中華人民共和く国の人民元だけだろうな。まぁ、俺が言うまでもなくみんなが思ってることだろうけどね。消去法で考えても、経済規模・軍事力・資源への影響力のすべてを兼ね備え、ドルに対抗しうる通貨は「人民元」だけだろう。

日本円はそもそもお呼びでない。ここんところ、やたら中国の不動産バブルがはじけたとか、EVが在庫の山だとか、深刻な不況だというニュースがネットを中心に流れてくるが、それは実際に現地を見てみないと本当のことはわからないだろう。また、中国の作った鉄道やインフラが全然だめだといった類のプロパガンダじみたショート動画もよく流れてくる。そんなものに自尊心をくすぐられて、いい気になって鵜呑みにしてはいけないだろう。

俺にはトランプがやらかすたびに、習近平が黙ってどっしり構えてるだけで、国際情勢が中国にとって都合がいいように展開していくように見えるぜ。専制国家のくせに、法理を守ってる秩序の番人のようにふるまえるしな。

現在の「元」の攻勢には、これまでの通貨とは違う強みがあるようだ。

実需に裏打ちされた決済

単なる投資対象ではなく、世界最大の製造業・貿易国として「モノ(製品や資源)」とセットで元決済を広げている。実際にモノを作っているから強いんだ。政府もこれとならいを定めると、けた違いの金をつぎ込んで産業育成してる。アメリカと違って、貿易黒字が積みあがってるんだ。

デジタル人民元(e-CNY)の先行

しかもSWIFTという既存のドル網を経由しない、独自の決済インフラを技術的に完成させているようだぜ。

金(ゴールド)の蓄積

 中国は公的な金保有を猛烈な勢いで増やしており、「信用できないドル」に代わる裏付けを用意している。もともと中国人は金ぴかの光モノが大好きだからな。

アメリカが軍事力で現状維持を図ろうとするほど、中国は中東やアフリカ、東南アジアとの「ドル抜き経済圏」を固めていくだろう。

また、アメリカはウクライナへのロシアの侵攻は非難しつつも、イスラエルのガザ攻撃を支持し、イスラエルとともにイラクに先制攻撃を仕掛ける。そういう二重基準がアメリカに対する国際的な信用を心情的にも大きく損なっていると思うぜ。特にグローバルサウスの人たちには納得いかないだろう。

おまけに今回のイラクの件では、ヨーロッパのNATO諸国との間にも軋轢が生じている。で、陶のヨーロッパの国々も中国との関係改善に動いている。

まさに、物理的な衝突と通貨の覇権争いが表裏一体となっています。

とはいえ、米中がそれぞれの経済圏で「デカップリング(切り離し)」を極限まで進めた場合、世界は完全に二極化された経済システムへと突入するのかといえば、それはまだまだ難しいだろう。

世界的なサプライチェーンは、すでに分かちがたいものになっている。サプライチェーンの相互依存が深すぎるがゆえに、一気に「切断」することは自滅を意味します。だからこそ、決定的な国力の逆転、つまり「どちらが先に音を上げるか」という持久戦が続くことになります。決定的に国力の逆転が生じるまで、通貨覇権の争いは続くだろう。その過程で、台湾、北朝鮮、場合によっては日本やベトナム、フィリピンも物理的に不安定な情況に置かれ、紛争の危険にさらされることになるだろう。にっこり日の丸の出番は近いな。

その「国力の削り合い」の最前線として、東アジア一帯一路がターゲットになるリスクは極めて高いとだろうな。まぁ、それを見越してアメリカの盾になるために我が国はなりふり構わず防衛予算をつい増してるわけだが。しかし、これ以上税金とられたらやばいな俺たち。

1. 物理的な「不安定化」の狙い

シーレーンの封鎖 

台湾、日本、フィリピン、ベトナムを結ぶラインは、東アジアの国々にとっても中国にとっても、エネルギーや物流の急所だ。ここを不安定にすることは、相手国の経済的な首を絞めることに直結するだろう。またぞろ我が国の勇ましい皆様が存立危機事態だといきり立つに違いない。というか、マラッカ海峡からこっちのここらあたりを抑えられることを想定しての存立危機事態なんだろうな。

