2012/06/13

Post #563 TRANSIT #3

航空会社の用意してくれたホテルは、空港にほど近いホテル・ランタシピというホテルだった。バスに乗って、ホテルに向かう。春とはいえ、ココはフィンランド。ヒジョーに寒い。ムーミンが一年の半分冬眠しているのも納得だ。ちなみに、ムーミン一家は冬眠から覚めると、虫眼鏡で写真のフィルムに火を点ける。きっとその火を神聖な火として考えて、竈に移して絶やさぬようにするのだろう。
Helsinki イカにもタコにも北欧のおっさん
ホテルの部屋はまぁまぁだ。中庭には子供たちが作ったのだろうか、不細工だけど可愛らしいイースターバニーが満面の笑顔で佇んでいる。特大のサーモンのソテーを早めの夕食として食べてしまうと、やることは無くなった。そこで、ホテルの脇を走る幹線道路に設けられたアンダーパスをくぐり、バス停に向かった。バスに乗ってヘルシンキの街に行ってみることにした。足元は雪どけでぬかるんでいる。白樺の木々を渡る風は、冷たい。俺達はコートを持ってこなかったことを悔やんだ。
Helsinki

2012/06/12

Post #562 TRANSIT #2


Helsinki
この時、同行者つまり連れ合いは、EUの入管でパスポートが無いことに気が付き、大慌てだった。
もう一度、全ての乗客が降りた飛行機の中を、空港職員のおばさんに探してもらったりして大騒ぎだったんだが、俺はと言えば、どっかに必ずあるだろうってタカをくくってのんびりこんな写真を撮ったりしていたんだ。
ぼんやりと、万が一出てこなかったら、あいつ、強制送還だなぁ・・・、うむ、そうなるとこの先の旅行は俺一人か・・・、厄介なことになるなぁ・・・、などと考えながら写真を撮っていたんだ。
まぁ、シートとシートの間からポロリと出てきたから、何の問題もなかったんだけどね。

2012/06/11

Post #561 TRANSIT #1

あるとき、ヨーロッパに向かう飛行機が遅れ、乗換地点で一泊することになった。
それは、フィンランドのヘルシンキ郊外の飛行場だった。
Helsinki