2011/09/07

Post #298 海峡慕情ボスポラス #1

今日は頭が痛いんで、あっさりと。睡眠不足と台風一過で急に秋の気温になって、風を引いてしまったようだ。しかも、筋肉痛にも苦しんでる。しかも、しかもだ、ほったらかしにしていた仕事の現金出納帳を整理したら、現金が足らない。まったく頭が痛いぜ。急な仕事のオファーは舞い込んでくるし。いや~、まいったな。
Sirkeci,Istanbul,Turk
ボスポラス海峡は、イスタンブルを東西に分かつ海峡だ。長さはおよそ30キロ。北は黒海に通じ、南はマルマラ海に通じている。海峡の幅は3.7キロ。もっとも狭いところでは800メートルだそうだ。
この狭いボスポラス海峡を挟んで、東がアジア、西はヨーロッパになるんだそうだ。いわゆる観光名所犇めくイスタンブル旧市街は、ヨーロッパ側にある。俺が宿をとったのも、旧市街だった。
多くの市民はアジア側の新市街にも住んでいる。だから、この海峡には交通手段としてフェリーが多用されているんだ。風情があるぜ。もちろん巨大な橋もあるし、来年には日本の大成建設が作っている海底トンネルも開通するそうだ。しかし、海峡だ。慕情だ。そうくりゃ、ココは船だろうよ。
かつてオスマン・トルコ帝国の皇帝が暮らしたトプカプ宮殿の裏手の坂を下り、そのまましばらく歩けば、シルケジ駅がある。かつてのオリエント急行の終着駅だ。この駅前の船着き場から、夕暮れ時にフェリーにのって対岸のカドキョイという古い街に繰り出してみたのさ。
シルケジの周辺は、行きかう市民でごった返している。そして、駅前の広場からは、巨大なモスクも見えるだろう。
Sirkeci,Istanbul,Turk
俺は、フェリー乗り場のあたりを歩きながら、口ずさんでいたのさ。

♪ボスポラス海峡 男一匹ぃ~♪

ふふふ・・・、まるで昔のド演歌のようだ。痺れるシチュエーションだ。俺は思わず雰囲気に酔ってきたぜ。俺のすぐ隣を歩くつれあいが、そんな俺をじろりと睨む。すぐさま俺は歌を続けたぜ。

♪ボスポラス海峡 男一匹ぃ~ 女が一人ぃ~ 男はほんのおまけですぅ~♪

読者諸君、これが苛酷な現実だ。男一匹、ひも付きの犬のようなもんさ。
さて、明日はフェリーにのる話だ。今日は頭が痛いんだ。とっとと眠らせてもらうとするぜ。読者諸君、御機嫌よう。くれぐれも寝冷えには気を付けておくれ。