米国の軍事的コミットメントの試行

北朝鮮や台湾海峡での緊張は、アメリカに「ドル覇権を維持するための軍事コスト」を強制的に支払わせ、その財政をさらに圧迫させる武器にもなり得る。つまり、中国がそのあたりでやる気を見せていると、実際にはやらなくても、アメリカの財政に地味にダメージを与えていくことになるって寸法だ。

2. 「代理戦争」とドルのジレンマ

アメリカがこれらの地域で紛争に関与せざるを得なくなれば、皮肉にも「有事のドル買い」で一時的にドルは上がるだろうが、それは同時に米国の戦費増大と債務膨張を加速させ、長期的にはドルの信用をさらに食いつぶす「毒薬」となるだろう。何しろ、米中激突もしくは代理戦争となれば、ある意味アメリカも総力戦を覚悟することになるだろうからな。

3. 日本の立ち位置

日本は、アメリカにとっては「ドル覇権を守るための不沈空母(かつ資金源)」であり、中国にとっては「ドル圏から引き剥がすべき鎖」だ。この両大国の衝突の「物理的な摩擦点」に置かれているのが、現在の日本の残酷なリアリティだ。

どうする日本!

中国と対話しようとするだけで媚中派とかくそみそに批判されるこの国で、中国とまともに外交交渉できる政治家はいるんだろうか?みんなトランプのご機嫌取りばかりじゃ、先行き真っ暗だ。リスクヘッジというのは片側だけにオッズを積み上げればいいってもんじゃないだろう。

通貨覇権という「見えない戦争」が、実体経済のサプライチェーンを人質に取り、最終的には特定の地域での「物理的な紛争」へと転嫁されていく。このシナリオは、単なる予測を超えて、すでに関連各国の軍事・経済戦略(2026年現在の安全保障政策)の前提となっているんだそうだ。

さて俺たちの日本は、すでにアメリカに骨までしゃぶられ、これ以上資金援助を続ければ、国力はますます疲弊し、国民にさらなる生活苦と絶望感を与えることになるだろう。

米中いずれにも敵対しない、独自外交を模索しないと国が滅びちまうぜ。

我に秘策あり。

それはそうと、アメリカにも中華人民共和国にも勝ったすごい国が世界には存在する。

どこだと思う?ベトナムだ。

2026/03/31

POST#1805 今を生き抜くために、過去を検証してみる

ハノイ。ハノイは漢字で河内と書くんだぜ

土砂降りの雨だ。桜は雨に打たれ散っていく。残念なことだ。一滴もこぼすな松茸の露 桜も散れば見苦しいと、どこかの男子トイレの小便器の前に書いてあったのを思い出す。

思い返してみると、まったくもって不思議なことなんだけれど、かつて安倍晋三元総理によるアベノミクスが日本の政治経済を席巻していたころ、もっとも社会的に弱い立場の者たちがもっとも割を食っていたにもかかわらず、彼らは熱狂的にアベノミクスを支持したということが、今でも俺には意味が分からない。

謎だ。

人間はしばしばじぶんの存在を圧殺するために、圧殺されることをしりながら、どうすることもできない必然にうながされてさまざまな負担をつくりだすことができる存在である。』という吉本隆明🔗共同幻想論🔗の一節をおもいだし、嘆息してしまう。

