2015/04/19

Post #1474

Dubrovnik,Croatia
快男児でいたい。

誰に対しても朗らかに親しみ、胸襟を開いて受け入れる漢でいたい。
人の目なんか気にすることなく、楽しいときには大きな声で笑い、悲しいときには涙を流せる素直な男でいたい。

若者や子供たちに親しまれ、仲間からは信頼され、老人からは頼りにされる。
そんな男でありたい。自分の大切な人の笑顔を守れるような男でいたい。
女たちからも愛されるなら、なおヨシだが、それは高望みのしすぎだろう。
俺のようなフーテンには分不相応だ。

自分の肩書や資産の量で勝負するのではなく、まったくの素っ裸、一人の人間として世間、世界に対峙して、踏みとどまり、なお一歩を踏み出せるような勁い男でありたい。
自分の理性が受け入れないことには、断固として反対し、孤軍奮闘するような、一人の男でいたい。ちなみに、アナーキストってのを定義すると、自分の理性が承服しないことに対して、断固として反対する者のことを言うのだそうだ。
それでいけば、俺は間違いなくアナーキストだ。俺は今の政府のやり方には、まったく承服できないからな。

さて、この平成の快男児、昨日はプリントするつもりだったが、ネガを選んでいる最中に、ネガの管理台帳が、先日のパソコンのクラッシュの影響で、わやになってまっとる(これは名古屋弁でダメになっているという意味だ)ことに気が付き、何時間もかけて精査し、再構築していたんだ。何しろ、もうすぐ旅行だからな。しこたま写真を撮ってくるから、整理しておかなければ大変なことになっちまうのさ。
おかげさんで、これっぽちもプリントすることなんてできなかったよ。
くそ!せっかくの機会だったのにな。
そんなときもある。しかし、そんなときばかりだ。
俺は人生を空費してしまったようなさみしい気持ちになる。

今日こそは、これから飽きるまでプリントしよう。天気はぐずつき模様。外に出かける気にもならないしな。そして、誰も俺を誘ってはくれないだろうし。

読者諸君、失礼する。男には、一人の時間が必要だ。それは創造的な時間なのさ。

2015/04/18

Post #1473

Essaouira,Morocco
今夜はプリントしたいので、手短に済まそうか。

自分にとって、大切な人が悲しみにくれているときに、俺にはその悲しみを癒してやることはできない。
俺は神様でも仏様でもないので、起きてしまったことを、そしていずれ必ず起きることを、どうしてあげることもできない。どれだけ何とかしてあげたくても、俺もまた無力な人間に過ぎないからだ。

当然のことだ。

けれど、せめてその悲しみを理解し、その人の心に寄り添っていられるような人間でいたい。
その悲しみの幾分かを、ともに分け持って、担うことできる人間でいたい。
口元を一文字に結んで、嘆き悲しむ人のそばに、寄り添っていたい。
それで何か、俺に得があるわけでもない。自分がそうしたいから、そうするだけだ。
できることなら、その人が喜んでいるときに、その喜びをともに感じることができたなら、なおヨシだ。
人生の意味は、そこにある。資産を増やすことなんかには、人生の意味なんかない。

そんな人間で、俺はいたい。
それが俺の小さな願いだ。
けれど煩悩深重な我が身を省みると、それすらも大きすぎる願いに思える。

もっとも、人によってはそんな願いを持ってる俺に、反吐が出るというだろうがね。
もちろん、そういうことをあえて言ってしまう自分自身が、とんでもない偽善者に思えて、不愉快にもなる。
けど、言いたいから言っているのさ。

読者諸君、失礼する。俺はまともなニンゲンになりたいと願っているんだけど、そう願えば願うほど、世間の常識から離れていき、ろくでなしのように扱われるのさ。そんなもんさ。

2015/04/17

Post #1472

Helsinki
人生に、もっと冒険が欲しいものだ。
安定なんて、退屈じゃないかい?
毎日まいにち、同じ電車に乗って、同じデスクに座り、仕事をして何十年なんて、考えただけでもぞっとしちまう俺なのさ。
人生が、パソコンやスマートフォンの画面の上だけで進んでいくなんてのは、御免こうむる。

自分の足で、どこか見知らぬ土地に出かけ、見も知らない人と出会いたい。
毎日、いろんな考えの人と話し合ってみたい。
その人たちに、世界がどう見えているのか、知りたいし、理解したい。
花の香りに誘われていたい。
人々の声に耳をそばだてていたい。
美しい女性に目を奪われていたい。

思い描く世界は発見に満ちている。
まだ見ぬ人々は、俺をワクワクさせてくれる。

けれど、実際には毎日が物足りなくて仕方ない。
あんまり物足りないんで、たまには紛争地帯にでも行ってみたくなるし、鬱病のパイロットの操縦する飛行機に乗ってみたくもなる。もちろん、ブルース・ウィルスやスタローンみたいに、そんなピンチをギリギリで切り抜けたりして、笑い話にしてやるのさ。

さてと、今日で、しばらく仕事からは解放だ。
もちろん、打ち合わせだの、請求書だの帳簿だの、次の仕事の営業活動なんかは、やっぱりやらないとヤバいんだが、とりあえず自由な時間が手に入るのさ。誰も俺には構っちゃくれないから、一人で家に引きこもるのさ。

今年も俺が、年明けからほとんど休みなく突っ走ってきたのは、お馴染みの読者諸君はご承知のこったろう。店舗内装の現場監督って仕事は、決して嫌いなわけでもないけど、これだけやってて年老いて死んでいくのは、退屈でしょうがないのさ。

君は、みんなそうして生きているっていうんだろう?
冗談じゃないぜ。
こう見えて俺は、生まれついての道楽者なのさ。
歌い踊ることが大好きだし、本を読み耽ることも大好きだ。そして、もちろん写真を撮ってプリントするのが大好きだ。ついでに言えば、女の子も大好きだ。向こうはそうでもないみたいだがね。

しかも奇遇にも、明日からはカミさんは仕事で出張だ。しばらくは俺一人の生活だ。
心置きなくプリントでもさせてもらうとしようかな。

読者諸君、失礼する。こうしちゃいられないぜ。さっさと眠るさ。なんせ、今日で仕事が一区切りなんだからな。