2011/09/06

Post #297 改めて言っておきますが

親愛なる読者の皆の衆、ムシュゥ・エ・マダァム、レディース・アンド・ジェントルマンの皆さんに、改めて言っておきたいことがあるんだ。そう、言っておきたいことがあるんだよ!
それは君たちにとっては、大切なことじゃないかもしれない、しかし、俺にとっては大切なことなんだ。
OK、聞いてくれ。そして理解してくれ。
難しいことじゃない、スゴク簡単なことなんだ。
『このブログの文章と写真は、基本的には何にも関係ありません!』
Istanbul,Turk
どうだい、簡単だろう。
たとえば、日本の政治についてブリブリ怒っていたりする文章と、パリの街角で見かけたおねーさんに、何らかの関連があるかといえば、どう見てもフツー無いでしょうよ。
そりゃ世の中というのは、風が吹けばおけ屋が儲かるという奇奇怪怪なことがフツーに起こっている複雑性に満ちた世界なわけですから、まったくカンケーないとは言えないかもしれないが、少なくともこのブログに書いてある文章に関してはだねぇ、簡単明解に言って、何のカンケーもない。
俺は、まぁ写真と文章という二つのメディアがあるわけだから、それぞれに全く異なることをやったほうが、広がりがあっていいかと思っているんだが、どうだろうか。いちいち自分が撮った写真の解説をしたり、撮影に至ったいきさつや、そのご苦労話するのも、何だかべっちょりしてて嫌な感じだ。とはいえ、時にはドキュメントみたいなものも作ってみたいけれどね。
所詮、写真は写真であって、極論すれば『好き』か『嫌い』しかないだろう。
だったら、言葉でもって写真そのものの訴求力を上げようとするのは、ちょっと違う気がするんだ。
しかし不思議なことに、この文章と写真は、リンクするものとして皆さんに認知されているようなんだ。というのも、文章量が落ちると何故か不思議なことに、PVも文章量にリンクするようにして低下するんだ。これ不思議。
訳の分からんどっかのイカれたおっさんの身辺雑記に、旅行の思い出、それに社会や政治に対する批判的な記事。俺のブログに書いてある文章なんて、そんなもんだ。誰にでも意見はある。俺は俺の意見や経験を表明する場を、ブログ上に設けただけなんだ。まぁ、一種の笑い話みたいなもんだと思ってもらえるとありがたいもんだ。切実な笑いかもしれないけれどね。
俺自身の中では、『写真』こそが、見て欲しい、味わって欲しいものなんだ。つまり、このブログの神髄なんだ。
なら、文章書くの止めればいいじゃないかって言われそうだが、それじゃ、問題のすり替えだ。それじゃ、このおれのブログがごく一般的な写真のブログになってしまうじゃないか。世間様と同じことをやってちゃ、世間に埋没してしまうぜ。
写真がつまらないと言われれば、それは仕方ない。けど、こう見えて俺は自分の写真に関して、実はちょっとした自信があるんだぜ。もちろん中にはつまらないものも、へたっぴなあることだろう。そして写真を見てくれる他でもない君自身の、好みの問題もあるだろう。
けれど、本当に君たちに見て欲しいのは、写真なんだよ。分かっておくれよ。
Istanbul,Turk
だから、写真そのものに関するコメントなんかもらえると、うれしいのさ。それがたとえ、この写真、好きだとか、嫌いだとか、面白いとかつまらないとか、そんな端的なモノでも構わないんだ。写真に関してコメントしておくれよ。                                              
眠くて堪らないぜ。言いたい事だけ一方的に言って、今日は失礼させて頂くぜ。
おやすみなさい、わが親愛なる読者諸君。

2011/09/05

Post #296 いつも不思議に思うこと

家に帰ってTVをつけると、今回新しく厚生労働大臣になったオバサンが、満面の笑顔でタバコを増税し、ひと箱700円にしたいと言ってやがる。嬉しそうに、ニコニコしながら。
イラッとするぜ。
この手合いが言うのは、国民の皆さんの健康の為なんだそうだ。タバコは毒物だからね。
あぁ、彼らの言い分はよくわかる。よくわかるけれど、あえて言わせてもらうぜ。そんなにまでして、長生きしたくないぜ。そんなに毎度心配ならば、いっそ禁止したらどうだい。抜本的だろう。まぁ癌に関しちゃ放射能もかなり危険だけどな。東電さんには税金を投入してるってのに、一般の国民からはいじめのように増税かよ。
何故だろう、いつも不思議なのさ。サッパリわからない。
タバコがそんなに危険な毒物ならば、どうして禁止にしないんだい?
本当に俺達愚かで忘れっぽい国民の健康を思いやってくれるのなら、一思いに禁止すればいいじゃないか?どうしてしないんだ。毒なんだろう?乱暴を承知で言わせてもらえば、放射能やフグと同じさ。
それとも何かい?日本のタバコ農家の皆さんに、いい顔したいのかよ?そして、その後ろに控える農協と第一次産業従事者が怖いのかよ。これじゃ、生かさぬように殺さぬようにさ、まったく。
 The Grand Bazari in Istanbul,Turk
大麻は禁止、覚醒剤は禁止。そりゃ、当然だろう。
タバコも体に有害だけれど、税金がとれるから合法!
タバコ産業を保護したいから、農協さんが怖いから、禁止するなんて極端なことはせず、税金を上げていきましょう!
冗談じゃないぜ、そんなに健康が大事だって言うなら、いっそすっぱり禁止したらどうだ。そしたら俺は裏山や河原にこっそりタバコ畑を作って楽しませてもらうさ。
北朝鮮やアフガニスタンでは、ケシを栽培して覚醒剤を作るのが、農民の最大の収入だ。けれど、いくらその農民が路頭に迷うことになっても、ケシの栽培は犯罪を引き起こし、覚醒剤常習者の心身を蝕むのだから、彼らにはケシ栽培を辞めてもらわなけりゃならないだろう。だからこそ、覚醒剤は禁止だって、子供だってわかる。まぁ、そうは言っても、我が国も戦争中には兵士たちにガンガン覚醒剤を投与して、眠らずハイテンションで戦争、つまり人殺しが出来るようにしていたんですがね。今の北朝鮮と大差ない、いやそれ以上にたちが悪いぜ。シャブ喰った連中の、首切り競争などのどんちゃん騒ぎのおかげで、日本人はすっかり嫌われ者になっちまった。
おお、その覚醒剤とタバコはどう違うのか、教えてくれよ、おえらいお大臣さんよ。
Istanbul,Turk
どちらもしつこい習慣性があるぜ。頭がおかしくなるのも怖いけれど、癌になって死ぬのもたちが悪いぜ。それとも、頭のおかしくなった奴が、訳のわからない犯罪を犯しまくって社会の秩序を乱すのは国家にとっては大問題だけれど、愚かな国民が、自分の好きでタバコを吸って、肺を腐ったカリフラワーのようにして苦しんで死んでいくのは、社会統治に問題ないから、禁止せずに金づるにするちゅうのかい?
ナベでカエルだかドジョウを煮るようにジリジリ税金を上げていくくらいなら、いっそ禁止しちまえよ。その笑顔から透けて見えるぜ、永年専売で国民をニコチン中毒にしておいて、税金を搾り取ろうっていう偽善者根性が。