そう、市井の人々の存在を圧殺するような、非常に皮肉で残酷な現象が起きたんだ。

本来、円安や物価高で最もダメージを受けるはずの層が、なぜ自分たちの首を絞めるような政策を熱狂的に支持したのか。今を生き抜くためにもう一度検証してみることにする。

そこには、巧妙な「心理的演出」と「見せかけの恩恵」があったんじゃないか。

1. 「期待感」という麻薬

アベノミクスが始まった2013年頃、日本は長く暗いデフレに沈んでいた。日銀による『大胆な金融政策』、経済産業省を旗振り役にした政府による『機動的な財政政策』、そしてしりすぼみに終わった『民間投資を喚起する成長戦略』という「3本の矢」という分かりやすいスローガンと、株価の急上昇という視覚的な演出により、「何かが変わるかもしれない」という根拠のない高揚感が社会を包みこんだ。

円の価値下落により実質賃金が下がっていても、「株価が上がっている=景気が良い」という報道を俺たち国民は信じ込まされた。そして、それは安倍政治の継承者たる高市政権によるサナエノミクスでも、まったく同じことが起こっている。気を付けるんだ、みんな。

2. 雇用者数の「数字マジック」

アベノミクスは「雇用を増やした」と胸を張りったが、その実態は非正規雇用の増大だった。「仕事があるだけマシ」という低賃金労働層に対して、「失業率の低下」という数字を突きつけることで、「自分たちを救ってくれている」と錯覚させたのだ。かつての日本型終身雇用は完全に崩壊していた。人々は必要な時に必要なだけジャストインタイムで調達される部品のように扱われたわけだ。これもいまでも続いている。最寄りの市役所や図書館に行ってみるがいい。おおくの人々が単年度の非正規雇用だ。建築現場の監督なども派遣会社から送り込まれている人ばかりで、決断力も統率力もない。

そして、竹中平蔵率いるパソナみたいな会社が大いに成長した。

3. 消去法的な支持(TINA: There Is No Alternative)

加えて「他に選択肢がない」という絶望感も利用された。

直前の民主党政権時代の混乱(震災や円高)を徹底的に叩くことで、「自民党以外に政権を任せたらもっとひどいことになる」という恐怖心を植え付けました。『悪夢のような民主党政権』という言葉が総理自身の口から何度も語られ、俺たちの脳裏に刷り込まれた。

こうして「現状維持」が最善だと思い込まされた弱者層は、自分たちを圧殺してゆく政策であっても、それを支持せざるを得ない心理状態に置かれたんだ。

4. ネット世論と「仮想敵」の創造

Dappi🔗などのツイッター(現X)アカウントを用いた巧みなSNS情報戦略により、不満の矛先を「政府の無策」ではなく、他国や「特定の反対勢力」などに向ける「敵を作る政治」が成功した。

また2015年ごろには、安倍政権が憲法の解釈を閣議決定で読み替えて、集団的自衛権を正当化したことに対して市民の反対運動が盛り上がったころも、思いっきり左寄りに見える俺のブログにも、バカにするようなコメントや敵対的なコメントが多く寄せられた。このころには、自民党のプロパガンダ、恐るべしだと肌身で感じたよ。

加えて一部の生活保護費の不正受給の事例を喧伝して、生活保護を受けている人はすべて社会に寄生しているお荷物のように錯覚させる心無い言葉も多く飛び交った。

生活保護は、憲法によって保障されたセイフティーネットであるにもかかわらずだ。人間はいつ何時、自分自身が不慮の事故や病気、災害などで生計を立てる方法を奪われたり、資産を失ったりする可能性がある。誰でもだ。その時に命をつなぎ、最低限の生活を維持するための社会制度なのにだ。

本来なら「生活の苦しさ」を政府にぶつけるべき人々が、SNSという自分の言説に責任を負わない立場から、別の自分より弱い対象を叩くことで一時的な万能感(承認欲求)を得る構造が作られちまったわけだ。

大昔にTHEブルーハーツが歌ったように♪弱い者達が夕暮れ さらに弱い者を叩く その音が響き渡れば ブルースは加速してゆく♪だ。まったくロックでもないぜ。

結論を言ってしまえば、情報の非対称性を利用した「収奪」だったんだ。

社会的に弱い立場の人々は、日々の生活に追われてる。もちろん俺もだ。そうすると複雑なマクロ経済(円の価値の目減りなど)を精査する余裕なんかない。てか、マクロ経済なんて知らんがな。

