2013/07/22

Post #883 Praha 第四便

Praha,Czech
自民党、歴史的な圧勝。
俺には悪無限に思える。しかし、それを選んだのは俺達国民自身だということだ。
この先、日本の社会に何が起こってゆくのか、俺はじっくり見てみることにしよう。
自分たちと意見の異なる人々を、恥ずかしい大人とか左翼とか切り捨てるような一党独裁型の政治が、俺達の社会をどのように変えてゆくのか?
原理原則を軽んじて、目先の利益につられた国民が選んだ政権によって、この国の形がどう変わってゆくのか?
俺はそれを、自分の身の周りを通じて、じっくり観察してゆこう。
俺はそんな姿勢を、プラハで写真展を見ることが出来た二人の写真家、Victor KolářとJaroslav Kučeraから改めて教わった気がする。
写真は記録なのだ。自分の身の周りの人物事物の姿から、何が起こっているのか、克明に記録するための記録なのだから。
憶えてろよ!
読者諸君、失礼する。アベノミクスに浮かれているうちに、引き返す事の出来ない道に踏み込まないことを願ってるぜ。

2013/07/21

Post #882 Praha 第三便

Praha,Czech
昨日の夕方、仕事に出かける前に近所のカメラ屋で先日の旅行のネガ37本を受け取り、カバンにビュワーとルーペとダマートペンと一緒に詰め込んで、夜の仕事に出かけた。
仕事がそこそこ早く終わる見込みだったのだ。しかし、今の仕事は車での通勤が禁じられているので、朝、始発電車が動き出すまで、帰る術はない。残念な話だ。現場の詰所で朝を待つか仮眠するしかないわけだ。
そこで、俺は時間の有効活用のために、ネガの束を持って仕事に行ったわけだ。
案の定、夜中の2時過ぎには仕事は片付いた。リクライニングの椅子で眠るのは、身体に負担が大きい。ココはせっかくだからネガを見ることにしよう。
俺はじっくりとネガをチェックして、ネガの入ったスリーブにダマートペンで四角く枠を書き込む。それが実際にプリントするときには大まかなトリミング指示になるわけだ。
ヘルシンキの路上で昼間から酔いつぶれる青年。ドブロヴニクの街角で観光客を誘う女たち。ザグレブの市場のおばはん。ブダペストのゲイパレードに参加するため男性器の扮装をした男。シャッターをきられたことに気が付き、俺に『ちょっと待て、あんた今写真撮っただろう?撮ってたら、殺す!』と凄んできたプラハの黒人。そして数多くの老若男女・・・。それぞれに、写真を撮った時の感覚や記憶が蘇る。
これらの全てをプリントしない限り、俺の旅は終わらないのだ。
始発ギリギリまでチェックし続け、選定されたのはおよそ560カット。
このヨーロッパ中部戦線を平定するには、いったいどれほどの時間がかかることだろう。
まだ、トルコ戦線もモロッコ戦線も、インドネシア戦線も平定されてはいないというのに・・・。
まぁいいさ、気長にやらせてもらうぜ。なんせこちとら、商売でやってるんじゃないんだからな。
読者諸君、失礼する。

2013/07/20

Post #881 Praha 第二便

Praha,Czech
日本に戻る朝、ホテルを9時半に出ることにしていたんで、カミさんと一緒に朝の散歩をした。
前日までの暑さは和らぎ、道行く人々の服装も、心なしか昨日までとは違う。
その前の日までは、どいつもこいつも男は短パンにTシャツ、刺青丸出し、女はスパッツに同じくTシャツかタンクトップだったっていうのに、その朝に限っては、いかにもヨーロッパ人ってカンジの服装だった。
無理もない。そのあとで空港まで乗せて行ってくれた車の外気温計を見ると、16℃だったんだから。少しは温かそうな格好をしたくなるのが人情だ。
どうでもいいけど、欧米のおねーさん方は、スパッツを身に着けていても、その上に短いスカートとか合わせたりしないようだ。
おかげで、体のラインが丸見えだ。下着のラインはあまり目立たないので、Tバックの下着を身に着けているんだろうとおもう。まぁ、カミさんも一緒なんで確かめる術は無いんだけれどね。
それはべつに若い子だけに止まらず、いい年をしたおばさんも、崩れたラインを気にする風でもなくそんなんだし、スタイルのいい娘だけがそうなんじゃなく、デカいおしりと逞しい太もものムチ子も、なんにも気にせずそんなんだ。
日本にいるときに、その手の欧米人女性を見かけると、物珍しかったが、あちらではそんなんばかりで、いささか食傷気味で、写真のようなスカッとした女性を見ると、思わずおおっ!と思うわけだ。
思うに、あのスパッツって、日本の女の子の〝スウェットにキティサンダルでコンビニ〟とかいうだらしないスタイルと同じような感覚なんではなかろうかと考えてしまった俺なのさ。
まぁ、どうでもイイことだけどね。
読者諸君、失礼する。はるばるヨーロッパまで行って、そんなことばかり考えているなんて、俺も笑止な男だな。