それにあいつらはいつも口を開けば、ヨーロッパではこうだ、アメリカではこうだって力説するんだけれど、タバコの値段のこと以外は、あちらの先進的な政策を参考にすることは、ほとんどない。
厚生労働大臣なら、日本が国際労働機構事ILOの条約を、いつまでも批准しないのは何故か説明してほしいんです。
日本の労働者にも、ヨーロッパと同じようにバカンスがあってもいいでしょう。フランスは法律で決まってるんですが、どうですか?
有給休暇の完全消化を怠っても、企業に何の罰則がないのはどうしてですか?
未だに男性と女性では給与体系が異なっていたりするのは、どうしてですか?
御用組合と経営者が36協定というイカサマ協定を締結すれば、過労死するほど残業してもOKなのはどうしてですか?
もう10年もの間、年間3万人を超える人々が、自殺してしまう原因は、どこにあると考えているんですか?
俺達国民の、健康で文化的に生きる権利を、あなたはどう守ってくれるんですか?
厚生労働大臣なら、開口一番たばこ増税じゃなくて、山住する問題に対して、真摯にしかし、粘り強くしたたかに立ち向かう決意こそを、述べるべきじゃないんですか?
厚生労働大臣なら、同一労働、同一賃金や夫婦別姓の実現に、どのように取り組んでいくつもりか、教えて欲しいもんだ。
厚生労働大臣なら、増え続ける生活保護受給者を、可能な限り資本の流れ=社会に復帰させていくようなシステムをどのように構築していくべきかについて、どう考えているんですか?
厚生労働大臣なら、海外から奴隷労働と批判されている研修制度、未だに解決を見ない年金問題、機械の部品のように使い捨てられ続ける非正規労働者への保護と制度改善等々などなど、真っ先に取り組むべき課題は多々あるんじゃないんですかねぇ?
えっ、どうなんだい!キリがないぜ!
それとも、経団連さんの御要望には忠実で、その分、誰からも文句の出にくい世間の嫌われ者ニコチン中毒の皆さんに、税金を課していこうって方針なんですかい?
はっきり言わせてもらうけど、煙草も吸わずに長生きしても、何も面白くないぜ。
俺の人生、最後に死ぬのは俺なんだ。だから放っておいてくれ。
あんたらに心配されるのだけはゴメンだぜ。結局は税金が欲しいだけのくせに、満面の笑みで上っ面の心配してくれなくて結構だぜ。
さて、一服つけさせてもらうとするかな、クソ喰らえ!