その「情報の格差」と「切実な不安」を巧みに利用することで、社会的には下層に位置する国民の絶大な支持と税金を吸い上げながら、実際には富裕層や政府が潤う仕組みを維持したのが、この10年の正体だったと言えるだろう。

まさに「羊が、自分を食べるオオカミを応援してしまった」ような状態だ。

俺はサナエノミクスを掲げる高市総理率いる巨大与党が、アベノミクスのころとは、円の価値の物価の変動方向も真逆なのに、またぞろ同じ道を進みかねないとびくびくしてるのさ。

何しろ、第二次大戦以来この国の人間は、失敗に学ぶ姿勢が欠如してるからな。

2026/03/30

POST#1804 この大変な時に優先事項は国旗損壊罪か?

木蓮
先週の土曜日の左巻きの朝日新聞の朝刊に自民、「国旗損壊罪」議論に着手🔗という記事がひっそりと政治面に掲載された。

朝日新聞の報道によると『自民は同日昼、松野博一元官房長官ら約10人が党本部に集まった。会合は非公開。複数の出席者によると、論点の整理に向け、国旗損壊に対する他国の事例、「国旗国歌法」が1999年に制定された経緯などを確認したという。非公開か、もっとオープンにすりゃいいのに。何か後ろめたいのか?

 国旗損壊罪の創設は、首相をはじめ自民保守派の思い入れが強い。その理由の一つには、外国国旗の損壊には刑法で「2年以下の拘禁刑、または20万円以下の罰金に処する」との規定がある一方、日本国旗にはその定めがないことがある。

 自民はそうしたことを踏まえ、日本国旗の損壊に対する罰則を定める新法を制定しようと検討を進める。あるPTメンバーは「罰則のない理念法ならわざわざ法律を作る意味はない」と語る。』とのことだ。コバホークこと小林鷹之議員なども、罰則の制定に意欲的なんだそうだ。

俺は、国旗国歌法が制定されたときの、わが心の師・忌野清志郎が「君が代」をロック調で演奏し、わざわざ物議を醸していたことを思い出す。この騒動は確か国会でも取り上げられ、国歌をロック調にアレンジするのはどうなのか?と問題になった。結局、表現の自由ということで有耶無耶になったが、俺は正面から批判するんじゃなくて、ずらした角度からからかうのが有効だと学んだぜ。圧倒的な権力を持った連中に正面切って戦っても疲れるだけだぜ(笑)

しかし、この円安と物価高に加えてイラン戦争で国民の生活が窮乏しているときに、国旗損壊罪の協議を優先って、どんな政治的センスなんだ?(笑) 国民をバカにしてるのか?(笑)

この状況に対して今の経済状況や国際情勢を鑑みると「優先順位がおかしい」と感じられるのは俺だけじゃないだろう。むしろ、それって非常に真っ当な感覚じゃないか?イエス様も言ってたけど、人はパンのみにして生きるにあらずだけど、パンがなけりゃ生きられないんだぜ。 


多くの国民が円安、物価高、不透明な中東情勢による生活への直接的な影響に不安を感じている中で、なぜ今この議論なのか?

この法案は、自民党内の保守系議員グループが長年推進してきたものだ。

主な目的は「外国の国旗を傷つけると罰せられるのに、日本の国旗(日の丸)を傷つけても罰則がないのは不自然だ(不敬だ)」という不均衡を解消することにある。あぁ、そいつは結構な志だよ。しかし、これが今このタイミングで注目されている背景には、政治的な思惑以外の何物でもないだろう?

まずは何といっても保守層へのアピール

政権支持率が早苗ちゃんのおかげで高止まりしているうちに、党内の基盤である保守層の支持を繋ぎ止めるための象徴的なトピックとして持ち出される傾向があるんだそうな。お偉い人々の考えることはよくわからんぜ。

まぁ、今のところ政府が閣法として最優先で進めているわけではなく、自民党の一部の議員連盟が主体となってプロジェクトチームを作って動いている状態だけど、センセー方の感覚と国民の皆の衆の生活感覚との「温度差」は大したもんだ。やはり天下国家を論じるにはこれくらい鈍感じゃないとダメか(笑)。

国旗なんてさ、日の丸のなかににっこり笑顔でも入れてくれればいいのにな。そうすりゃ、大日本帝国の帝国主義の亡霊と決別できるぜ!

こんな感じだ!

思い立ったら吉日、さっそくAIででっち上げてみたぜ。便利な時代だぜ。

うん、われながらなかなかクリエイティブで、ある種「究極の脱力」を感じさせるぜ!こんな国旗が描いてあったら、対米従属右翼の街宣車も皆に親しまれるぞ!楽しみだ!

こわいおじさんたちが、わが国の象徴たる神聖な日章旗に対して何たる不敬!とぷんすかするのが目に浮かぶってもんだ。しかし日章旗が日本の国旗🔗として使われるようになったのは、幕末1850年代半ばだ。縄文時代から考えると16000年物歴史を持つ我が国の歴史の中で立った1%ほどの期間使われてきたにすぎない。家父長制と同じく、近代に作られた伝統なんだ。ちなみに皇室の紋章は十六八重表菊紋だ。

「国旗を損壊したら罰する」なんていう後ろ向きで厳めしいというより悪趣味な議論をするより、「思わず微笑んでしまうようなシンボル」に変えてしまうほうが、今の日本に必要な「心の余裕」を取り戻せる気がするんだが、どうだい?

「にっこり日の丸」がもたらすかもしれない変化はたくさん考えられるぜ。俺はイマジナリーマンなのさ。

まず第一に「大日本帝国の亡霊」との決別だ

ご指摘の通り、今の「日の丸」に軍国主義や帝国主義の影を感じて身構えてしまう層もいる。思えばこの旗は、日本人が中国大陸や東南アジア、太平洋の島々に戦火を広げていた記憶を背負わされて不憫なことだ。俺が当の日の丸だったら、PTSDで家族に暴力を振るったり、自傷行為したりするだろう。

そこに「笑顔」が入るだけで、重苦ししい歴史から解き放たれ、「平和と親しみやすさの象徴」にアップデートされるんだ。

お次は不毛な対立の無効化だ。

もしこんな日の丸の国旗なら、国旗を焼き捨てようとか破り捨てようとか思う人たちも、笑顔のマークを傷つけるのはさすがに良心が咎めるんじゃないか。人間は顔に認識できるものを見ると愛着を持つようにできてるんだ。力で抑え込むのではなく、「攻撃する気を削ぐ」という柔和な守り方だよ。にっこり笑ってる子供をぶん殴れるのは、サイコパスぐらいのもんだからな。そして、そういうサイコパスは放っておいてもやる時はやる。

でもって低成長時代を生き抜く「サボる」哲学との共鳴だ。

この物価高と円安のダブルパンチの中、「欲しがりません勝つまでは」という悲壮感とは真逆の、「まあ、テキトーに笑ってやっていこうぜ」というメッセージ。今の窮屈な社会には、そのくらいの適当さと愛嬌がちょうどいいのかもしれません。

さらにダメ押しで政治的センスの逆転だ。

もし今の政治家に「国旗に笑顔を入れよう」なんて言うセンスがあれば、物価高や円安で疲弊した国民の心も、少しは解けただろうに……と思わないか?あ、ふざけてるように思われてるかしら?

「お国のために耐えろ」という厳格な顔をした政治より、「みんなが笑える生活をまず作ろう」という笑顔の政治。それこそが、本来あるべき優先順位じゃないか。今の日本の社会に必要なのは、強権的なルール(罰則)ではなく、「国民が自然と笑顔になれる経済対策」のはずだ。みんなが笑顔で腹いっぱい食える社会こそが、まっとうな社会だ。違うかい?!

それにもし本当に「にっこり日の丸」に変わったら、少なくとも韓国や中国は文句言えないんじゃないか。硬直した日中関係、そして子音あるごとにぎすぎすする日韓関係。嘆かわしいことだ。

今の「国旗損壊罪」のような議論は、中韓からすれば「日本の右傾化だ」「軍国主義の再来だ」と批判する格好の材料(燃料)になってしまいかねん。

しかし、日の丸に「にっこり笑顔」が入っていたら、話は全く別になるんじゃないか。

何しろ見るからに「平和の象徴」への全振りだ。

笑顔のマークを「侵略の象徴だ!」と批判するのは、客観的に見てかなり無理がありだろう。反論しようとすればするほど、批判する側の心の狭さが際立ってしまうという、高度な「柔道的な外交」じゃないか?

そうそう、韓国の皆さんがいつも帝国主義の象徴だと批判する旭日旗もこうしてみるか。


で、「帝国主義の亡霊」の浄化ってのはさっきも書いたとおりだ。

かつての軍靴の響きを感じさせるデザインから、親しみやすいキャラクター的なシンボルに昇華させることで、過去の文脈を強制的に上書き(アップデート)できてしまうんじゃないか?

そしてソフトパワーとしての勝利だ。

もし日本が「世界で最も愛嬌のある国旗」を採用したら、世界中の若者やネットユーザーが味方に付いてくれるだろう。政治的なイデオロギー論争を、「カワイイ文化(Kawaii Culture)」で無力化する戦略だ。

ダメ押しで政治的センスの欠如への皮肉もたっぷりだ。

本来、政治とはこうした「敵を作らず、空気を変える」ようなクリエイティブな解決策を見つけるべきものじゃないか。それなのに、今の政府ときたら・・・。

内向き: 右派の顔色をうかがって罰則(力)で解決しようとする。

外向き: アメリカの顔色をうかがって主体性を失う。

その結果が、今の「国民の窮乏」と「不毛な国旗論争」のセット販売だ大変お得になっておりますだ。

君は「罰則で守る国旗」と「笑顔で親しまれる国旗」、どちらが今の日本を救う「センス」だと思う?

 そして俺の構想では、国家も「君が代」から上を向いて歩こうに変えてしまいたい。

あー、右派の皆さんにお叱りを受けてしまうな。けれど、この国の主権者は天皇陛下ではなくて、あくまで俺たち一人一人の国民だ。麻生太郎でもない。Me & YOU & YOU!だ。

 最高じゃないか?このセンス。今の閉塞感漂う日本には「救い」そのものだぜ。

古今和歌集の巻七・賀歌にルーツを持つ「君が代」の厳かさも伝統だ。

ですが、今の「円安・物価高・戦争の影」でみんなが俯(うつむ)いている時に、無理やり「国旗を敬え!」と罰則で縛るより、「上を向いて歩こう」を歌いながら少しでも顔を上げようとする方が、よっぽど健康的で前向きな政治的メッセージになるんじゃないか?

まず「涙がこぼれないように」という共感が庶民の間に熟成されるんだ。

今の国民の生活実感にこれほど寄り添ったフレーズはないんじゃないか。

「欲しがりません勝つまでは」という精神論ではなく、「辛いけど、涙をこらえてなんとかやっていこうぜ」という、弱さに寄り添う優しさがあるだろう。

しかも世界中が合唱できる。なんたってこの歌は昔々ビルボード1位を獲ったことがある!

この曲なら、中韓どころか世界中が文句を言わずに一緒に口ずさめるだろうよ。「日本は笑顔で、上を向いて失われた30年で疲弊した社会を再生しようとしているんだな」という究極の平和アピールになりうるんだ。

「幸せは雲の上に、幸せは空の上に」という歌詞は、地に足をつけて必死にノルマをこなす(=搾取される)生き方から、ふっと視線を外して「空でも見上げようぜ、星でも数えようぜ」と上を向き、つかの間人間性を取り戻す。想像してみてくれ、ワールドカップやオリンピックで「上を向いて歩こう」が流れるんだ。口パクしてる日教組の先生たちだって、喜んで歌ってくれるさ。

今のどんな政治家にも絶対にできないだろうけど、もしこの国の政府が「国旗損壊罪」なんていうトゲトゲした議論の代わりに、「国歌を『上を向いて歩こう』に、国旗を『にっこり日の丸』にします!」と宣言したら、支持率は爆上がりし、国民のメンタルも一気に軽くなるはずだ。

「帝国主義の亡霊」を、罰則という「力」で抑え込むのではなく、「笑顔と名曲」というソフトパワーで成仏させてしまう。 これこそが、今の日本のリーダーに最も欠けている「粋なセンス」ではないだろうか?まぁ、首相が変わるたびに靖国参拝でもめてばかりの我が国には無理だよな(笑)

「上を向いて歩こう」を歌いながら、にっこりマークの旗を振る日本。そんな「脱力系国家」なら、もう少し未来に希望が持てると思いませんか?


けど、実際に今、ホルムズ海峡ににっこり日の丸の自衛隊が行ってみたらどうなるとおもう?


その光景を想像するだけで、今のガチガチに硬直した国際政治や自衛隊の運用に対する「究極の風刺」になるんじゃないか!

「国旗損壊罪」を検討しているような強面の政治家たちが、「存立危機事態だ!」「軍備増強で抑止力だ!」と言い合ってる中、戦火のホルムズ海峡に、「にっこり日の丸」を掲げた掃海艇や護衛艦が「上を向いて歩こう」を大音量で流しながら入っていく……。

これ、実はバカバカしいようでいて、凄まじい効果があるかもしれないぜ。

1. 敵意を完全に喪失させる「脱力外交」

イラン側の反応: 革命防衛隊のボートが近づいてきても、デカデカと「笑顔」が描かれた旗を見たら、攻撃のタイミングを逃すというか、やる気を失うんじゃないかな(笑)。「こいつら、正気か?」と困惑させることが、最大の防御(抑止力)になるかもしれないぜ。

米軍の反応: NATOに振られたアメリカ軍は日本の姿勢を評価してるらしいが、「提灯持ち」を期待していたアメリカも、この「超平和主義(?)な日本」の姿には、苦笑いして対応に苦慮すること請け合いだ。

2. 「帝国主義の亡霊」の完全浄化

かつての「旭日旗」や「日の丸」に過敏に反応する周辺諸国も、笑顔のマークが海を渡っていく姿には、軍事侵略の意図を感じようがないだろう。「日本は本当に変わったんだな」という強烈なメッセージになりうるぜ。

3. 自衛官のメンタルも救われる

悲壮感の中で、中東の過酷な環境で任務に就く自衛官の方々も、にっこりマークの下で「上を向いて歩こう」を歌いながら任務をこなせば、少しはメンタルヘルスを守れるのではないでしょうか。

結論:政治的センスの「真く骨頂」

今の政府がやっている「国旗を罰則で守る」という発想は、守ろうとすればするほど敵を作り、緊張を高めるだろう。習近平国家主席の渋ツラが目に浮かぶぜ。

対して、俺がみんなに提案する「にっこり日の丸」は内向きには窮乏する国民にささやかな笑顔とユーモアを。外向きには:、一触即発の海域に「平和な脱力感」を与えるんじゃないか。

これこそ、今の日本に必要な「最強のソフトパワー」だぜ。ついでにポケモンでも艦船の横っ腹に描いておくか?

ホルムズ海峡で「にっこり日の丸」を振る自衛隊。その光景を見た世界中の人々が、「日本、面白いこと始めたな」と笑ってくれたら、それだけで今の重苦しい世界情勢に一石を投じられる気がするぜ。

敵を作らないことこそが、無敵なんだ。

もしそうなりゃ学校で国旗掲揚や国歌斉唱が楽しくなるぜ、約束しよう!